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11月号『 丹波・但馬地方 産地研修を終えて・・・ Part2 』Ⅴol.70

11月号『 丹波・但馬地方 産地研修を終えて・・・ Part2 』Ⅴol.70



 みなさん、こんにちは!今月も徒然日記を投稿したいと思います。

 

 いよいよ今年もあと1ヶ月となりました。『光陰矢の如し』 と申しますが、本当に2014年もあっと言う間の1年であったように思います。この1年の総括は、12月号でしっかりとご紹介させていただく予定ですが、今思うになかなか充実した内容の濃い1年間であったと実感しています。



 と申しますのも、今年年初から直営店舗でありますドリーム東大阪店に従事したことに起因いたします。まだまだ本格的に現場従事とはなりきれていませんが、本部の仕事を兼務しながら、20数年ぶりにレジ打ちしたり、配達したり、リフトに乗り倉庫での商品の出し入れなどの仕事をこなしてまいりました。

 



 そして、何よりも東大阪店にご来店されるお客様との接点が増えることにより、接客の楽しさと難しさを体験させていただいております。さらには、改めて現場従事者の大変さも理解しながら、毎日一緒に段上店長や松藤チーフ、そしてパートの堀井さん、さらには大学・高校生のアルバイト諸君等、スタッフ全員と良い雰囲気で働いております。



これで、売上が順調に伸びていたらね最高なんですがね!現実は、そううまくはいかないのが世の常です!まあ、そちらの方はコツコツと頑張るしかないですがね。ただ、そんなに悠長なことはいっていられない状況下でもありますが・・・。



 しかし、毎日元気で楽しく仕事が出来るのは幸せなことだと思います。と同時に私を支えて頂いている周りの人すべてに感謝の思いでいっぱいです。そして、この体験と成果を再度チェーン全体にフィードバックして各店への次なる目標事例へと繋げていければと願っております。どうぞ、ご期待ください!

 



 話は変わりまして、今年の冬ギフトの出足は?といいますと、東大阪店では順調な動きを見せております。先日も、今年の夏に新規でお中元ギフト150セットお買い上げいただきました法人のお客様が、ご来店いただき何と100セット増えて257セットご注文いただきました。金額にして、約35万円、ヤッタね!



 ただ、会社へギフト全てを11/30までのお届けなんですが、包装が大変!何と贅沢な悩みだとおっしゃるかもしれませんが、私自身の性格上寡黙にコツコツと作業することが本当に苦手なんです。しかし、そこはプロの商売人、スタッフの誰にも負けない速さと丁寧さで大口包装をこなしていきます。ちょっと自慢していますが・・・。(笑)



 今年の冬ギフト包装総数は、おそらく 2500個 ( 昨年対比120%) は超えると予想しています。1日100個が25日間続くわけです。風邪などひいてられません!老体鞭打って頑張りたいと思います。本音のところ、忙しいことは大歓迎で、気合が入って疲れなど本当に感じないのが不思議な位です。そうです、まだまだ若いもんには負けられまへん!



 さて、大阪のおっさんのしょーもない話は、この辺にして前回の続きであります 『 丹波・但馬地方 産地研修を終えて・・・ 』 の探訪記Part 2 をお話ししたいと思います。

 



 前月号では、有機肥料にこだわる宮垣さんのお米をご紹介して終わりましたが、その後松葉ガニで有名な香住漁港手前の 『香住鶴福壽蔵 』 へ車で移動いたしました。酒蔵視察は、かつて鹿児島県南さつま市の本坊酒造株式会社津貫貴匠蔵へ訪問して以来10数年ぶりの事でした。

 



 現地では、福本専務、松本杜氏、森上営業課長にわざわざお出迎えをいただき、福本専務より会社概要や酒蔵の歴史等をご挨拶を兼ねてご説明頂きました。その後、参加者全員手洗いの後、ヘヤーキャップ着用し、いよいよ 『福壽蔵』 見学スタートです。

 



 香住鶴さんのお酒の特色は、すべての商品が生もと・山廃造りであることです。生もと造りとは、江戸時代から続く酒造りの伝統技法で、櫂を使って米と麹をすり潰す 「山卸し」 という作業を行う事です。そして、発酵力の強い優良酵母を育て、天然の乳酸菌や微生物の力によって、奥深いふくよかな味を醸し出し、約1ヵ月の日数と手間をかけて日本酒本来の風味を造り上げることです。



 また、「山廃造り」 とは、上記の工程の中で 「山卸し」 を荒櫂や暖気樽入れをもって代行し、廃止する技法だという事です。私自身、親の酒屋を継いで以来、何十年となりますが、日本酒についての知識はまったく無知でございまして、改めて今回の見学で日本酒についての奥深さを感じさせていただきました。

 



 さてここで、私のように日本酒を販売しながら、まだまだ不勉強の方々に 「日本酒の出来るまで」 の製造工程を図式化した資料を見つけましたので、ご紹介いたしたいと存じます。基本的な工程でございますので、あらためて復習を兼ねてご覧いただきたいと思います。
『釈迦に説法』 となりましたら、ご容赦いただきたいと思います。

 
   【ココをクリックで拡大ページへ】


 

 



 今回の酒蔵見学は、かつて私が経験してきた蔵見学の中で一番勉強になったものでした。各工程を懇切丁寧にご説明頂きました。そして、上記の図式通りにその工程一つ一つを詳しく杜氏の松本氏より聴講し、最後の瓶詰め工程の説明にて終了いたしました。



 そして、いよいよ次はお楽しみの香住鶴各商品の試飲会となります。一番価格のリーズナブルな「山廃仕込 但馬の誇り」から始まり、「山廃 大吟醸」 まで10アイテムほど、テイスティングさせていただきました。



 余談になりますが、実は今年のお正月に家内と長女三人で香住鶴さんの近くに位置する城崎温泉に行ってまいりました。その際、旅籠でカニ料理と一緒に出された冬季限定の香住鶴「しぼりたて 山廃 純米生原酒」 がカニとのマリアージュで抜群に美味しかったことを覚えています。

 



 今回の酒蔵見学の試飲で一番楽しみにしていたのが、その「しぼりたて」でした。しかしながら、冬季限定という事で、商品化が一ケ月後というお話しでした。残念!!ただ、その時に試飲させて頂いた「山廃 純米原酒 二夏越え ひやおろし」 がこれまた大吟醸よりも旨かったぁー。 まるみがあって、しかもコクがある。いろんなお酒に出会えるのは、本当に楽しいもので驚きでもあります。



 さらに驚かされたのは、約一時間の見学が終わり、香住鶴 「福壽蔵」 からの帰りぎわ、福本専務より参加者全員にその「ひやおろし」をお土産に用意して頂いたことでした。さらには、「香住鶴 酒 大福餅」 まで添えていただきました。

       


 本当に、何から何までのお心遣いをいただいた事に感激いたしました。これこそ、まさしく「お・も・て・な・し」の心という事ではないでしょうか。創業290年の歴史を形成しているものは、単なる酒質だけのものではなく、そのクォリティを支えるスタッフ全員の情熱とおもてなしの心にあるのでは、とその社風と文化性に感じ入りました。



 今回の酒蔵見学は、いろいろな意味で勉強になるものでした。ちなみに東大阪店では、さっそく香住鶴コーナーの売場を作り、お客様に今回体得した造り手の思いを伝えることにいたしました。何と結果はすぐに出てまいりました。香住鶴販売金額 昨年対比 200% という11月の実績が、はじき出されました。

 



 まだまだ、基礎数が小さいこともありますが、日本酒担当の松藤チーフの努力の甲斐あって好結果に繋がりました。さらに驚いたのは、香住鶴に引っ張られて地酒全体の伸び率が140%、さらになぜか低価格パック酒までが110%、日本酒全体では、昨年対比 125% の伸び率となりました。店舗全体の売上が昨年対比95%、客数93%の中で日本酒カテゴリーの伸びは、何を物語っているのか・・・。



 ここで、検証すべきことは、造り手の思いの中に 「情熱とおもてなしの心」 が大事ですよ、と申し上げました。われわれ販売する立場のスタッフもその 「情熱とおもてなしの心」 が必要なのではないでしょうか。そして、数字に裏付けされたものとして・・・。目先の売上や利益という数値ではなく、本来の分析管理という重要さを再認識して頂きたいと思います。



 『頑張っている』 というだけでは、ダメなんです。どのように頑張っているのか、そして頑張った結果がどうであったか、数値で検証し、良いも悪いも次に繋げていくことの大切さをご理解いただきたいと思います。



 さて、みなさん次に日々の販売活動の中で、情熱を持って従事されているでしょうか?実は、こういう私も 『NO』 と言わざるを得ません。情熱を持ち続けるという事は、本当に大変な事です。ただ、今回の酒蔵見学で私は日頃忘れていた情熱というものを覚醒させていただきました。



 私は、25年ほど前から酒販業界内のいくつかの組織に加盟させていただいておりました。その中で、学んだ事は組織とはどうあるべきか?そして、組織をどのように運営していくべきか、さらにはそのために必要なシステム化やそれを遂行するためのマニュアル作りに携わってまいりました。



 また、組織の栄枯盛衰もその中で体験してまいりました。そのことが、現在のドリーム、酒匠米匠チェーン運営に活かされてきたと自負いたしております。そして、そのチェーンを西田社長にバトンタッチして4年の月日の中で徐々にその使命と責任を彼に委譲してまいりました。



 今年あたりから、その任務も徐々に軽減され、東大阪店での現場従事に専念できるようになってまいりました。その中で、呼び覚まされたのが 『酒屋スピリット』 でございます。もう一度原点に回帰して今回のような日本酒の商品知識に始まり、接客技術や情報伝達のあり方などを学んでいこうと思っております。



 かつて20年前に宅配専門店のイノウエ酒販が、店舗移転して酒DSという業態で成功を収めました。しかしながら、その 『お酒の安売り』 という成功体験は逆に今の時代に生き残るための阻害となることを自覚し始めています。もちろん、価格でお客様を呼び込むことも大事な要件です。



 しかしながら、今となっては競合同士の低価格競争が業界全体を疲弊させ、減収減益の状況を作り出しているとも言えます。先日の日経新聞によりますと、いつも話題に出ます「コスモス薬品」が、現在近畿2府4県内にある30店舗が、今後10年以内に何と1000店舗に増やす とありました。

 



 このような商環境の中で、われわれチェーンはどのように対策を講じて進化していかなければならないのか。今回の酒蔵見学で何かそのヒントをいただいたように思えます。



 今後の方向性として、言われ尽くした言葉ですが、お客様との密着度の強化、絆づくり、そしてそれを成し遂げるための 『専門性と伝える力』の強化 を常に念頭に置きながら目の前の年末商戦を戦って頂きたいとお願いいたしまして、今月の投稿を終えたいと思います。



 今月もご覧いただきまして誠にありがとうございます。

    それでは、ごきげんようさようなら



 〔P.S〕これより257セットの包装に取り掛かります。ガンバロー!

10月号 『 丹波・但馬地方 産地研修を終えて・・・ 』 Ⅴol.69

10月号 『 丹波・但馬地方 産地研修を終えて・・・ 』 Ⅴol.69



 みなさん、こんにちは! 今月も徒然日記を投稿したいと思います。



 今朝、大阪では今秋初めて最低気温が10℃を下回ったという報道がありました。いよいよ秋深しと申しますか、晩秋の季節となってまいりました。そして、今年も余すところあと二ヵ月になってまいりました。





 この時期から、いよいよ我々の現場においては、『冬ギフト商戦 』 への準備で慌しくなってまいります。昨日もドリーム東大阪店では、昨年お歳暮購入者様へのDM封入が終わり、本日郵便局への発送依頼も完了致しました。既存客発送軒数は、644軒でその中でのギフト発送総個数は1574個でありました。

 

 東大阪店での昨年の冬ギフト販売実績は、個数ベースで店頭お渡しも含めて2021個で、金額ベースでは、売上額504万円・粗利益額103万円でした。今年の目標は、ちょっと強気で昨年対比120%を狙っております。



 といいますのも、今年のチェーン行動スローガンに基づいて、東大阪店では日々の営業活動の中で 『近くて便利 まちギフト』 を連呼してまいりました。連呼といえば、ちょっとオーバーかも知れませんが、本当にギフトカテゴリーに自店の今後の命運を賭けております。

 

 そんな意味でも、今年の冬ギフト商戦に取り組む気合の入れ方は例年以上のものがあります。いよいよ始まるということで、『武者震い』する思いでいっぱいです。空回りしないよう、準備の段階でやるべきことはキチッとやりきって、冬ギフト商戦に突入していきたいと思います。



 そこで、毎年この時期に必ず『徒然日記』に掲載しているデータを今回もご紹介して、私も含めて皆様方に冬ギフト対策について勉強していただきたいと思います。





  【 2014年 冬ギフト商戦のワンポンイト 】



 毎年この時期になるとアサヒビールさんが、外部コンサル会社に依頼して『今年のお歳暮傾向値』としてネット上で発表されております。「ハピ研」(青山ハッピー研究所)というんですが、今年も傾向値を調べて見ますとほぼ昨年と同じようなデータが出てまいりました。昨年のデータをベースに今年のお歳暮商戦の参考にご覧頂きたいと思います。



 まず、「この冬お歳暮を贈りますか?」という設問に対して、60.1%の方が贈答意向があることが確認されました。過去の同時期に実施した調査では、2009年では63.1%、2010年が65.0%、震災のあった一昨年は54.9%とやや意向が下がったものの、この冬は60%台までギフト需要が持ち直しつつあることが伺えるようです。



 このデータから感じ取れるのは、一昨年から本部が提唱する『絆作りマーケティング』の一環としてギフト市場においても、最近では人との絆やコミュニケーションを大事にする傾向も高まっており、身近な家族や友人へのお歳暮ギフトなどを前向きに見直す人々も少なくないようです。

 

 次に世代別についてですが、『贈る予定がある』という声は、若い20代で25.8%と低調であったものの、既婚者の増える30代で39.3%と一気に上昇。さらに40代で44.7%、50代で55.0%と世代とともに徐々に増加し、60代で69.6%70代以上ではピークの69.8%を占めています。

 何と60代以上では、10世帯に7世帯の割合でお歳暮を贈られているわけです。



 このデータから何を検証するのか、そしてどう対策を講じるのかです。我々地域密着型の商いを展開する小規模店舗の実情として、通常どうしても購入単価の低い高年齢層の顧客が中心となっております。ただ、これを逆の視点で捉えてみると、下記のデータ結果から『お歳暮ギフト』は、私どもの店舗においては、顧客(高齢世帯)ターゲットとして最適の商材となる訳です。 『近くて便利 まちギフト』 のコンセプトは、そこのところにあるのです。

 

 さて次は、一家庭あたりの平均贈答件数は、「3.62件」。ちなみに過去の平均贈答件数を振り返ってみますと、2008年が4.04件、2009年が3.96件、2010年が4.18件、2011年が3.99件であったことから、今年の贈答件数はやや減少傾向にあることがうかがえます。最も多かったのが贈り件数「2件」でした。



 やはり、虚礼廃止や節約志向のため、件数減少傾向にあるものの当チェーンにおいて着実に受注件数を増やしている店舗が数店あります。その店舗の活動内容を見てみますと、一家庭当たり一件しか受注できていない顧客に対して、若干のDM費用がかかっても必ず前回お買上リストを送付して受注件数を増やす努力をされておられます。



 ここでも、ギフト好成績店は、やはり新規客獲得活動と同時に、既存客を育てる手法を使っていると推察できます。

 

 そこでくどいようですが、私から加盟店の皆さんに『近くて便利 まちギフト』 をお奨めする理由をいくつか列記いたしたいと思います。

 



そのほか、参考にしていただきたいグラフや表を下記にご紹介しておりますのでご覧いただければ幸甚でございます。



 

 

 

         【拡大画像はここをクリック】PDFファイル



     以上、お歳暮ギフトについての豆知識情報です。 何か参考になりましたでしょうか。





 さて本題に入りまして、今月のテーマは 『丹波・但馬地方 産地研修を終えて・・・ 』 にさせていただきました。



 過日10月20日に加盟店有志の方々及び本部スタッフとで、兵庫県北部に所在する米作農家『宮垣富男さんの田んぼ』と日本酒蔵 『香住鶴 福壽蔵 』 を視察してまいりました。

 

 朝8時集合の夜9時解散のハードスケジュールでしたが、視察内容はとても濃くて充実した研修会となりました。まず、最初に訪問したのが宮垣さんの田んぼでした。あいにくの雨模様で田んぼには入らず、(すでに稲刈りも終わっていましたので・・・) 作業所での説明案内となりました。

 



 ちなみに私の場合、宮垣さんには2年前上記右側のメンバーさん(加盟店様8店舗)と訪問させていただいておりました。前回は、9月後半という事で、鎌で稲刈りしたり、みんなでコンバインを運転させていただいたりで本当にいろいろと楽しく勉強させていただきました。

 

 今回は前述のとおり作業所内で3台連なる乾燥機での玄米乾燥のあり方やこだわりについて、また堆肥場では、宮垣さん独特の土づくりのため、大学の教授との共同研究の中で、そのこだわりについて説明をしていただきました。



 私の場合、酒屋でございますので、そのお米のこだわりや付加価値について、うまく説明できませんので、米紀行「はたやす」さんの畑中氏より、先日宮垣さんでの稲刈り時の現地レポートを頂きましたので、その内容を掲載させていただきたいと思います。

 

 



 

 

 

 



  いかがでしょうか? 上記のこだわりの他にも当日いろいろと貴重なお話をしていただきました。そして、帰り際にはそのこだわりの堆肥で養生した土で育てた無農薬の『丹波の黒豆』を参加者全員にお土産として頂戴いたしました。帰宅してから、早速湯掻いてビールのおつまみで食しました。その美味いこと、最高でしたよ!!



  話は戻りまして、宮垣さんファミリーに参加者全員、研修のお礼を丁重に申し上げ、次なる目的地 『香住鶴 福壽蔵 』 へと向かいました。



 今回の投稿、少し冬ギフトの件もありましたので、長々となりました。そこで  『香住鶴 福壽蔵 』 感動の探訪記は、次回11月号にてご紹介いたしたいと思います。これまた、こだわりの酒蔵さんでして、次回はこの蔵で学んだ事やこの酒蔵訪問をキッカケに、当チェーン内で日本酒担当有志にて日本酒研究会 『日本酒倶楽部 』 を発足させましたので、その活動目的や内容についてお話ししたいと思います。



 



 最後になりますが、今回の産地研修会でお会いした宮垣さん、そして次回ご紹介する香住鶴の福本専務や松本杜氏さん達自ら生産される商品に対する熱い思いをお聞きした時、ふと頭によぎったのは、毎回のように徒然日記にてご紹介しております稲盛和夫さんの言葉でした。



 生産者であっても、われわれ小売業者であっても行き着くところはここかな・・・と思えた今回の産地研修でした。これでまた、上記の方程式の真髄へ少しでも近づけたかなと感じ入りました。



 人との出会いというものは、本当に大切で楽しいものなんですね。これを機にまた気合を入れて今年の年末商戦を頑張っていきたいと思います。

       今月もご覧いただき、誠にありがとうございました。

              それでは、ごきげんよう さようなら

9月号『 商人の魂銀二貫から学ぶもの 』Ⅴol.68

 9月号『 商人の魂銀二貫から学ぶもの 』Ⅴol.68



 みなさん、こんにちは!今月も徒然日記を投稿したいと思います。

 



 “ 天高く馬肥ゆる秋 ”いよいよ日本全国津々浦々に爽やかな秋がやってまいりました。前月号でもお話しいたしましたが、今年の夏のイメージは余り良いものではありませんでしたので、是非とも今秋期は年末商戦に向けての前哨でもありますので質・量とも満足のできる内容にしてまいりたいと思います。



 その先駆けとして、大変嬉しいニュースが昨日入ってまいりました。今夏に酒匠米匠チェーンに加盟されました 『 酒蔵りかこ店 』 (しゅくらりかこてん)様が、9/26 (金) にリニューアルオープンされました。以前は、某大手DSチェーンに加盟されておられたのですが、時代の流れの中でクォリティの高い店舗に変身しなければ・・という強い思いを持たれて我々のグループに参加された訳でございます。



 もちろんビール系飲料を中心とした低価格性も維持しながら、という事でございまして、今秋の全国勉強会にて本部が提唱いたしました『ハイブリッド戦略』、いわゆる安さとこだわりを相併せ持った店舗が誕生したという事でございます。

 



 店舗周辺の商業環境としては、やはり郊外型の小売業が群雄割拠し、厳しい競争に晒されております。今夏には和歌山本拠地の地域スーパー「オークワ」の伊賀上野店が、その厳しさゆえに廃業いたしました。



ただ、自然環境としては、伊賀のコシヒカリの田園風景が連なる、何とも長閑な地域でございます。

 



 オープン後の売れ方も狙い通りのようで、新しく導入した量り売り麦焼酎「どんどこどん」近くて便利「まちギフト」といったような高粗利益商材の購買が促進されているとお聞きいたしております。また親会社であります大田酒造様の付加価値ブランド 「 半 蔵 」 コーナーもアンテナショップとして併設しており(上記画像)、今秋冬の日本酒需要期には、楽しみなアイテム構成となっております。



 今回の新装オープンを起点に地域にとってなくてはならない存在、唯一無二の店舗となりますよう期待して止みません。今後、益々のご繁盛を祈念申し上げます。



 さて、今月のテーマは、『 商人の魂銀二貫から学ぶもの 』 とさせていただきました。



 『銀二貫』 、高田郁 (タカダカオル)さん作の歴史時代小説なんですが、もうすでに読まれた方も多数おられると思いますが、ここであらためてご紹介させていただきたいと思います。ちょっと集中して読めば二日ほどで熟読できる単行本ですが、私にとっては商売に関わる者として大切なバイブル書となっております。

 



 物語の概要としては、江戸時代、大坂の寒天問屋 井川屋の主人 和助が仕入の道中でひょんなことから武家同士の仇討ちを銀二貫で買ったことから始まり、八十二歳で没するまでの商いを通じた生きざまを泣き笑いを取り混ぜて、商人とは・・、人とは・・どうあるべきかを書き綴られております。

 



 大坂商人といえば、淀屋、住友、鴻池、そして三井など、大坂で財を成した大店が代表されますが、井川屋はそうした大店とは程遠いのですが、こつこつと地道に真っ当な商いを通してきた、いわば地域に密着した我々のような中小・零細な商店の鑑であります。



 特に、大坂の老舗高級料理屋 『 浮船 』 に日参し、苦労した甲斐あって納品出入業者として認定されたものの、あることで自ら納品を断りに行くさまは、何とも言えない商人としの魂に感動を持って拍手するものであります。



 そのある事とは、『 浮 船 』 の四代目店主 宗八のビジネス手腕に度が過ぎて、井川屋納品の京丹後産の天草(寒天の原料)を伊豆の天草と偽って料理に出していたという案件でした。当時、伊豆の天草は、貴重品としてなかなか入手困難なもので、余計に評判を呼ぶものとなり、『
浮 船 』 は盛況を博しておりました。

 



和助は、出入業者の立場もわきまえず、いや出入業者ゆえに、店主 宗八に異を唱え、諭しに赴くのですが、案の定、逆に反感を買って出入禁止となる訳でございます。(実際は、和助の方から辞退)



このやりとりを読んでいると、皆さまもご存知の通り、昨年 『食材偽装問題 』 で社会を揺るがした事が頭をよぎりました。メニュー上は、芝エビと表示しながら、実際にはバナメイエビを使用したホテルや料亭など、また最近では牛肉の産地偽装が発覚したしゃぶしゃぶのK店など、消費者を無視した裏切り行為が続出しております。



先日、日経MJを読んでおりましたら、次のような記事に目が留まりました。

 

     マック離れ深刻6割   日経MJ2014年9月22日


日本マクドナルドの社長兼最高経営責任者(CEO)にサラ・カサノバ氏が就いて1年あまりになる。
既存店売上高が前年実績を上回ったのは今年1月だけ。
仕入れ先だった中国の食肉加工会社が試用期限切れの鶏肉を使用していた問題だけではないようだ。
価格・サービスに対する顧客満足度が低下していることも見逃せない。
日経MJは、約1200人の消費者アンケートを実施、「マック離れ」の深層を探った。
                         とありました


 



 その他にも、紙面では 「狭い席、汚れに不満 」 「静かさや接客」 にまでも不満が及びます。いったん、食材などの不正が発覚すると消費者というものは、さらにエスカレートしてクレームをぶつけてくることがよく判りました。

 



 この1年と8ヶ月の既存店売上高と客数の推移を上記のグラフでご覧ください。もしわれわれのような零細な店舗がお客様を裏切ると、取り返しようのないしっぺ返しがやってきて、結果として当然ことながら廃業へと追い込まれていくのです。





  『 商いとは、どうあるべきなのか人として、どう為さねばならないのか 』



  『 人知らずとも良心これを知る 』



一冊 600円の書籍から、学ぶべきものが多くあると確信します。是非とも、お読みになって頂きたいと思います。

       
 話は変わりますが、先日の秋の研修会に参加した際に高砂市の春日野商店 柳田氏にこの 『 銀二貫 』 の本をお薦めしたところ、逆に彼の方から、

 石田ゆうすけ著 『 行かずに死ねるか!』 という本を薦められました。そのうちに時間が出来たら、買い求めようと思っていましたら、先日その本が宅急便にて東大阪店に届きました。



そこで、その際に同封されておりました手紙をご紹介いたしまして、今月の投稿を終えたいと思います。



 




来月は、是非とも 『 行かずに死ねるか!』 の読書感想を述べたいと思います。



今月もご覧いただきまして、誠にありがとうございました。



                それでは、ごきげんようさようなら

8月号  「ひらパー」 挑戦してきましたよ!! Ⅴol.67

8月号  「ひらパー」 挑戦してきましたよ!! Ⅴol.67  

みなさん、こんにちは! 今月も徒然日記を投稿したいと思います。  

さて、今年の8月はなんと言ってよいのか、近年最悪の月でしたね!毎週末は、台風やら豪雨やら天候不順に悩まされ、各店売り上げもいまいち芳しくない状況だと拝察いたします。ただ、広島地区の方々の事を思うと胸が痛み、逆に彼らの事を思えばまだまだ私たちは頑張らねばと思う次第です。
 

 


昨日のTVのお天気予報を見ると、すでに東日本では最低気温が10℃前後となり、秋の気配 となりつつあると報道されていました。でも、いまはまだ8月ですよ! 昨年は、残暑厳しく9月中旬まで“猛暑、猛暑!”という事で、お年寄りが熱中症で緊急搬送!という報道が毎日のように繰り返されておりました。  



毎年、今年の夏は異常気象で・・という文言が飛び交い、過去50年来最高の雨量だったとか、そのような表現も数多くされております。2~3年前までは、ゲリラ豪雨 とか言われておりましたが、今回の広島地区での土砂災害の主因は、『破壊豪雨』 と私は表現したいと思います。本当にお気の毒な事だと思います。  





ただ、今月は悲しいことばかりではなく、喜ばしいこともありましたよ。それは、ドリーム久宝寺店のオーナーであり、そしてかつて私がDCS本部社長在任中の専務として支えていただいた三島氏の還暦お祝い会を開かせて頂いた事でした。
     



4年前、私の還暦祝いをみんなで開いていただいて、昨年12月は新川さんが、そして今回三島さんが60代突入という事で、改めて3人それぞれ年を食ってきたなという思いがよぎったものでした。

 

ただ当の本人は意気軒昂で、年を感じさせないオシャレな親父でございます。その三島さんが、お祝い会翌日にみんなに対して下記のような礼状を送って頂きました。






 常々、加盟店のみなさんや私の周りの人たちに、口癖のように話すことの一つに “仲間がいる大切さ、仲間がいる頼もしさ、そして仲間がいる有難さ!” という思いがあります。 『仲間というものは、有難いものです。仲間のおかげで、悲しみや苦しみは半分になり、楽しさや感動は二倍になる!』(作者不詳)
 改めて、そう思えるひと時でした。

 



さて、もう一つ8月は楽しいことがありましたよ。それが、今月のテーマの『ひらパー』行きでした。大阪・京都地区以外の方は、いまひとつ馴染みのない遊園地なのですが、これまた非常に楽しかった。  



現在、私には5歳と3歳になる孫がいるんですが、まだ残念ながらジェットコースターなどは無理がありますので、今回何年か先の予行演習として、西田社長の次男坊
喬都くん(小5)と長女 琴子ちゃん(小3)を伴って過日8/19に行ってまいりました。

 




 それは、それは、本当に楽しかったです。遊園地に行くのも久しぶりで、確か『ひらパー』(昔は、枚方菊人形展といったものです。)に行ったのは、30年ぶりぐらいだと思います。幼い子供三人と嫁さん共々、暑いなか、今より少なかった遊戯施設で楽しく、苦しく遊んだ記憶があります。いま一度、アルバムを引っ張り出して 見てみたいものです。     



さて、そもそもなぜ?いまさら、遊園地なの・・? という事になりますが、実は、今月初旬の日経新聞を読んでいた時に、下記のような記事が掲載されておりました。



       USJ に挑む、ひらパー 「官兵衛」が、ガチンコ集客 !

         < 日経MJ ・ 8月4日記事 「 戦略を読む 」 から >
 



映画「ハリー・ポッター」がテーマの新エリア登場でにぎわうユニバーサル・  スタジオ・ジャパン(USJ・大阪市)。2014年度の入場客数は開業した2001年 度以来、過去最高を更新する勢いらしい。  



そんなUSJの周辺にあって、老舗遊園地「ひらかたパーク」(大阪府枚方市・  ひらパー)が健闘している様だ。  

 




USJ のハリポタへの投資額450億円。これに対して、ひらパーの今年度の  投資額は、1億円強。 ひらパーの運営会社の親会社は京阪電気鉄道で  遊園地への設備投資に関しては慎重らしい。 悪くいえば渋ちんだ。  



それでもひらパーの7月の入園者数は前年同月比2割増で、ハリポタ開業後  も好調を維持している様だ。  



集客アップの立役者は4月に園長に就いた俳優の岡田准一さんだ。  



「枚方市出身の岡田さんと組むことで、少ない  

      宣伝予算でも話題を提供できている」  

                     と担当者は言う。  



岡田さんの園長就任はお飾りではない様だ。  



与えられた使命は、年間入場者数の100万人 超え(2013年度は95万人)で、達成できなければ解任らしい。  



NHKの大河ドラマ「軍師 官兵衛」で主役を張る俳優でも加減しない様だ。

   



ちょっと三枚目なポスターや、CM出演に加え、集客への提案もする。  園内の絶叫マシンのスリルを高めるために客が着装するアイマスクには  岡田さんの目元の画像がプリントしてある。  この「兄さんアイマスク」(750円)、発売3ヶ月で販売枚数が一万枚を超えた。  



岡田さんの園長起用が当たった理由について、電通若者研究部の吉田将英  代表は「本当にやっている、ガチンコ感が消費者に伝わり、口コミが広がった」
 と分析する。知人同士の口コミの訴求力は強い。  



ニールセンが昨年実施した消費者調査では、情報源として最も信頼できると  回答したのは「知人からの推奨」(84%)で6年前に比べて6ポイント上昇した。  



2001年のUSJ登場以降、関西の遊園地は閉園が相次いだ。 ひらパーは数々  の話題作りを仕掛け、客を呼び込んできた。  例えば、2011年に取り組んだ  世界一への挑戦。  



一斉に水泳帽をかぶった人数、シャツの襟を立てた人数でそれぞれ達成し、  ギネスブックに認定された。  



USJはハリポタに続いて、数年内に新アトラクションを導入する方針だ。  一方、ひらパーは低予算で対抗する方針に変わりはない。  



資本力のある巨大企業に対抗せず、身の丈に合った規模の経営を進める  べきなのは、遊園地に限った話ではない。  



人口減少が進む今日、ひらパーの取組みから学ぶことは多い。

                          ( 編集委員 永井信雄 )                                     という事でありました。
 



そして、『ひらパー』についてコメントした鈴木昂司氏のHPを開いてみると、下記のような注釈がありました。新聞記事と重複する部分がいくつかありますが、ご一読いただきたいと思います。
     



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突然ですが、「ひらかたパーク」(以下、ひらパー)をご存知だろうか? 

関西圏の人には、「ひらパー」で通じる程、誰もが知る遊園地なんです。日本にココだけしかない絶叫マシーンがある訳でもない大阪府枚方市にある老舗の遊園地です。



東の「東京ディズニーランド」(以下、TDL)は誰もが知る“全国区”、西の「ユニバーサルジャパン」(以下、USJ) は、知名度ではTDLには劣るものの、“そこそこ全国区”。 ひらパーは、ローカル色満載の遊園地。



「USJ」 は450億円を投資し、「ハリーポッター」がテーマの新エリアを登場させて話題を集めて集客数を伸ばしています。一方、「ひらパー」の投資額は1億円強。「USJ」 にお客様を奪われていると思いきや、7月の入園者数は前年対比2割増。ハリポタ開業後も好調を維持しているとの事。



好調の要因は枚方市出身の俳優である岡田准一さんを“お飾り”ではない園長にむかえ、CM出演やポスターは当然のこと、集客の提案などを行うことで、年間目標入場者数達成すべく使命が与えられているそうです(目標未達ならば解任)。



ちなみに、帝国データバンク2013年の遊園地・テーマパーク経営企業の実態調査によれば、収入高の大きい企業(収入高によって幾つかに区分)ほど、増収傾向にある。この背景には、大手企業は新アトラクション導入などで集客したものの、他と差別化
できなかった小規模の企業は苦戦したことがあげられます。



少し、「ひらパー」について説明しますね。もともと「ひらパー」は各種の話題づくりで集客を実現してきた遊園地なんです。開園は1912年。(大正2年) 東京浅草・花やしきに次いで、日本で2番目に古い老舗遊園地。 



2000年以降、不況や少子化の影響を受け業績が悪化したものの、“ブラックマヨネーズ”の小杉さんを「ひらパー兄さん」に任命し、テレビCMや広告でプロモーションを展開。また、来園者とギネス記録に挑戦したり、“ひらパー兄さん選挙”を展開したり しています。



ちなみに、ギネス挑戦は・ジーパン白シャツ一斉襟立て人数世界一・スイムキャップ一斉着用人数世界一など、「なに、そのしょーもない挑戦!」と思われそうな記録への挑戦に、ノリのよい関西人を巻き込み、来園者と遊園地側が一緒になって楽しんでいます。 その他にもイベントが目白押し状態なんです。  



このように、大手とは同じ土俵で戦わない方針で事業を運営したきた実績があるのです。  資本力で勝る大手とは正面から戦わないやりかたは、今後の小規模商店の生き残り方を示唆しているのではないでしょうか。  

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という事でございます。鈴木氏の説明にあるように大手とは真っ向勝負しない、いわゆるランチェスター戦略からすると、『弱者の戦略』を選択しなさいよ!という事だと思います。



さらには、『ひらパー』 のイベント企画やサービス向上立案にあたって、常に現場スタッフが関わっていると聞いております。「現場のみんなが当事者意識をもつ」・「現場のみんなが考える」・「現場のみんなが意見をぶつけ合う」・「現場のみんなが汗をかく」・「現場のみんなが努力する」・・・・こうした一見当たり前のことを当たり前のようにやっているからこそ、必ず100%結果が出てくるのではないでしょうか。




実際に、大型観覧車に乗りこむときに、若い女の子が笑顔で紙製うちわを一人一人に手渡ししてくれました。そして、一言ずつ声掛けして、「約10分ほどの所要時間ですが、クーラーが入っていないのでこのうちわで涼を取ってください。」


 



渋ちんな会社ですから、観覧車に冷暖房装置は備えない。しかしながら、現場の声として汗かくお客様を見たとき、安価な紙製うちわでもお渡ししては?!という事なんでしょうね。本当に、ローカルといっても細かいところにも気配りができている、そう感じました。



そして、さらにはちゃっかりしているのは、その紙製うちわに「兄さんアイマスク」のCMをしっかりと入れており、10000枚販売実績の貢献もしているようです。さすが、京阪電鉄!京商人と大阪商人のダブルは、無敵です。



さて、ここで私が新聞記事に刺激され、好奇心をもって出かけて体験したことで、はっきりと確認できた事があります。



それは、

『「現場力」 こそが、この時代に勝ち抜く最大の競争力の源泉である。』 ということです。



現場に目線を合わせ、現場に深く入っていき、それぞれの持つ現場の問題点を探り当て、そしてカイゼンを重ね、さらにはお客様の反応を常に意識しながら、ひとりひとりのスタッフが 「ナレッジワーカー」 となりうるよう努力されんことをお願い致しまして今月の投稿を終えたいと思います。                            



       今月もご覧いただき、誠にありがとうございました。                               それでは、ごきげんよう さようなら

7月号  あらためて原点回帰 現場第一主義!!   Ⅴol.66

7月号  あらためて原点回帰 現場第一主義!!   Ⅴol.66



 みなさん、こんにちは! 今月も徒然日記を投稿したいと思います。



 今年の夏も全国で梅雨明けし、いよいよ夏本番といったところですね。これから秋雨前線が南下する9月下旬まで猛暑の続く毎日と思われます。毎年同じことを言ってると思いますが、ビールや飲料水を販売する我々にとっては、この暑さは大いに切望するところです。 ただし、熱中症は要注意です。

 みなさん水分補給などお体ご自愛いただきご商売にご精進いただきたいと思います。



 

 

 さて、先日日経流通新聞の記事で2014年上半期のビール系飲料の成績内容が発表されておりました。



  「 上半期ビール系飲料、出荷量最低! 豪雨響き6月6.5%減! 

   ビール大手5社が発表した1~6月のビール系飲料の課税済み出荷量は

   前年同期比1.2%減の1億9685万ケース(大瓶20本換算)だった。

   前年割れは2年連続で、1992年統計開始以来、1~6月としては

   過去最低を更新した。

   6月の出荷量が天候不順などで大きく落ち込み、割安な第三のビールなどが

   苦戦したのが響いた。・・・・  ( 後 略 )  」



                     とありました。



 今年の場合、天候不順という事もありましたが、今後消費志向の多様化や人口減少の経緯から見て長期的に消費量の微減は毎年避けられない環境下にあります。

 「じゃ、これから我々はどのように商売していくんだ?!」 という事になるんですが、その答えは皆さんもうすでにご理解いただけていると思います。

 

     『 酒屋からの脱皮 低粗利益路線からの脱皮 』 であります。



 ただし勘違いしないことは、ビール系飲料を低価格販売しながら酒屋の概念を払拭することが大事であるという事です。パラダイム(発想)の転換が必須となってきます。粗利益ミックスの考え方が重要となります。

 そこのところは、前月号でご案内いたしましたように、本年9月9日の2014年秋季勉強会でしっかりと学んでいただきたいと思います。



 

    ここをクリックでPDFファイルにてご確認頂けます



さて今月号のテーマは、『あらためて原点回帰 現場第一主義!!』 とさせていただきました。



 ちょっと仰々しいフレーズになっておりますが、敢えてあらためて・・・とあるのは、すでに皆さまご承知の通り昨年の10月より私の業務デスクを一階のドリーム東大阪店に移動させております。特に、この6月からはほとんど東大阪店の現場業務に従事しております。





 64歳にして、あらためて現場に入り、若いスタッフたちと毎日楽しく仕事をさせて頂いております。今後向こう6年間、70歳まで健康に留意して、また現場の連中の足手まといにならぬよう気を付けて働き続けていきたいと思っております。



 そして、この歳にして現場に回帰した理由は下記の通りです。





  2020年まで、現場の仕事に従事する目的は、3つです。





   ① 今後2020年に向かって大きく変遷していく流通小売業界の中で、

     あらためて現場からの視点でドリーム・酒匠米匠チェーンの生き残り策の

     模索とあるべき姿確立のため・・・



   ② 長年直営店舗でありながら、コアな部分からの人材育成や現場指導を

      怠っていたため東大阪店の売上低迷が続き、今後抜本的な経営改革が

      必要となるため・・・



   ③ これは私的な理由ですが、ドリーム東大阪店の前身であるイノウエ酒販、

      さらには創業時(1920年『酒舗 うめや』)から、

      記念すべき100周年をクリアし、101年目からの新しい後継者を

      育成し、バトンタッチしていくため・・・




以上の事由にて、ドリーム東大阪店の現場で日々精進してまいりたいと思っております。



  



 さて話は変わりますが、この度現場に入っていろいろと気づかされることが、多々あります。最近、配達もちょくちょく実施しております。先日、軽トラで三軒ほど配達を終えて店舗に帰ってきたところ、回収空瓶が全くありませんでした。20数年前配達をバリバリやっていた頃は、ガラス瓶の空容器が結構ありました。キリンレモンや三ツ矢サイダーの30本入りの瓶ケースなど。



 今や、紙パック製品や缶製品が中心で空容器の回収が不要となっています。些細な事なんですが、こんなことにも気づかされることがあるんです。という事は、大きな潮流として空容器の回収が無ければネットショップで私どもの商品はさらに取扱いが可能となってまいります。



 イノベーション(技術革新)が、商流や生活・文化のあり方まで変えていくのです。これが『進化』と言うのではないでしょうか。進化に対して、われわれ退化しないよう何とかお客様をしっかりと見続けて付加価値を創造していかなければなりません。



 話を東大阪店の仕事に戻しまして、配達以外に私の現在の主たる業務は、夏ギフトの包装です。頑張って包装していますよ! その作業の中にも様々な気づきがあります。宅急便用紙の添付間違いやのし紙の内容の確認など・・・お客様のクレームが来る可能性のある失敗事項が、そこに潜んでいます。



  



 こんな時に、『トヨタのカイゼン』意識 が非常に役立ちます。ここで、その内容をご説明すると長々となりますので、また機会があれば定期開催の『ギフト勉強会』の中で、『カイゼン』の重要性と具体的な手法について、ギフトという切り口でお話ししてみたいと思います。

           〔EX〕お持ち帰りと発送の包装パターンの違いなど



 





 さて東大阪店では、『着眼大局 着手小局』 の考えで、取りあえず小さなカイゼンに着手したり、段上店長や松藤チーフの法人営業やポスティング、レジでのギフト提案一声かけ運動など様々な努力の結果、今年の夏ギフトの途中経過は下記のような数値内容となりました。



 

     拡大版はここをクリック



 まだまだ、和歌山のシバモリさんや江川さんのレベルには、追いつけませんが上記にあるように、利益額ベースで昨年対比121.6%は、立派なもんだと自負しております。そこで、自慢げにドリーム鴻池店さんに上記のデータを送付しましたところ、下記のような昨年対比表が返送されてまいりました。



 

     拡大版はここをクリック



 内容を拝見して、嬉しいような、負けて悔しいような 『上には上がいる』 もんだなと、これまたちょっとした感動を覚えました。昨年302万円の売上が、今年は400万円 何と利益額ベースでは昨年対比142%なんですからね。さらに驚くべきは、売上を昨対132%と伸ばしつつ、全体の粗利率を1.5%増やされております。



 鴻池店の松本社長のギフト強化の決断は、和歌山県の酒匠米匠シバモリさんの店舗訪問からスタートしています。柴森店長のお話や店舗内のギフト展開事例を参考にしながら、今年5月にレイアウト変更を実施して夏ギフト期に備えた訳です。



 



 トヨタのカイゼンの中で、『 まねから入って、まねから出よう 』 というフレーズがあります。我々チェーン仲間の良いところは、お互いの成果やノウハウを共有できることです。ただし、最初はまねからスタートしてもその次は自店のオリジナルを交えて新しいジャンルへと進化させることにあります。



 鴻池店の次なる課題とは、どのようなものなのでしょうか? その答えは、今現在ご来店いただいているお客様の心理や行動パターンを観察することで、自ずからアクションプランが出来上がってまいります。それが、『気づきの大切さ』 なのです。それが 『 現場第一主義 』 の真骨頂なのです。



 しっかりと店舗内に人的アンテナを張り巡らせて、お客様の購買心理を読み取ることが大事な要件となります。



 最後になりますが、そのように感度の良いアンテナを持つことで、気づきとカイゼンを繰り返し、自由闊達な雰囲気を醸成していき、今まで業績不振の理由を不毛な価格競争や商品のせいにせず、気づきから来る革新的なサービスや付加価値を創造することで、案外見つけられなかった売上や利益を見出すことが出来るのではないか という事を提言いたしまして、今月の投稿を終えたいと存じます。



 

           今月もご覧いただき、誠にありがとうございました。



PS.先日から 高知の新米 武市さんの南国育ちの出荷が始まりました。

   試食をしましたが しっかりしたもちもち感もあり ほんのり甘みもあっておいしく頂きました。

   高知県からお米を届けてくださる高生連さんからコメ便りが届きました。

   高知のお米が順調に育っていると報告です。

   詳細は 下記よりご確認ください。



      高生連からのコメ便り5号はココをクリック

 

6月号  『 利益率を押し上げる工夫を! 』  Ⅴol.65

6月号  『 利益率を押し上げる工夫を! 』  Ⅴol.65



 みなさん、こんにちは! 今月も徒然日記を投稿したいと思います。



 さてこの6月、日本国内外あちこちで盛上ったあのサッカーワールドカップも日本敗戦の中で終わってしまいました。と言っても、これからブラジルでは決勝リーグが始まるんですが、やはりイマイチ気合が入りませんよね!



 私としては、この忙しい時期に寝不足から解放されてお中元ギフト包装に専念できますので、それなりに良いんですけどね。でも、7/14の最終戦 リオネル メッシ VS ネイマールの決勝対決試合(?)は、しっかりと見たいものです。やはり、優勝はブラジルですかね。

 



それにしても終わってしまったことですからボヤキはしませんが、鳴り物入りの割には日本代表本当にふがいなかったですね! キリンビールさんもスポンサーとして、がっかりですね。世界の壁は厚かった。

 



 私のような年(64)になりますと、最近若い衆に 「人生というものは、勝ち負けの尺度で測るものではないよ。結果じゃなくて、プロセスだよ。」って、カッコつけて話しするものですが、ただスポーツの世界はそんなものは一切通用しない。『勝って何ぼの世界』 なんですよね。



 そしてスポーツ選手も、その時代、時代の中で世代交代して若いスタープレーヤーへと新陳代謝していくのですね。マラドーナから、メッシへ、そしてロナウジーニョからネイマールなど次なる人材と話題には事欠きません。これが伝統の力と申しますか、日本のホンダ!しっかりせーよ! 口達者だけやったら、アカンぜよ! ACミランの10番が泣いてるよ!







 さて話題は、ゴロッと変わりまして世代交代と言えば、みなさんすでにTVや新聞でご存知のように、サントリーの社長がローソンの新浪剛史氏(55)に今年10月交代するという事が発表されました。それも子会社じゃなくて総本山のサントリーホールディングの社長という事で・・・。

 



 新浪氏については、2013年10月号 『 2020年のあるべき姿 』 Ⅴol.57 [ココをクリック] で私なりにご紹介しておりますが、今回の詳細については、東洋経済オンラインネットの中で述べられていますのでご覧いただきたいと存じます。 http://toyokeizai.net/articles/-/40922 ( ココをクリック )





 それでは、話しを私たちの身の丈B5サイズに縮小しまして今回のテーマであります 『 利益率を押し上げる工夫を!』 についてお話させていただきたいと思います。

 

さて毎年この時期になりますと、ドリーム本部主催の秋季勉強会(本年9/9予定)の準備第一弾として研修会のテーマ及びサブテーマ決定のための会議を開いております。過日、本部スタッフ全員で喧々諤々と意見を述べ合う中で、以下のテーマに決定いたしました。

 



 上記、研修テーマのベースとして今年の行動スローガンであります

 

  

                     を具体的に絡めております。 





 今年はギフト元年と銘打って、2014年上半期のギフト販促について様々な経緯の中で 『近くて便利 まちギフト』パッケージ が誕生いたしました。これを機にこれまで各加盟店様におかれまして、年中ギフトの販促強化を推進された結果、順調に売り上げ・利益を増やされておられる店舗さまが多数ございます。

 

       

 特筆すべきは、粗利益率の向上が判を押したように各店成果として表れてきております。このように今まで特段意識的に力を入れて販売してこなかったカテゴリーをチェーンの仲間みんなでヤイヤイとギフト・ギフトと言っているうちに何か形になってくるんですよね。



 そしてみんなで同時進行しているものですから、他店の成功事例などをすぐに取り入れてより効果的な販促活動が実施できる。これが良いんですよね! ただ中には、立地環境や客層が違うなど取り巻く環境の違いなどで行動に移せておられないお店もございます。



 でもそれでも良いのではないかなと最近現場を回るなかで感じることがあります。やはり店舗の広さとか立地状況の厳しさなど物理的にどうしようもない現実もあります。ただ少しずつでもギフト強化は実施して頂きたい。売り上げ全体の粗利益率を上げるために! と思います。



 そして何よりもギフト以外でも粗利益率を高める工夫をどのように心掛けているのか! なかなか日常販売活動の中で意識されているお店は少ないと思われます。これからの時代は間違いなく低粗利率の店舗は、ふるいにかけられて淘汰されていくのです。



 皆さんの周りにあるドラッグストア・ホームセンター、ファミレスやコンビニ、アパレルや旅行観光業、様々な業種において今や『量より質』の転換を推進し、粗利益率の改善を達成しております。

 



 粗利益率を上げるといってもそう簡単に上がるものではないと皆さんお感じになっておられます。その通りです。汗水流しての努力だけでは達成できません。お客様に相対して様々な工夫がいるのです。そのためには、日々のルーティンワークをこなしながらしっかりと販売技術や商品知識取得など専門性を高めていかなければなりません。そして、その工夫された内容をどのようにお客様に情報提供していくのか、伝える力が不可欠となります。そして、その販促パターンをチェーン仲間全員で共有することです。



 また適正な在庫量のあり方や鮮度管理不良からくる見切りや廃棄ロスの問題、心のこもった接客、その他様々な要件で粗利益率というものは上下してまいります。

 



 今回の秋季勉強会では、そのような要件を一つずつ一つずつ洗い出して、そしてその問題を改善していく中で結果として売り上げは芳しくなくてもしっかりと粗利益額は確保できる、そのようなお店作りのあり方が明確になる研修内容にしてまいりたいと思っております。



 また、今年の夏ギフトについて好成績を出された加盟店様のプレゼンテーションも予定しております。今年もいよいよ折り返し地点に差し掛かりました。来年の一月に2014年後半は自店にとって何か弾みとなる半年であったと回顧できるイメージを持ってご商売に精進して頂きたいと思います。





 そのためにも是非とも9月9日の秋季勉強会にご参加賜りますようお願い申し上げまして、今月の投稿を終えたいと思います。



               月もご覧いただきまして誠に有難うございました。



 〔P.S〕 

 

                              

         まずは、ご報告まで・・・・。

5月号『 まちギフト版夏ギフトいよいよスタート! 』 Ⅴol.64

  5月号『 まちギフト版夏ギフトいよいよスタート! 』 Ⅴol.64



 みなさん、こんにちは!今月も徒然日記を投稿したいと思います。



 いよいよ今年もお中元ギフトのシーズンに突入してまいりました。みなさん準備の方は、順調に進んでいるでしょうか。私もこの徒然日記の原稿を書き終えるとすぐにドリーム東大阪店の約600軒ほどあるお中元ギフト前回お買上げリストをプリントアウトして、ダイレクトメールセットの封入作業を実施する予定です。

 



 前回もお話ししたと思いますが、封入作業中に今まで登録されていなかった新しいお客様のリストが出てくると、順調に新規客が増えているんだなとささやかな喜びを感じながら作業しております。

思い起こせば、このリスト発送システムは、15年前にドリーム加盟店が共同開発したシステムで、毎年改善やバージョンアップを続けながら、年々レスポンス率(リピート受注)の高いものに出来上がってきていると実感いたしております。

 



 この中元期も新しく酒匠米匠加盟店様数店が、このギフト支援システムのソフトを導入され、ギフト拡売に意欲を持たれております。

以前より言い尽くされております『マスマーケティングから、ワンツゥワンマーケティングへ』そして『トロール網漁法から、ピンポイント一本釣り漁法へ』、様々な表現方法がありますが、成熟化した商環境下、量よりも質を意識した販売戦略の転換が重要視されております。



 そのような中でギフト支援システム導入店様が、うまくそのパッケージを活用され、夏ギフト売上及び利益を大幅増されんことを楽しみにしております。



 ただ、セブン&アイ・ホールディングスの鈴木敏文会長は、



「 I T化やシステム化と言われる時代になればなるほど、接客が大事になる。お客様と接するスタッフ各人の他店にない高度な接客能力が重要となる。」

   とお話しされています。



 当然のことながら、我々とて同じことで『ハイテク』(ギフト支援システムなど)を駆使して、『ローテク』(高度で尚且つ泥臭い接客)でお客様の安心と信頼を得る販促活動に徹しなければなりません。特に、セブンイレブンなど大手流通業に対抗するならば、到底『ハイテク』では敵うはずもなく、いかに『ローテク』の部分でお客様の心を掴むか
ということになります。





その格好の最たる商材が、『夏ギフト』 となる訳です。



 “ 近くて便利 まちギフト、まかせて安心 まちギフト ” であります。

  





 さてギフト販促システムとして、もう一つ今夏注目されるのが、『 新規法人獲得DM大作戦 』 と銘打って今回各店にて展開される販促パッケージです。タウンページデータを活用して地域に点在する各業種の法人及び個人商店に向けて夏ギフト購入のアプローチを実施するものです。

  



 この販促パッケージの内容については、

 来る6月6日 明石市民会館会議室にて『2014夏ギフト勉強会 』 として 詳しく解説する予定となっております。



当日の研修プログラムについては、下記の議題をご覧いただきたいと思います。兵庫地区以外の加盟店様におかれましては、ご希望店に限り、随時各種資料やご説明を個々にてご案内してまいりたいと存じます。



<ココをクリック(拡大版へ)>




 さて、ここで夏ギフトの売場展開例をご紹介いたしたいと思います。まだまだギフト商品や各種POPの掲示が経過途中で未完成ですが、ご参考にしていただきたいと思います。

 



 上記の鴻池店様では、17年ぶりに店内改装され、ギフト売場スペースを現在の5倍に拡張し、また店舗入口すぐにコーナー展開されて、今後のご商売のあり方としてギフトカテゴリーにかける思いが強く伝わってまいります。あとは、販売スタッフの 『 専門性と伝える力 』 にかかってまいります。これが、先述の『ローテク力』の真価となってくるのです。



 時代の変遷のなかで、我々地域に根ざす商人は常に新しい商品・サービスをお客様に提供し続けることを求められています。商品に関しては、大手流通業やメーカーでもありませんのでなかなか新製品開発は難しいものがあります。しかしながら、サービス・接客など商品に絡む付加価値の提供は、些細なことからでも提案することができます。



 逆に言えば、その部分にしか我々の生き残る術は存在しないのです。常にお客様の喜びと満足につながる何かをイメージしながら、夏ギフト販促に取り組んでいただきたいと思います。



 ちなみに、東大阪店では昨年の6月~8月までの3ヶ月のギフト売上が、540万円でした。2014年全体のギフト売上高目標は、昨年対比114%に設定していますので、今年の夏ギフト売上高目標は620万円としています。利益額に換算しますと約20万円の増額となってきます。是非とも達成したいものです。





 さあ、『 まちギフト版 夏ギフト 』 いよいよスタートです!!盛夏には、各地から勢いのある、そして手応えを感じられる成果報告を頂けることを期待しております。そして、秋の全国研修会において各加盟店様から夏ギフトについて、頼もしいプレゼンテーションを聞かせていただくことを楽しみにいたしまして今月の投稿を終えたいと思います。





      今月もご覧いただきまして誠にありがとうございました。



 





 <ココをクリック(拡大版へ)>

4月号  『 リーダーに贈る17の言葉 』  Ⅴol.63 



    4月号  『 リーダーに贈る17の言葉 』  Ⅴol.63 



 みなさん、こんにちは! 今月も徒然日記を投稿したいと思います。



いよいよ今年もゴールデンウィーク、大型連休突入といったところですね。世間では海外旅行者数が昨年より20%増ということで、行楽ブームが消費税増税後と言えども活況を帯びているようです。日本全国、野山においては百花繚乱と申しますか、華やかな木々やな草花が咲き誇り、本当に短い春を通り越してまるで初夏の陽気に日本列島が包まれてております。





 そんな陽気の中で、相変わらず私の方は、あちこちと加盟店訪問やエリア会議への参加などで走り回っております。先日、4/16に岐阜・愛知のエリア会議の帰阪中、名神高速道路上で岐阜県から滋賀県へ入ったところにある湖東三山SAに、たまたま休憩のため駐車したところ、奇遇にも下記のようにピッタリと走行距離24万Kmで止まっておりました。

 



 過日、2012年6月号(←ここをクリック)にて、北陸の出張中に20万Km越えを投稿しておりましたが、あれから一年と十ケ月経過して地球一周分(約4万Km)を走行したことになります。本当にタフな車だと思います。ここまで来たら、あと三年頑張って、30万Kmの大台までホンダアコードの老体鞭打ちながら、チャレンジしてみようかなと思います。当然、車だけではなく、私自身の心身ともに、ということも伴いますけどね・・・。



 さて話は変わりますが、全国で肉体老化のなか強い精神力で、今もなお現場最前線で奮闘されているアスリートや経営者が数多くおられます。ご存知、80歳にしてエベレストに3度目の登頂を果たされた三浦雄一郎さんがそうです。



 経営者としても意気軒昂でまだまだ若い者には負けんぞ!という方も多数おられます。その中のお一人を今回ご紹介いたしたいと思います。私の場合、お会いしたこともありませんし、お店にて飲食したこともない方なんですが・・・。

 



 私が話題にするのも恐れ多いのですが、そうです! 江戸前 鮨処 「すきやばし次郎」 店主 小野二郎 さんなのです。





 三日前自宅にて、いつものように夜中にゴソゴソ起きだしてWOWWOWの深夜番組を見ようと思いましたら、たまたま小野二郎さんのドキュメンタリー映画
「二郎は鮨の夢を見る」 (デビッド・ゲルブ監督)が放映されておりました。約1時間20分の放映時間でした。内容としては、時間の経過が忘れるほど印象的なドキュメントでしたので、そこで映画解説の記事を添付しておきたいと思います。



 [ 解 説 ]

 

 アメリカ人監督のデビッド・ゲルブが、東京・銀座の名店「すきやばし次郎」の店主で寿司職人の小野二郎さんに密着したドキュメンタリー。大正14年(1925年)生まれで現在も現役の小野二郎さんが店主を務める「すきやばし次郎」は、「ミシュランガイド東京」で7年連続の三ツ星を獲得し、ヒュー・ジャックマン、ケイティー・ペリーら世界のセレブも訪れる名店として知られる。その寿司に感銘を受けたゲイブ監督が、3カ月にわたり二郎さんに密着。二郎さんの仕事に対する誠実な姿勢や、父を超えようと切磋琢磨する2人の息子との師弟関係などを描き出していく。

 



聞くところによると、ミシュランガイドで三ツ星を獲得されている世界中のお店の中で、最高齢の料理人が小野二郎さん(88歳)という事らしいです。このことは、ギネスブックにも登録されているとのことです。

 また、お時間がありましたらレンタルビデオ屋さんでDVDを借りられて視聴されてはいかがでしょうか。



 私の場合、夜中であるにもかかわらず、目がさえて思わず見入ってしまい、あっという間の80分でした。本当に小野二郎さんの仕事に対してのひた向きさとお人柄に感銘いたしました。業種は違えども同じ自営業者として見習うべき事柄が多々ございました。東京へ行った時に、是非とも立寄って暖簾をくぐってみたいものです。ただ、一貫2000円の鮨は、さすが手が出ませんね!



 そこで、小野二郎さんの握りを召し上がった感想を述べた記事がありましたので、ご紹介しておきたいと思います。週刊朝日編集長 長友佐波子氏のコメントですが、その中で 『 たかが鮨、されど鮨 』 その凄さを感じ取っていただきたいと思います。



 





 さて、鮨の話はこれぐらいにして今月のテーマであります 『 リーダーに贈る17の言葉 』 についてお話を進めてまいりたいと思います。

 



  (談) 佐々木常夫氏  (株) 東レ経営研究所 元 代表取締役社長

  

 

 この本との出会いは、ひょんなことからであります。実は、某薬メーカーに勤める長女が、この4月に東京に転勤することになりました。家内が引っ越し手伝いのため、娘と一緒に部屋の片づけをしていた時に娘の本棚から出てきたのが、この一冊の本でした。



 家内が、さりげなく読んでみようかなと思ってページをめくり始めたようです。専業主婦の家内が、読むにはピンとこないタイトルだったのですが、何か目に留まったようです。読み終えてから、私に是非とも読んでみては・・・ということで、差し出されました。娘から、借りた本ということで。



 読んでいくにつけ、内容もさることながら、佐々木氏の生きざまについて深く感銘したのでありました。そのプロフィールにある波乱万丈の人生の中で執筆された書籍ということで、本当にカジュアルでありながら、リアリティな深みのある内容でした。



 是非とも、皆様にも読んでいただきたい内容で、経営者の方々だけでなく日々現場で働く全国の仲間の方々にお奨めしたいと思います。内容についての感想やコメントについては来月5月号にて述べたいと思いますが、まずは皆さんにインターネットで『佐々木常夫氏』でクリックして、彼のプロフィールを知って頂きたいと思います。



 今月号は、前段が長すぎて最後は尻切れトンボになってしまいましたが、続きは次月号でしっかりとそのリーダーシップのあり方やそれとは別に紙面がありましたら、今月末TBS局で始まりました『ルーズヴェルト・ゲーム』でのリーダーシップを含む人間ドラマについてお話しさせていただきたいと申し上げて、今月の投稿を終えたいと思います。



       今月もご覧いただきまして誠にありがとうございました。 

3月号  『 春季勉強会を終えて 』  Ⅴol.62

 3月号  『 春季勉強会を終えて 』  Ⅴol.62

 

 みなさん、こんにちは! 今月も徒然日記を投稿したいと思います。

 



 さて3月も残り数日となってまいりました。各店、消費税増税前の駆け込み需要やプライスカード変更などで、毎日慌しくお仕事進めておられることと存じます。4月に入ると自動的に閑古鳥が鳴く状態となりますので、今は大変ですがしっかりと競合店に売り負けしないよう頑張って頂きたいと思います。



 そして、3月から4月と言えば毎年卒業式と入学式に代表されるように『別れ』と『出会い』が混在する時期でもあります。私どもの職場に置き換えてみますと、長年現場に従事して頂いていた学生諸君が社会人となり、退職する時期でもあります。



 せっかく慣れ親しんだ職場スタッフが卒業していくのは、店側にとって大変辛いものがあります。というのも、また新しいバイト諸君に仕事を一から教えていかなければならないからです。毎年の事ではありますが、これもまたどの業種においても同じことが繰り返されているように思います。



 それよりも、卒業したバイト諸君がいよいよ真の社会人として入社した会社で適応努力され、結果として会社から評価される人材となるようエールを送りたいと思います。 新社会人、がんばれよ!!  



 確か、中島みゆきさんが作詞作曲された歌で40年前に

歌われた 『 時 代 』 という曲に、このような歌詞がありましたね。

 

  

 

 さて、4月と言えば毎年お話ししているのが、桜の話です。日本全国で、最初に開花宣言されるのが高知市 高知城の標本木 です。 TVなどで報道されているので、皆さんご存知だと思いますが、今年も3月18日に開花第1号が発表されました。3月26日現在で、満開の状態だそうです。

 



 ちなみに、北海道の洞爺湖温泉では桜の見ごろが5月20日ごろということですので、本当に日本という国は南北に細長い国土であると思います。同じ時期に真っ白な雪また雪の北海道の原野があると思えば、満開の桜咲く南国の公園があるという様々な自然が織りなす我がニッポンであります。



 話は変わりますが、先日その開花宣言第一号の高知の 高生連 (高知県生産者連盟) 様から、2014年 お米便り第一号が送付されてまいりました。その便りの一部をご紹介いたしたいと思います。ご一読下さい。



  〔平成26年産 高生連からのコメ便り 1号〕  

    



 3/18に全国のトップを切って高知城の桜の開花宣言が出て、高知でも春がいよいよそこまで来ました。

現在生産者は育苗と田んぼの準備に忙しい毎日です。

 「今年の三月は三寒四温だね」と生産者の村上さんは言っていましたが、まさにそんな感じです。

 日中の気温が高くなると育苗ハウス内の苗を焼いてしまう心配があるので温度管理に気を使う毎日が続きますが、今年も無事に田植えを迎えて欲しいものです。



【3/17 南国市の西村昭夫さんのコシヒカリのポット苗】



3/4の播種から2週間ほど経ちました。現在1.5葉程の苗がきれいに揃っています。

午後3時半ごろの地温が25℃、育苗ハウスのサイドのビニールは開けてあります。

 



【3/18 香南市の村上信一郎さんのコシヒカリのプール育苗と苗踏み】



プール育苗は育苗ハウスの中にビニールを敷いて簡易のプールを作り、その中に苗箱を並べて育苗する育苗方式です。プール内の水が苗箱の培土にかかるくらいの水深を保ちます。水の保温効果があるので、朝から夕方までハウスのサイドビニールを開けっ放しにしていてよく、また灌水作業もしなくて良いので省力化、また苗立枯病の抑制効果もあります。数年前から村上さんもプール育苗にして苗の揃いが良くなりました。また苗踏みもしています。毎日8時頃ハウスのサイドビニールを開けに来た時に、ヒモを付けた角材を苗箱の上から引っ張ります(苗踏み)。この程度の強度だと苗が折れるようなことは無く、かえってその刺激で苗の軸が太くなり根張りも良くなります。(「米作りは気合だ!」と村上さん)

 



  以上、お米便り第一便でした。今後、稲穂の刈取りまでの現地報告を第五便まで届けていただけるようですので、その都度情報提供してまいりたいと思います。ちなみに、第二便はハウスで育成された苗をいよいよ田んぼに植え付ける田植え情報となると思います。お楽しみに!



  前置きが長くなりましたが、今回のテーマは 『 春季勉強会を終えて 』 ということでお話を進めてまいりたいと思います。今年の春季勉強会も例年通り、3/11の兵庫地区勉強会から始まり、4地区にて開催させていただきました。





上記のタイトルにて、それぞれのブレゼンターから貴重なお話を頂くことができました。当日ご参加いただきました方々から、特に好評でありましたのが神戸市の奈良酒店 奈良氏からの発表でした。わざわざ大阪会場までご足労頂き加盟店仲間にアピールされた内容は、臨場感溢れるものでした。



 現場で様々な不安やリスクを負う中で、お客様からちょっとしたありがたい言葉をかけて頂いた事で、奈良さんの商売人としての進むべき方向性が見定めることができた事やご自身の取り組まれた内容やプロセスを数値にして
『 見える化 』 させてきた事など、参加された加盟店さまの一人一人が今後体験されるであろう事をこと細かくお話しいただけました。





 そこで、当日参加者からの勉強会感想アンケートの一部をご紹介いたしますと、



高砂市 春日野商店 滝本雅代さん

・本日は経営者や店長向けの勉強会なのに、私のようなパート店員が

 参加させていただきありがとうございました。経営者の方々の工夫や

 努力をいろいろと聞かせてもらえて大変勉強になりました。 

 「近くて便利!」 春日野商店にも車を持たない義理堅いお年寄りの

 ギフトのご用命があります。 (まだまだ数は多くありませんが・・)

 これから、近所の方々にギフトの事なら春日野商店に! と言って

 もらえるよう頑張りたいと思います。本日は、ありがとうございました。



               

神戸市 酒倉庫 おのや 尾野太志社長

・初めて聞く事が多く大変勉強になりました。また、勉強会に参加されて

 いる人たちが全て明るく、前向きでチェーンのチーム力の素晴らしさを

 感じました。また、奈良酒店のお話で数字を正確に出し、よくそこまで

 前向きにがんばるなーと思いました。

 私自身なまけすぎで、恥ずかしさを感じました。今まで社員にまかせ

 今日の会議、感謝しています。ありがとうございました。



和歌山市 えがわ店 森本紘平チーフ


・いかにギフトが重要か、ギフトに力を入れるには、どのようなものが

 必要か、基本的なことをしっかり再認識できて良かったです。

 『まちギフト』これからオリジナルブランドとしてやっていく方向性や

 戦略を知ることができました。うまくいかないこともあると思いますが、

 めげずに繰り返し繰り返しやっていきたいと思います。

 それとお店のハイブリッド化と同時に自分自身の課題であるスピード

 と工夫のハイブリッド化を進めたいと思います。



岐阜市 日乃出屋店 市橋幸治店長

・ギフト強化のためには、専門性が必要!これが基本であり、欠けてい

 ると、単なるギフトコーナーになってしまう事が良く解かりました。

 奈良さんのお話は、自分の店舗に合った話だったので身近に感じまし

 た。ある程度のロスを恐れない事やチラシや販促活動を継続的に実施

 していかなければならない事を教わりました。

 愛知県の毎月のエリア会議だけでは、なかなか感じない、大人数での

 勉強会に緊張感と迫力を感じました。取りあえず、ギフトアドバイザーの

 資格を取得します。本日は、ありがとうございました。





 以上、アンケートの一部を掲載させていただきました。他にもたくさんの熱いメッセージのある感想が寄せられていて、本当に皆さん今回の勉強会でこれからの酒屋がチャレンジすべき次なる一手が明確に見えてきたのではないでしょうか。



 地域に根ざすお店として、その地域のお客様からギフトを通じて、まず相談してもらえる絆を育み、プロとしての知識と接客をフルに使ってお客様と会話を通じて満足し、喜んで頂くことが大事になります。そして、そうした姿勢が、商売の安定の基盤である生涯顧客を増やすことにつながるのではないでしょうか。



 4月1日から消費税が8%となります。そして来年の10月1日からは、さらに10%に引き上げられます。今後、私ども流通業の行く末は間違いなく閉塞感が漂っていくこととなります。さらには、日本社会が人口減少・超高齢化へとひた走るなか私どものような零細店舗は、ふるいにかけられ生き残りのための努力や方策が求められます。



 まさしく優勝劣敗が鮮明になっていく中、前回もお話しいたしましたように『変化対応業』として進化していくために、今回の春季勉強会で学んだことは全て行動に移していかなければなりません。『行動なき勉強会では意味がない』 のです。



 今後、現場において具体的に行動するために、ご不明な点やご要望など、本部スタッフに対してどしどしお問合せ下さり、本部・加盟店ともども地域のお客様満足のため、ギフトブランディングシステム開発に取り組んでまいりましょう!



 最後になりましたが、今回の勉強会を通じて行動するためのいくつかのキーワードが出てまいりました。そのキーワードを常に意識して従事して頂きたいと思います。そして、そのいくつかを下記に列記いたしましたので、再度その意味合いを理解して頂きたいとお願い致しまして今月の投稿を終えたいと存じます。



    今月もご覧頂きまして誠にありがとうございました。



 





  

       (↑クリックするとウィキペディアのページへ)

   



   





   *優先順位を決めて、可能なものから取得していきましょう!



   

2月号  『 近くて便利 ● まちギフト 』  Ⅴol.61

  2月号  『 近くて便利  まちギフト 』  Ⅴol.61

 

 みなさん、こんにちは! 今月も徒然日記を投稿したいと思います。



 さて2月も月末になってきますと、朝晩の冷え込みとは別に日中は春めいた少し暖かな日差しとなってまいりました。  街路樹の木枝、一本一本に目をやりましても新芽がちらほら見えてきて、いよいよ春が来るー! って感じですかね。

 



 ただ、今年の春はのんびりと構えていられないのが現実です。ご存知、消費税の増税対策が3月に入ると本格化してまいります。各店のみなさん、対策スケジュールの準備は万全でしょうか? 未だに漠然としておられるお店は、早急に本部スタッフに相談いただき段取りして頂きたいと思います。



         『 備えあれば、憂いなし 』   ですからね。



 さて先日、日経MJの消費分析欄の消費増税前特需関係の記事にこのような見出しがありました。



 『 まとめ買い 4割の消費者が意向あり  今月下旬から本格化 』



 「4月の消費税引き上げ前に、消費者はまとめ買いするのだろうか?マーケティングサービス会社 ドゥ・ハウス(東京・港区)は、レトルト食品、お茶、ペットフード、服飾品など合計41品目カテゴリーについて、まとめ買いの有無や時期、チャネル、ブランドを調査した。

調査では、まとめ買いが本格化するのは2月下旬、最大化するのは3月下旬で、普段と同じチャネルで、普段と同じメーカー・ブランドの商品が購入される可能性が高いと考えられる。」 とありました。



 また、まとめ買い調査41品目中 ベスト5 をピックアップ致しますと、第1位が「シャンプーなど洗面・バス用品」、2位が「インスタント食品」、3位「化粧品」、4位「油・砂糖など基礎調味料」そして、やはり第5位に「ビールなどアルコール飲料」となっております。

 



 いろいろと参考になる記事がありましたが、私なりにまとめてみますと次の3つとなります。





〔 ポイント① 〕  もっともまとめ買いしたいカテゴリーは、

            「インスタント食品」で、アルコール飲料も

            上位ランクに入っている

〔 ポイント② 〕
  まとめ買いは2月下旬に始まり、

            増税直前の3月下旬に最大化する

〔 ポイント③ 〕
  まとめ買いは、「普段購入しているのと同じ店」

            傾向であるが 購入金額が高くなるため、 

            近隣の低価格店を探し求める



 上記のポイントを参考にされて、増税前販促を準備万端のうえ、積極果敢に取り組んでいただきたいと思います。



 さて本題になりますが、今月のテーマは、『近くて便利 まちギフト』 とさせていただきました。



 2014年に入り、当チェーン今年の取組みとして、ギフトブランディング戦略の構築が最重要課題として申し上げてまいりました。

 そして、皆様方からネーミングを公募し、審査して頂きました結果、『近くて便利 まちギフト』 に決定いたしました。



 



 『 名は体を現わす!』 と申しますが、地域密着店を目指す私どもドリームチェーンにまさしく相応しいネーミングになったのではないでしょうか。ただし、『 仏造って、魂入れず 』 とも申します。名前倒れにならぬよう今後肉付けをどのようにしていくのかが非常に重要な課題となります。



 ブランディング戦略とは、ネーミングを決めてなんとなくブランドになったように思うようでは、まだまだでその本質や目的をもっと掘り下げて素晴らしいパッケージになるようみんなで知恵を出し合いながら努力してカタチにしていきたいと思います。

 

 そこで、参考にしたいのが 『ローソンマート』 なのです。この業態は、未来型CVSといわれて期待される店舗であると言われています。私どものレベルとは、とても太刀打ち出来るものではありませんが、その進化する中に大いに参考にすべきことが多く存在いたします。

 



 先日、日経MJにて 『ローソンマート』 が紹介されておりましたので、その記事を掲載したいと思います。

 

 「ローソンは小型スーパー事業に参入する。コンビニエンスストアの2倍弱の売場に生鮮や加工食品、日用品などをそろえる。身近にスーパーが無い消費者が多い住宅街を中心に2014年度に100店を出す。24時間営業に加えて、チケット販売や公共料金支払いなど非物販サービスの提供などで通常のスーパーとの違いを出し、3年以内に500店規模まで拡大する計画だ。」



 「最大手のセブンイレブン・ジャパンの‘ひとり勝ち’状態が続くコンビニエンス業界。同社が単一業態で効率性を高めて成長を続けるのに対して、ローソンは立地や顧客層に合わせて業態を変える“マルチフォーマット”で挑む。通常のローソンに加えて、“ナチュラルローソン”、“ローソンストア100”、そして4つ目の業態として小型スーパとしての 『ローソンマート 』 がスタートした。」



 この記事を見てすぐにネットで 『 ローソンマート 』 を検索しますと、下記のような 『 6つの進化 』 という案内が掲載されておりました。





■ローソンマート 6つの進化



(1)生鮮品強化

ローソンファームの青果類、中嶋農法で栽培した野菜などの

高付加価値商品や季節の旬の青果、精肉、水産加工品の

品揃えを強化します。

 

 

(2)出来たて商品の強化

店舗内で作るおかず、惣菜類の商品を強化し、持ち帰りに便利な

パック販売を実施します。今後は手作りおにぎり・サンドウィッチ、

店内淹れたてコーヒーなどの導入を予定しています。

 

 

(3)非物販サービスの拡充

ATM(3月~)や電子マネー(6月~)、公共料金支払い(下期以降)

などのサービスの導入を実施します。さらに、今後はLoppiの導入を

予定しています。

 

 

(4)幅広い価格設定

「節約」と「ちょっと贅沢」の二極化ニーズに対応した幅広い価格設定

を実現しました。

 

 

(5)店舗大型化

売場面積を従来の「ローソンストア100」の約1.5倍~2倍(60坪~70坪

程度)に拡大し、通路幅を広く確保することで明るく見通しの良い売場

を実現しました。

また、取扱いアイテム数を約3,800アイテムから約5,000~6,000アイテ

ムに拡充し、比較購買していただける品揃えを実現しました。

 

(6)ロゴマーク・ユニフォーム

 


 いかがでしょうか。常にお客様目線で進化し続けるローソン。その進化する中で、私たちはそこから何を学ぶべきか! それは、仕事に取り組む考え方と戦略性ではないでしょうか。



 そして私たちが進化すべき内容は、商品戦略として『こだわりのお米・ギフト・酒類』、販売戦略として『外商の強化』であります。取りあえず当面は、この2つのテーマにて体質改善を促進していかなければなりません。そして、その中で特に有望視されるのが、『ギフト』 ということなんです。

 



 まだまだ初歩的なギフト戦略 『 まちギフト 』 ではありますが、地域のお客様に対して私たちにしか語れないその価値をお伝えしながら、お客様との絆を深めていき大手流通業者とは違ったパッケージに仕上げていかなければなりません。その結果として、自店の進化の一つとして貢献し、店舗運営の健全化へと繋がっていくものと信じております。



 そのためにも、3月11日(明石市民会館)から始まるドリームチェーン各地区春季勉強会に参加して頂き、今年から本格的にスタートする 『 近くて便利  まちギフト 』  を習得し、自店にてカタチあるものにしていただきたいと思います。



    ここをクリックすると拡大版へ



 最後になりますが、当チェーンの特色の一つとして、『 強制・強要・ノルマの排除 』 を常に標榜いたしております。時に場面によっては、強制的に販促活動に着手して頂きたいと思う事が多々ございます。しかしながら、やらされてやるようでは、なかなか成果が出ず、また長続きいたしません。



 だからこそ、強制・強要・ノルマを課すことは一切いたしません。常に主体性を重んじております。今後とも本部からは、様々な提案・アドバイスをまだまだ不十分ではありますが発信し続けていきたいと思っております。皆様には、その内容を参考にされて
『自ら考えて行動する』 という強い意志のもと、今年の 『近くて便利 まちギフト』 にチャレンジして頂きたいとお願い申し上げまして、今月の徒然日記を終えたいと思います。





     今月もご覧頂きまして誠にありがとうございました。