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3 月号 『 不況に備える7つの心構え 』 Ⅴol.133

   3 月号 『 不況に備える7つの心構え 』 Ⅴol.133



 みなさん、こんにちは!今月の徒然日記を投稿いたしたいと思います。



 いやー、何とも大変な事態になってきましたね!先月の投稿の中で、新型コロナウィルスについて警鐘を鳴らしていましたが、ここまでひどくなるとは誰も予想していなかったのではないでしょうか。人的被害もそうですが、経済的被害も株価の大暴落など、全世界を震撼させております。

 



 さらにリーマンショックの時のように、単に金融システムの崩壊に収まらず、ヨーロッパ中心に医療の崩壊、社会システムの崩壊にまで拡がっております。イタリア・フランスの酒屋さん、どうなっていくんでしょうかね。そして他人ごとではありません、我々の商売においても当然悪影響を受け、深刻さが日に日に高まってきております。



 お得意先の居酒屋さんでお話しさせていただいても、毎年この時期になると、お客さんが会社帰りにプロ野球ナイターを見がてら、一パイ飲みに来店してもらえるのに今年はサッパリ・・・。年度末での団体宴席も毎日、キャンセルの電話が恐ろしい!といった具合で、例年なら3月末は春の選抜高校野球に始まり、プロ野球開幕と続き、同時に桜の花が一斉にあちらこちらで満開!世の中が自然とパアーと明るく華やかになるのに、今年はなんとまあこの沈滞ムードと閉塞感・・・。



 これも一過性のものであれば、その先の回復を見込んで頑張れるんですが、これまた不透明で不安材料ばかりであります。東京オリンピックも来年に延期という事で今後も混乱が続くことになります。



 国内競技であればまだしも、国際競技である以上、仮に夏までに日本国内が終息しても、ヨーロッパに続き、アメリカ、そしていよいよインド・アフリカ大陸に波及していけば、『パンデミック』 という言葉で表現する以上に危機的な状況が現実化していく事になります。スポーツどころの騒ぎではなくなってまいります。

 



 本当に厄介なことに、日本にとって、最悪のタイミングで 『 世紀の祭典 』 に水を差す悪性ウィルスが出現してしまいました。かつてオリンピック誘致活動に始まり、開催決定、そしてその開催準備に奔走された関係者の方々においては、誠に断腸の思いでいっぱいでありましょう。



 ただそれ以上にお気の毒なのは、バス会社や観光に携わる業者の方々、そして我々にも関係する飲食業の経営者の皆さんの先行き不安であります。この状態が今後さらに続けば、『 倒 産 』 という言葉が、街のあちこちで聞くことになってまいります。



 そのような深刻な事態にならぬよう自店も含めて、今から対策を講じていかなくては と思い、久しぶりに京セラの名誉会長 稲森和夫氏の書籍を引っ張り出しまして関係する文面を探してみました。そこで、氏の 『 不況に備える7つの心構え 』 なるものを読み返してみました。



 内容的には、我々零細小売業と違い、大企業そして、もの作りいわゆるメーカーとしての観点で列記されていますので全てが当てはまるかというと、そうではない部分がありますが、参考のためご紹介したいと思います。長文になりますが、お時間のおありの方は読んでいただきたいと思います。



 恐縮ではありますが、各項目ごとに私なりに自店に当てはめた注釈を入れていますので、それもご覧いただければと思います。



 



 企業は不況を境に体質を強化し、次の飛躍に備えることで発展していくのです。不況が厳しければ厳しいほど、明るくポジティブな態度で、全員一丸となって創意工夫を重ね、努力を傾けて難局を乗り切ることが大切です。

不況に遭遇したとき、従業員が結束して努力をすることによって、ひとつの「節」がつくられていきます。それは竹の節のようなものです。

好況のままスッと成長していけば、単調な成長となっていきますが、不況の度に全従業員が結束し、ひとつになって頑張ることによって、次の飛躍の足がかりとなる「節」が作られていくのです。そうした「節」が多いほど、企業は立派になっていくのです。



我々酒屋業界も酒販免許の自由化や大手小売業の新規参入など近年厳しい環境下で何とか営業してまいりました。日々、自然災害や人的な外圧などの繰り返しの中で人々は谷底へ突き落されてしまいます。

経済活動でいえば、それが 『不況』 と呼ぶのでしょうが、大事なのはそこから這い上がる気力と努力 がどれだけあるのか、残されているのかという事であると思います。

そのふるいをかけられている中で残ったものだけが次なる喜びや存在意義を享受できるのだと思います。いわゆる 『 生存者メリット 』 であります。そしてその後、人もお店も心身ともに次なる成長を遂げるのだと思います。小さくとも筋肉体質でありながら、頭の柔らかいお店作りを目指しましょう!



 

 不況への対処として最も大切なことは、普段から高収益の経営体質を作り上げておくことです。

高収益であるということは、不況になって売上が減少しても、赤字に転落しないで踏みとどまれる抵抗力があることを意味します。私はよく、「営業利益10%くらいの利益率が出せないようでは、経営のうちに入らない」と言っているのですが、高収益は不況への最大の予防策なのです。

また、高収益企業であれば、内部留保が増加してくるので、不況が長引き利益が上がらない状況が続いても、耐えることができます。さらに余裕資金を使って、不況で普段より安くなっている設備を購入するなど、思い切った設備投資もできるのです。
経営とは、不況で追い詰められてから頑張るものではなく、かねてから高収益になるように全力を尽くしておくべきものなのです。



我々酒屋業界は、メーカーと違ってなかなか高収益構造にもっていくというのは至難の業であります。何故ならメーカー・問屋さんから仕入れたものを消費者に対して右から左へと商品供給しているだけのことですから、そんなに利ザヤは取れないのが現状です。

ただ日本の人口が減少していく中で営業し続けるのには、売上からくる利益額よりも、利益率からくる利益額にバランス移行していかなければなりません。そんな訳で、至難の業と言っても稲森氏が提言されるように高収益体質を目指すのは生き残りのための必須条件となってまいります。

そして利益率を高めるためには、利益率の高い商材にチャレンジしなければなりません。それともう一つ、従来の商材に『付加価値 』 をプラスすることを考えてみる必要があります。前者も後者も、付加価値無くして高収益の実現はあり得ません。

従来より、ドリーム酒匠米匠チェーンが取り組んでいる 『 店頭精米 』 や 『 まちギフト 』 などの高収益商材で今後とも積極的に営業活動を展開してまいりましょう。



 

 どの職場でも、日頃いろいろなアイデアを持っているはずです。不況時こそ、そのアイデアをお客様に持っていってそのニーズを喚起することを、全社員で行うのです。

営業や製造、開発はもちろん、間接部門にいたるまで、全員が一丸となって、アイデアをお客様へ提案し、受注へと結びつけ、納入まで行う。そのようなことを通じて、お客様から喜ばれるだけでなく、自分自身も部内だけでなく全体がみられるようになります。

営業の手伝いで単に走り回るというのではなく、自分たちの日頃のアイデアを商品にして売るということを考えるべきです。



全員で営業する と言っても毎日お母ちゃんと二人で一生懸命営業している訳ですから、ここらは大企業と違って我々は現場で常にお客様と接して働いております。ただ氏がここで提言されているのは、『 現場第一主義 』 という事であると思います。常にユーザーであるお客様と触れ合う機会をもち、そこから顧客ニーズを入手し、次なる新サービスやお客様満足のためのアイデア創出につなげることが大事であると思います。



 

 不況のときには、忙しさにまぎれて着手できなかった製品や、お客様のニーズを十分に聞けていなかった製品を、積極的に開発しなくてはなりません。それも技術・開発部門だけでなく、営業、製造、マーケティングも協力して全社一丸となって新製品の開発を進めていくべきです。

不況時には、お客様にも時間の余裕があり、また何か新しいものを求めているはずです。そのときに積極的にお客様をまわり、新製品のアイデアやヒント、あるいは今までの製品に対する要望やクレームなどをよく聞いて、それを持ち帰り、新製品開発や新市場創造に役立てるのです。



上記3.とかぶるところがありますが、ここでいう新製品開発の意味するところ、我々にとっては新サービスの開発 といったところでしょうか。例えば、今回の新型コロナの件で外出を極力避ける「巣ごもり族」の広がり を受けて、即配の冷しビールや日本酒・お米など宅配サービスを情報発信して強化することもピンチをチャンスに変える考えではないでしょうか。そのようなアイデアをみんなで考えていきましょう。



 

 不況になると競争が激化し、受注単価も受注数量もみるみる下がっていきます。そのなかで採算を改善するためには、受注単価の下落以上に原価を下げなくてはなりません。しかし、それは簡単にはできないことだと考えがちです。そのときには、「もうダメだと思った時が仕事のはじまり」と思って必死に考え、改革するのです。

「現在の方法で本当によいのか。もっと経費を削減できる方法はないか」と改めて従来のやり方を問い直し、思い切って変革することが大切です。旧態依然とした製造方法の見直しや、不要な組織の統合など、徹底的な合理化、原価低減を断行するのです。

こうして不況時に抵抗力をつけていれば、景気回復時にはたちまち利益が出始め、すばらしい高収益企業となれます。不況のときに原価を下げ、安い値段でも利益が出るような体質に改善しておけば、景気回復時に一気に大幅の利益が出始めるのです。



『 利は元にあり 』 と松下幸之助さんもおっしゃっていますので、確かに上手に仕入することは大事であると思います。ただ、買い叩くようなやり方は良しとしません。特に卸業者と我々小売り業者との綱引きの中でやり取りされる訳ですから、その力関係の中で自ずと原価は決定されます。

今の酒販業界において「原価を徹底的に引き下げる」 という事は、かなり難しいですので、どちらかと言えばいかに経費を削減するか という事になります。さらには、難易度は増しますが、原価が下がらないのであれば、売価を上げる工夫が自店で出来るかどうかであります。そうすると収益性は高まります。ただし、そこには価格が高くなっただけの理由・根拠、いわゆるお客様から見た付加価値がその商品にプラスされているかどうか、そこの大事さをみんなで考えていきましょう。



 

 不況で注文が減り、つくるものも減ってきたときに、少ない仕事を従来通りの人員で生産すれば、製造現場の生産性は下がり、職場の空気がたるんでしまいます。

そのような場合には、つくるものが減った分だけ製造現場で余ってくる人員を生産ラインから切り離し、工場の整備や勉強会など、景気が戻ったときに備えた仕事をしてもらう。

そして製造現場では、常に一番忙しいときと同じように、必要最小限の人員で緊張感を持った仕事をしてもらう。そのようにして、それまでたいへんな苦労をして向上させてきた生産性を維持していくことが非常に大切なのです。



我々の現場で人事生産性が一番高い時期は、7月と12月であると思います。という事は、その繁忙期以外の月、例えば1~3月では、決して生産性が高いとはいえません。ご夫婦で営業されているお店では、ヒマな時期は骨休めとしてゆっくりしようかとなりますが、正社員がおられるお店では労働時間に非効率が生じ、生産性が低下します。そんな時、空いた時間を商品知識や接客技術の向上のための勉強会やスタッフ会議など第二領域の仕事を加えていくと通常業務の生産性は低下せず、またスタッフのスキル向上のため繁忙期にはさらにバージョンアップした業務が遂行されます。常に生産性を意識した経営が大事だと思います。



 

 不況という苦しい局面を迎えたときに、職場や企業の真の力が問われます。本当に苦楽を共にできる人間関係ができているのか、そうしたものを大切にする職場風土、苦労を分かち合える社風ができているのか、などが正面から問われるのです。

不況は職場の人間関係を見直し、再構築する絶好の機会ととらえて、さらにすばらしい職場風土をつくるために努力することが大切です。

このようなことは容易にできることではありません。力を合わせなければならないときに限って、従業員の不平不満が爆発するものです。しかし、そのときには嘆くのではなく、それが自分のこれまでの経営だったのかと謙虚に反省し、改めてすばらしい人間関係を構築していくことがたいへん大事なことだと、私は思います。



稲森氏がおっしゃるようにお店や会社が危急存亡の折には、スタッフ一丸となってその危機を乗り越えていかなければならないのですが、往々にして人間苦境に陥ると原因や責任を周りに転嫁していきます。経営者は、従業員がしっかりしないから、こうなってしまったとか、従業員は、経営者がアカンタレだから会社がダメになったと考え、だから転職を考えながら、取り敢えず今の仕事をしている。

これが最悪のパターンであります。じぁ、どちらが悪いのかと言いますと、全て『経営者の責任』であると思うのです。

『お客様満足』を提供するのは、働く従業員の方々です。『従業員満足』のないお店や会社に『お客様満足』はあり得ないのです。結論として、お客様を満足させれないお店は不況になるとすぐに潰れます。

『良いことは働くスタッフのおかげ、悪いことは、全て経営者の身から出たさび』人間関係を大切にしながら、この難局を切り抜けていきましょう。





 という事で、長々と書いてまいりましたが、稲森氏の7つのコメントの中で一つからでも自店の課題として取り組んでいただき、今後ますます長引くであろう
『 不 況 』 に対処していただきたいと思います。

そして共に “ ピンチをチャンスに変える! ” という強い思いをもって今後の業務に精進していただきたいとお願い申し上げまして今月の投稿を終えたいと存じます。



      今月もご覧いただき誠にありがとうございました。



【参考サイト】稲盛 和夫 OFFICIAL SITE (最終閲覧日:2020年3月25日)

 https://www.kyocera.co.jp/inamori/special/prepare/

2 月号  『  好事 魔多し! 』    Ⅴol.132

  2 月号     『  好事 魔多し! 』    Ⅴol.132



 みなさん、こんにちは! 今月の徒然日記を投稿いたしたいと思います。



さて、今年も早や2ヶ月が過ぎようとしております。そして、この時期になりますとユーミンの歌じゃないですけど早く 『 春よ、来い!』 って感じになってまいります。私の場合、毎年春を感じる最初の出来事は桜の開花ではなく、ちょっとせっかちか分かりませんが、その1ヶ月前の 『 東大寺二月堂のお水取り 』 であります。



 「お水取り」は、毎年1ヶ月近くに渡って行われる行事ですが、お松明の火 が飛び交う姿を見ることが出来る 「本行」の期間 は、毎年3月1日から3月14日までの2週間となっているようです。そして、その本行の期間のうち「お水取り」当日である3月12日にとりわけ大きなお松明(たいまつ)を見ることが出来ます。

 



 毎年、酷寒の中で行われるこの荒行でありますが、どうも今年はそうでもないようであります。やはり地球温暖化の影響でしょうか例年雪降る中で・・・とはならないとのことです。しかしながら、冬から春への一大行事その風物詩が今年も執り行われることに日本文化の重厚さを心地よく感じさせていただけます。



 さてそのポカポカ陽気の中で、先日家内と共に滋賀県甲賀市信楽町へ 『 半日陶芸教室体験 』 と銘打って信楽焼作りに出かけました。キッカケは、女優戸田恵梨香さん主演の NHK 朝 ドラ 『 スカーレット 』 を毎朝欠かさず夫婦して視聴しているものですから、つい創作心が芽生えましてチャレンジした訳でございます。

 



 当日、朝9時30分から始まり、ちょうどお昼の12時頃に終了いたしました。教室は40代のご夫婦で運営されておられ、その陶芸家の先生に信楽焼の歴史や制作にあたっての注意点など講義を受けたあと、いよいよ電動ろくろを回しながらまず原型を作り上げていきました。



 私の場合は、夜食用のお茶漬けミニどんぶりと会社で飲むコーヒーのマイカップに挑戦いたしました。先生の的確なご指導を頂きながら、初めてにもかかわらず、なかなかの出来栄えのものになったと自画自賛いたしております。

 



 そして、乾燥のあと釉薬 (うわぐすり) をかけ電動窯で焼きを入れ、4月上旬に宅急便で送付されてまいります。釉薬は、いろいろな色合いを選べるのですが、せっかくですので
『 スカーレット色 』 にしてもらうようお願いしてまいりました。今から、完成品を見るのが楽しみにしている次第であります。







 さて話しは変わりまして、そのような穏やかな話題とは一変して今や日本全体、いや世界中が大変な事態となっております。そこで今回のテーマは、『 好事 魔多し!』 とさせていただきました。意味するものは、字の通り、「人生何事も良い時ほど不測の悪いことが起きがちだから、良い事があったからといって有頂天になってはいけない
」 という戒めの言葉であります。



 先日TVの報道番組で、今回の新型コロナウィルス問題の余波の件で大阪ミナミの黒門市場の商店主の取材が放映されておりました。昨年までは、ご存知インバウンド効果で大盛況を帯びていた商店街なんですが、案の定今では閑散としているようでございます。



 ただ、そのような状態の中でも各店舗間での業績の違いが如実に出てきているようであります。中国人観光客をターゲットにインバウンド効果のみを100%頼りにしていた商店は、大打撃を被っているとのことでした。

 



 ところが従来から大阪ミナミの料飲店と地道に取引をされつつ、店頭にて外国人相手に売り上げを伸ばされてきた商店は、インバウンド需要の全体売上に占める構成比が低いため、打撃にはなっているが大打撃になっていないというコメントでありました。常に最悪の事態を予想して日常的にリスクヘッジ してきたという事であります。 『 好事 魔多し!』 を常に意識するか or しないかの差であります。



 そのような危機管理の在り方について商店街レベルから、国政レベルに引き上げてまいりますと、近年やはり政府の経済対策の対応のまずさを感じざるを得ません。去る2月17日に内閣府が2019年10月~12月期の国内総生産数値(GDP)を発表されました。

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 結果は、上記資料のタイトルの通りであります。この大きなマイナスは、10月の消費増税や大型台風の影響が出て、内需の柱である個人消費が落ち込んだのが要因の一つであると指摘されております。我々酒小売業の業績不振のみならず、全ての業種において右下がりになっているのが現状であります。



 消費増税に始まり、お客様の消費心理の冷え込みに繋がり、節約志向へと意識が高まり、さらにはお年寄りを中心に将来生活への不安が募り、余分なものは買わない、買えないという深刻な事態となっております。

若い世帯においても、年々実質賃金は低下していっている中で、生活者の貧富の格差は間違いなく拡大していっております。



 また米中貿易問題や日韓問題などが起因して世界経済の減速で輸出低迷が続き、外需においても日本経済は先行き不安の懸念が強まっております。 



 そして、ここにきて追い打ちをかけるように新型肺炎問題 という激震が走りました。この影響でさらに景気の冷え込みが加速し、中小企業中心に倒産続出 という最悪のシナリオになってくると思われます。

 



 先日ある情報誌をみておりますと、今回の2019年10~12月期のGDP数値発表に続き、2020年1~3月期のGDP数値発表が、GW週間明けの5月中ごろに行われるとのことです。その予想内容として、従来からの落ち込みにさらに、新型肺炎の悪影響 が加わり、おそらく11年前のリーマンショック時 ( 年率換算 17.7%マイナス ) に相当する規模の報告になるともいわれております。



 早く新型肺炎問題がピークを過ぎ、終息してもらわないと大変な事態となってまいります。



 そして、その前に日本よりさらに深刻なのが、中国と韓国の経済が持ち堪えれるのかという事です。その情報誌によると、すでに武漢市や北京市においても今回の
『 新型肺炎倒産 』 が中小企業中心に続出しているとのことです。



 先日2月5日に清華大学と北京大学合同で、中国国内における中小企業995社を抜粋した調査によると、このまま続くと資金繰りによる 倒産予想 が、1ヶ月以内と経営者が回答したのが34%3ヶ月以内と回答したのが何と82% にのぼるという事でありました。そしてこの事態が続くとその後、破産の波が広がり、5年後には中国全体で5000万人が失業するとも報告されております。

 



 あくまでも、最悪のプロセスを予想 しての数値ではありますが、日本でいえば東大・京大の経済専門の学者さんが算定したものでありますので、信ぴょう性は遥かに高いと思われます。さすれば、その影響を受けて日本は、世界はどのように推移していくのか、世界同時不況は避けられない状況となりうるのです。



 いかがでしょうか。その時に私たちのお店は、どのようになっていくのでしょうか。そして、これからの5年間どのように生き残りのため、変化していかなければならないのでしょうか。

 



 ちょっと話しの内容が大げさになってしまいましたが、私たちの商売も今回の新型肺炎対策と同じく生き残りのための特効薬はありません。各報道番組で専門医の先生方がお話しされるように、基本を徹底する、手洗いと うがいなど手じかに出来ることで防御するように、商売においても基本4原則を徹底 して、今ご来店いただいているお客様のご要望をしっかりとヒアリングしながら日々精進し、努力していかなければなりません。



 最後になりますが、今回の一連の騒動は人体的な健康被害のみならず、経済活動そのものの健康被害が今後さらに広がり、暗雲立ち込める時代となっていくと予想されます。 ただ、『 焦らず、怒らず、諦めず!』 の精神で、苦しくて大変ですが、この難局を共に切り抜けていこうではありませんか。



 私も今後さらに不退転の決意をもって臨みたいと思いますので、何かあれば何なりとご相談いただきますようお願い申し上げまして今月の投稿を終えたいと存じます。



       今月もまたご覧いただき誠にありがとうございました。

1 月号    『 オリンピックイヤーがスタート!』    Ⅴol.131

1 月号    『 オリンピックイヤーがスタート!』    Ⅴol.131



 みなさん、こんにちは! 今月の徒然日記を投稿いたしたいと思います。



 それにしても今年の一月は、地球温暖化の影響か、暖冬のひと月となってしまいましたね。昨年の今頃は日本海側地域を中心に豪雪に見舞われ、大変なことになっていたんですが、今年は全く雪無し。



 そのため関西のスキー場は軒並みクローズで、若干人工雪で運営しているコースをあるようですが、民宿を経営している方などスキー場関係の方々にとっては、大打撃といったところであります。我々の商売も厳しい環境下ではありますが、自然を相手になさっているみなさんは本当に大変だなとお察しいたします。

 



 毎年、自然現象に振り回され、ある方は暖冬を歓迎し、ある方はそれを嘆く、世の中の悲喜こもごもを象徴しているようであります。



 以前にもお話いたしましたが、20年前新潟の米作農家曽我さんの田んぼにお邪魔した時に、曽我さんから「井上さん、酒屋さんのご商売も大変だと思いますが、我々の米作りは常に自然という不可抗力というリスクを背負っての仕事、一年一年予測のできないことがおきるんですよ。」 とよくおっしゃっておられました。



 そう考えると、酒屋という職業、年々厳しさが増す状況ではありますが、不平不満を極力排して気候変動とは関係なく、精一杯の努力と感謝をしながら頑張らんといかんなと思うところであります。



 さて話しをドリーム東大阪店の現場に戻しますと、案の定ヒマな毎日が続いております。繁忙期の12月のリバウンドとして毎年仕方ないとは思うんですが、ど~んと腰を据えてどっしりとした心構えができず、焦燥感の中で店内・倉庫の片付けや日常業務をこなしております。



 そこで、毎年この一月号で昨年の東大阪店の数値報告をさせていただくんですが、残念ながら結果は減収減益で2019年を終えてしまいました。1~9月までは、増益で推移していたんですが、消費増税後の10~12月の3ヶ月間で売上が低迷し、結果として年間売上昨対96.9%、粗利益額97.5% と昨年を割ってしまいました。



 過去5年間、粗利益額に関しては順調に右肩上がりで推移していたんですが、2019年はマイナス数値 となってしまいました。ただ、これも前向きに考えて次なるステップアップの踊り場であると位置付けようと考えております。(本音は、それなりに複雑な心境なんですけどね)

 



 さて、今月のテーマは、いよいよ 『 オリンピックイヤーがスタート!』 とさせていただきました。そう、あの2013年9月、滝川クリステルさんの 『 お・も・て・な・し 』 のプレゼン から6年以上経過し、そしていよいよ東京五輪が今年7月24日(金) 開会式 ~ 8月9日(日) 閉会式 の期間で開催されます。



 スポーツ大好き人間の私としては、期間中自国開催という事ですのでテレビ放映の時差がなく、夜中に目を擦りながら・・、そして寝不足という事はなく、冷たい缶ビール片手に世界のスポーツ祭典を2週間楽しませていただけると心待ちにいたしております。



 ただ、そこで心配なのは、開催地東京・首都圏は良いとして、我々地方の観客動員が見込めない地域において、応援はテレビしかないという事で、料飲店さんの営業状況が少し不安となってまいります。夜のテレビ観戦のため、『 即・帰宅組 』 が増え、確かに 『 家飲み需要 』 は高まりますが、スポーツバー以外の業務店さんの営業不振が予想されます。 季節柄、プロ野球業界もね・・・。



 そうでなくても昨年の増税後、業務店さんの営業状況は深刻でありまして、あちこちで廃業が続いていると聞いております。昨今の忘年会、新年会の〇〇〇スルーなんてのは、最悪のパターンです。その影響を受けてかどうか知りませんが、最近アサヒビールさんの勢いが頭打ちしていると聞いております。



 先日の酒販新聞の記事から、昨年のビール4社の販売実績表を下記に掲載いたしましたので、ご覧いただきたいと思います。

 



 いかがでしょうか。それぞれの数値を分析しておりますと、各社の昨年の販売戦略とその結果が如実に見えてまいります。アサヒさんの場合、2016年までは1億ケース以上を販売 していたスーパードライが、9000万ケースを割ってしまいました。



 やはり、キリン・サントリーさんもそうですが、ビールから第3ビールへのブランドチェンジが進んでいるようで、今後のビール販売戦略において各社どのようになされていくのか、注視していきたいと思います。スーパードライブランドについては、さらに厳しい流れのようで、今年度からは販売量の目標や実績を公表しないと記者会見でアサヒビール社長が述べておられます。



 またアサヒビールの経営手法として、『 ボリューム経営 』 から 『 バリュー経営 』 へと舵取りの切り替えをしていくとも明言されておられます。数量を追いかける時代は、“ 終わった!” ということでしょうか。時代の移り変わりをしみじみと考えさせられる事象であると思います。



 今年は、4月から「受動喫煙防止条例」が施行されることになり、飲食店等においては原則 屋内禁煙 となります。そのことがお客様の来店頻度や飲酒量などにどのような影響 が及ぼされるのか、厳しい状況が予想されると思います。いよいよ飲酒や喫煙に対して、国策として関連業者や消費者も端っこへと追いやられていくようで、酒販業界あげてその対策が緊急に求められるものであります。



 さらには、小売業全体にも影響がある 「 レジ袋 有料化 」 を義務付けされることも7月からスタートいたします。さらに、さらには10月より先述のビール系飲料の酒税改正が実施 されます。ざっくりとビールの酒税値下げと第3ビールの酒税値上げでありますが、9月には仮需対策も考えていかなければなりません。



 昨年、「キャッシュレス対策」や「消費税増税」などで、一年間POS対応などで翻弄されましたが、今年も何やかやとバタバタとした一年が続くようであります。いつも言うように、その混乱の中で、ふるいにかけられ廃業へと追い込まれていくのが、世の常であります。



 昨年も帝国データバンクの調査によると地域食品スーパーの倒産が7年ぶりに前年を上回った とありました。人手不足や人件費の高騰、それに伴う諸経費の負担増ということで、一部業者を除いて我々小売業に携わる者にとっては『オリンピックイヤー』 イコール受難の年 になるのではないでしょうか。



 特に東京五輪が終わった後、景気の落ち込みは避けられないものとなるでしょう。いま、ニュースで毎日のように報道されている 「新型コロナウィルス」の感染騒動 も、日本経済に暗雲をもたらせております。7月の東京五輪までに終息しておかなければ大変な事態となってまいります。



 結果、経済や社会に対しての不安が噴出し、今後さらに全ての経済分野において少子高齢化の二次・三次的な悪影響が蔓延していくものと予想します。



 売上が伸びず、経費がかさむ現在の東大阪店の沈滞ムードを直に感じているせいか、何か全てマイナス発想になっている現在の心境であります。これからの日本経済、日本社会の甦りは、あるのだろうか。このまま、「カエルの釜茹で」 のように死に絶えることの無いように覚醒したいと願うばかりです。

 

 どうも今までの『徒然日記』とは違い、今回は暗くて不安をあおるような内容になってしまいましたね。ただ、それぐらいの覚悟でこれからの時代に臨んでいかなければ間違いなく淘汰されていくことになります。新年の投稿であるがゆえに、皆さまの心構えというものを律していただきたいと思います。



 そして、気合いや覚悟だけではこの時代を乗り越えれるものではありません。次に各店それなりの具体的な対策を講じていかなければなりません。そのための大事なキーワード として、私は 『 生き残ること!』 としております。そうです、潰れない店作りです。儲かる店作りも大事ですが、この時代はまず残ること!



 潰れないためには、何が必要かというと、売上増や客数アップ、更には粗利益率増、そして費用対効果という事で、販売管理費いわゆる 経費管理が非常に重要 となってまいります。特にこの経費管理が非常に大事なファクターとなります。



 そして、この閉塞感ある時代に絶対してはいけないことがあります。過度に売上、客数を追いかけるため、無計画に経費を使い、その割には売上増や利益増につながらない、逆に下げ止まりできない、そんな構図になると最悪であります。二重苦となり、一気に経営は悪化し、最終的にお店は潰れます。私もこの歳になるまで、そのようなパターンで倒産してきたお店を多数見てまいりました。



 経費をむやみに使わない、商売としては消極的に見えるのですが、この考え方での販促は非常に高度なものが要求されます。だから実践しづらくて安易な方に走り、経費を増大させてしまうのです。複合的な価値を高める努力が必要であります。今回アサヒビールさんが全社あげて提唱されている 『 バリュー経営 』 (量よりも価値を優先した取り組み) 、この時代にマッチングした素晴らしい方針であると思います。



 私たちも小さい商いなりに、このような事例を参考に今年一年どのように営業展開していくのかを再度考えてみる必要があります。そのためには時代変化対応型の流れを把握する必要があると思います。私なりにそのポイントをご提案させていただき、今月の投稿を終えたいと思います。







  主体性をもって自立した者同士がお互いに頼り合う仲間、『相互依存』 、これがわれわれドリームチェーンが目指す未来像であると思うのです。

 それではみなさん、今年も泣き笑いの中で何やかやとジタバタしながら頑張っていきましょう!



        今月もご覧いただき誠にありがとうございました。

12月号  『 2019年を振り返って・・・ 』  Ⅴol.130

    12月号  『 2019年を振り返って・・・ 』  Ⅴol.130



 みなさん、こんにちは! いよいよ今年最後の徒然日記を投稿したいと思います。

 



さて今年も残すところ、あと数日といったところですね。各店では、本日から大晦日までの予定で年末特売チラシを配布されているところも多々あると思います。 いよいよ最後の追い込みといったところですかね。



 東大阪店でも12/28~12/30 までの3日間歳末大売り出しを開催いたします。昨年もお話ししましたが、なかなか昔と違って月末チラシを配布したからといって爆発的に売り上げが増えるという時代は終わった! という考えは、皆さま方と考えを同じくするところであります。

 



 現在のところドリーム東大阪店の売上数値としては、大変苦戦しておりまして、この歳末期 11/1~12/20 まで2ヶ月間の売上実績では、昨年対比93.8% 、粗利益ベースで92.2% となっております。昨年同時期、昨対108%を達成 していた頃と大違いでテンションが下がり気味であります。



 要因としては、相変わらず店頭売りの客数が下げ止まりできずにいるのが辛いところです。昨今新規出店した周りの大手競合店の影響がボディブローのようにじわじわと効いてきております。頼みの外販もかろうじて昨対100%超は維持しておりますが、一時の勢いも低下して店売り減全体をカバーできず にいるのが現状であります。

 



 冒頭より何か泣き言的なコメントとなっておりますが、現実は現実としてしっかりと受け止め来年の1月2月に具体的な対策を講じてまいりたいと思います。ただ後ほどの記事の中でも述べますが、2019年全体のトータルでは上半期の好調を反映して年間通じてでは何とか粗利益額は若干の微減 といったところであります。





 さて毎年歳末になると話題にされるのが、『今年の十大ニュース』 であります。私なりに各資料を集めまして2019年 国内十大ニュースの内容をここでご紹介いたしたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



 以上のように、2019年 10大ニュース として第一位に取り上げられた事としては、やはり元号が令和に改元されたことにより、様々な国家行事が開催されておりました。いずれ何十年先に令和の時代が終わるころ既に私はこの世にいないと思いますが、是非とも平成と同じく戦争の無い平和な時代であったといえるようになってもらいたいと願います。



 そして何といっても今年の目玉は、ラグビーワールドカップでのチームジャパンの活躍です。かつてラグビーを経験した者として、そして今もなお熱烈なファンとしてこの快挙は本当にうれしい限りです。そういえば今年の流行語大賞として30ほどある候補の中から 『 ワンチーム 』 が見事選出されたようですね。



 毎年思うことですが、この流行語大賞についてはこの一年間の日本の世相を表すもっとも如実なものであると思われます。例えば、二年前などは森友学園問題での決裁文書改ざんにおける
『 忖度 (そんたく) 』 などが大賞に選ばれましたね。



 同じ流行語大賞であれば、今年のようなフレーズの方がはるかに爽やかなものであり、みんなを元気にしてもらえる言葉ではないでしょうか。毎年この言葉が大賞に選ばれ続けて欲しいぐらい我々の人生において大切なものだと思います。
『 ONE TEAM 』 素敵な言葉ですね。



 さて、こうして今年も国内十大ニュースなどを取り上げ、あらためて振り返って見ますと、世の中というものは常に波乱万丈に出来ているもので、個々の人生はいつの世になってもある一定のサイクルの中で喜怒哀楽の繰り返しのようであります。



 ただ、気持ちのとらえ方次第では、苦しくても切り替えて出来るだけ楽しく思えるよう努力すれば何とか人生楽しくなっていくのではないでしょうか。そして周りの方々にも自らが実践することで勇気づけられるように日々精進していきたいと思います。







それでは、ここで今年の ドリーム東大阪店 5 大 ニュース を取り上げてみたいと思います。



 まず 第一位 になるのが、『 2020年 新会社名の決定 』 であります。

 

 

  次に、第二位 となるのが、『 松藤店長が結婚しました!』 であります。

 



 第三位『 年間粗利益額 昨年対比100%を下回る 』 であります。

 



 第四位 は、『キャッシュレス決済の脅威 』 であります。

 



  さて第五位 は、『 消費増税と軽減税率導入の混乱 』 であります。

 



 といった具合で今年も日々の泣き笑いの中、現場で朝から晩までしっかりと従事してまいりました。いつになったら、ゆっくりとした人生を歩めるのか ため息が出てしまいそうですが、毎日元気に働けることの有難さを感謝しながら来年もひと踏ん張りしたいと思っております。



 2020年は、オリンピックイヤーであり、何かとザワザワとする一年になると思います。そしてあらゆる分野で優劣がハッキリとしてくる一年 になると思います。いよいよ我々小売流通業者にとって何十年に一度の大きな変革期に突入してまいります。腹をくくって足場を固めて更には頭を柔らかくして仕事に臨まなければなりません。

 



 そのためにも2020年、新年が明けまして定例の地区エリア会議や春の勉強会等でその対策のための知識や情報を必須事項として習得していただきたく思います。 そして、逆に皆様方からは現場に基づいた忌憚のないご意見・ご提案を本部及び各加盟店様へも頂戴できますようお願い申し上げまして、本年の
『 徒然日記の締め 』 とさせていただきたいと存じます。



 今年も徒然なるままに他愛無い内容で書き綴ったことと思います。それにもかかわらず、この一年ご覧いただきましたこと厚く御礼申し上げます。



 来る年も世相の流れとともに業界のお話しや消費者の動向、さらには私なりの座学について深掘りしながら語ってまいりたいと存じますので今後ともよろしくお願い申し上げます。



     それでは、みなさま良いお年を!!  そして、来年もよろしく!!

11月号  『 チャンスは、貯金できない!』 Ⅴol.129

11月号   『 チャンスは、貯金できない!』  Ⅴol.129



 みなさん、こんにちは! 今月の徒然日記を投稿いたしたいと思います。



 いやー、毎日厳しい売上数字が続きますね。消費増税のリバウンドと一言で片づけてしまえば、そうなんですけど、仕事を終えて一人で考えていると徐々にマイナス発想になり、今後この業界そしてうちの店、どうなっていくんやろ・・・とか不安になる日々であります。



 常に 『 明・元・素 』 “ 明るく、元気で、素直である(?) ” と自負している私が、このように考え込んでしまうのは私らしくないな と思い、気合いを入れ直すんですが、何かカラ元気になっているようで余計に落ち込んでしまいます。



 とは言いながら、翌日朝から晩までバタバタとして接客に追われていますと、先日まで悩んでいたことは何やったんやろ と自分自身くよくよしている時間のムダさを感じることがあります。 そんな一喜一憂の毎日の中で、今までもそしてこれからも “ 何とかなるんや!” という言葉を信じて、取り敢えずこの歳末商戦を頑張っていきたいと思います。



 さて、ドリーム東大阪店の現場におきましては、なんとか冬ギフトの受注も順調にスタートおります。 毎回同じことをコメントしておりますが、通常業務が冷え込んでいる中、あらためてギフト強化をしていて良かったなと思っております。毎回、ギフト前回お買い上げリストを片手にご来店いただけるお客様を見ておりますとやはりリピーターの有難さをつくづく思い知らされます。

 



 話しは変わりますが、先日ドリーム東大阪店エリアのヤマト運輸営業所のセンター長が来店され、ギフト配送運賃の再値上げ通告をしてきました。今夏前6月からの二度目の値上げであります。こちら側からすれば、理不尽な話でありますので、拒否しますと相手側も強気な態度で応戦。



 結局、来年2月からの値上げという事でお引き取りを願いましたが、今回本部からの ゆうパック提案 が無ければ、100%承諾しなければいけないところでした。本当に良いタイミングでの本部提案でありました。本部直営店とはいえ、今回はチェーンの一員で良かったなと安堵しています。

 



 今後の日本経済、少子高齢化による人手不足、そして人件費の高騰、結果として負の連鎖と申しますか我々小規模店舗に直撃する様々な経費増大がさらに店舗運営を圧迫してまいります。さらには昨今のキャッシュレス問題による支払手数料が、いずれ大きく経費過多により営業利益額の減少につながってまいります。



 それでなくても、売り上げ減少による粗利益額の昨対割れが続く中、各種経費の増大で、“どないせいと言うねん!” と思わず大きな声を張り上げてしまいたい気持ちであります。『 前門の虎・後門の狼 』 といったところですかね。全国の小規模小売業のみなさん、今後われわれは どうかじ取り をしていけばいいんでしょうか。悩ましいところであります。





 さて今月号は不安とボヤキから始まりました。年末商戦がいよいよ始まるこの時期に、こんな暗い話ではいけませんので、ドリーム東大阪店にとって明るい話題をひとつお話ししたいと思います。



 それは、来年創業100周年を機に4月1日から新社名・新代表者決定となる前段として、先日若い社員たちで新社名を考えていただきました。いくつか候補はありましたが、全員一致で下記の通りとなりました。

 

 



 名付け親は、勝間田チーフ (22) であります。ネットや書籍を参考にしながら、イメージを膨らませ考えたようです。次の若い世代が目標をもって頑張れる 素晴らしい社名 であると大変喜んでおります。創業100年、101年と年輪を刻むようにさらに新しい時代に向かってチャレンジしていってもらいたいと思います。



 思い起こせば、私が24歳の時に個人商店 井上酒店から、有限会社イノウエ (屋号 イノウエ酒販) に組織変更してから早や46年経過いたしました。



 当時、私はまだ独身でありまして創業者の祖父 井上辰蔵 (78) と19歳の男子社員 計3名で運営いたしておりました。母は、私が18歳の時に他界し、父は不動産業を営んでおりましたので、若くして代表取締役となり、現在に至っております。



 来年4月からは、現在店長を任しております 松藤君に代表を委譲 し、現場から徐々に身を引いていく予定にしております。現在若い社員3名とアルバイト諸君で諸業務を遂行してくれておりますので、彼らの成長を見守りながら、事業承継を実施していきたいと思います。

 



 『 名は体を表す』 と申します。この新社名 A C T に表現される 『 行 動 』 について少しお話しさせていただきたいと思います。



 私もこの歳まで長く生きてまいりました。そして、その人生の中で多くの時間を費やしたのが、仕事、酒屋業でありました。そして、その中で多くの人々との出会いがありました。そして、この業界劇的な商環境の変化の中で生き残ってきた方々と残念ながら淘汰されてしまった方々を多く見てまいりました。



 その大きな要因は、様々複合的なものがあると思います。ただ、その中でも私が強く思うのがその人の持つ 『 行動力 』 の違い であると断言できます。確かに、スキルやパッションも大事だと思いますが、全ては行動力 に帰結すると思うのです。



 かつて19世紀後半アメリカの『鉄鋼王』といわれる実業家アンドリュー・カーネギーの残した言葉に次のようなものがあります。

 



 先月号でもお話ししましたが、過日10/8に本部主催 『 秋の勉強会 』 に参加されてその後みなさんどのように 具体的な行動 に移されたでしょうか。当日、おそらく皆さんは、これからの仕事のあり方について何かを変えたい、そしてそのための参考にしたいという思いで勉強会に参加されたと思います。



 お米についての新しい知識や一生懸命美味しくて安心安全な米作りをされている農家さんの生き方、そして日々営業活動で苦心されている業者さんからの販売ノウハウを学んでも、何日かすれば、ほとんどのことを忘れ、目の前の忙しい日常の仕事のみに戻ってしまっているのではないでしょうか。



 本気でやりたいこと、やらなければならないことが見つかった時にすぐに行動できるのかどうか、そして生産者さん、業者さんから勧められたことをすぐに実行に移せるかどうか、いかがでしょうか。いま私たちに求められるのは、将来に対しての不安をとめどなく感じることではなく、『 行動力 』 というものが果たして自分自身備わっているのかどうかという事を自問自答することから、打開策は見えてくると思います。



 どうぞ、失敗を恐れず果敢にチャレンジして 『 A C T 』 していただきたいと思います。



 最後になりましたが、全国の加盟店皆さまへ、そして新星東大阪店のスタッフの皆さんへ私から贈る強いエールとして 『 相田みつを 』 さんの詩の一節をご紹介して今月の投稿を終えたいと思います。



      今月もご覧いただきまして、誠にありがとうございました。

 

 

 



相田みつを

にんげんだもの

出版社: 文化出版局より引用

10月号  『 ボーっと生きてんじゃねーよ!』  Ⅴol.128

10月号   『 ボーっと生きてんじゃねーよ!』  Ⅴol.128 



 みなさん、こんにちは! 今月の徒然日記を投稿いたしたいと思います。

 



 さて今月も前回に引き続き台風被害からお話ししなければならないこととなりました。台風19号来襲のため、関東・東北地区中心に甚大な被害が発生してしまいました。前回も述べましたが、自然災害列島『日本』の宿命と申しますか、毎回悲しい出来事として報道され、何とも言いようのない思いになってまいります。



 あらためて今回被災されました方々へのお見舞いとお悔やみを申し上げたいと思います。若くして命を絶たれた方々や独り住まいのため救助及ばずして亡くなられたお年寄りの方々を思えば、無念としか言いようがないものがあります。



 私の場合、70歳を前にしてここまで無事に生きながらえてきたことに感謝し、今まで出会った方々や支えによって今があるのだと肝に銘じております。だからこそ、命の大切さや有難さを感じながら日々仕事に精進していかなければと思っています。



 そして残された人生の中で命ある限り、職場スタッフのため、また家族のため、さらに何よりも今までお世話になった周りの方々に対して何かしらのお返しとお手伝いをさせていただきたいと思っております。





 冒頭から少し堅い話となりましたが、ここで少し明るい話題も述べておきたいと思います。それは、皆さまご存知のラグビーワールドカップ2019での
『 チームジャパン 』 ベスト8 初の決勝トーナメントへの進出であります。残念ながら、南アフリカ戦では惜しくも敗退となりましたが、その功績は日本国中いや世界中から賞賛されております。

 



 そして、いまなお新聞やTVで、彼らの活躍ぶりを様々なエピソードを加えて報道されております。特に日本ラグビー協会の将来像については、かつての早稲田のラガーマン清宮克幸副会長の下で、ラグビーのプロリーグ化を是非とも実現させてほしいと、26年前にサッカー・J リーグ、そして3年前プロバスケットボール・Bリーグを誕生させた川渕三郎氏が記者会見で述べられておられます。



 私自身、熱烈なラグビーファンの一人として、是非とも清宮氏の強いリーダーシップのもとプロ化を目指していただきたいと切望いたします。そしてラグビー観戦の必須飲み物、ビールの消費量アップのためにも是非とも実現させていただきたいと思います。特にウイングの松島幸太朗選手が在籍するサントリーサンゴリアスが先頭をきってもらいたいですね。

 





 さて話しは変わりますが、今月のテーマは 『 ボーっと生きてんじゃねーよ! 』 とさせていただきました。この言葉については、みなさんくご存知だと思いますが、最近NHKの人気番組として、ナイナイの岡村さんとチコちゃん (声は、木村祐一氏)
とのやり取りが話題となっております。



 このN H K っぽくない教養バラエティ番組 『 チコちゃんに叱られる 』 についてNHK広報の方は、次のようにお話しされております。

 



 ご覧になってない方には、是非とものお薦めであります。毎週金曜日夜8時から放送されているんですが、私の場合仕事の関係でなかなか見る機会がありませんでしたが、再放送が翌土曜日の朝8:15からされますので、それを毎週楽しみに視聴いたしております。





 そこで今回なぜこのような『ボーっと・・・・・・』を掲載したかというと、最近私の行動そのものが、初期の認知症の前触れなのか、ボーっとすることが多くなりまして、先日も車を走行中、道路わきの側溝に左前輪と後輪を脱輪させてしまい、結果
JAFに緊急コール いたしまして助けていただきました。



 自分でも情けない限りでありますが、『寄る年波には勝てぬ』 という諺がありますように、知力・体力の限界をつくづくと感じる今日この頃であります。ならぬ願いでありますが、あの40代50代の勢いをもう一度呼び戻したいと思ってもいるんですがねー。 気合いだけは・・・・・!



 さて私のことは差し置いて、本題の『ボーっと・・・・・』でありますが、今年もまた一年の総決算であります年末商戦がやってまいりました。各店、冬ギフト対策として、前回お買い上げリストの発送準備や店内ギフトの展開やPOP貼付けなど毎日段取りに追われていると拝察いたします。

 



 いわゆるルーティンワークに忙殺されるという事でございます。ルーティンワークとは、あらためて申しますと、「手順・手続きが決まりきった作業のことで、創意工夫の必要ない業務」を指しますが、私どもの商売、今の時代それだけで果たしてお客様の満足や支持がいただけるのか 少し疑問が残ります。



 仕事やスポーツにおいても、確かに基本的なことでありますので必要不可欠であるのには間違いありません。ただそこに 『 創意工夫 』 を付加 してみてはどうかと思うのです。いわゆる「常に考えながら仕事する」という シンキングワーク であります。



 決してルーティンワークのみで仕事することを 『 ボーっと生きてんじゃねーよ!』 とまで、極端なことは言いませんが、ルーティン プラス シンキング でいかがでしょうか。少し工夫をして何かをプラスしていけばいいですよね。



 先日の秋の勉強会におきましても、これからの商売、粗利益率を上げるためには、付加価値のある商品・サービスの提供 が必要であると学んだと思いますが、お店に帰られて果たしてその課題にチャレンジされている方は、どれだけおられるのでしょうか。



 毎回、アンケート用紙には大変勉強になったとか、これからの自店のあるべき姿が見い出せたか、記入されていますが、じゃその後の行動はキチッと伴っているのでしょうか。相変わらず、昨年と同じ11月の仕事・12月の仕事の繰り返しで一年が終わってしまう、そのように思えるのです。



 例えば、先日東大阪店で松藤店長と勝間田チーフが二人で相談して私に報告がありました。



 「今年の新規法人開拓用の冬ギフトDMセットは、例年の100部から50部に減らしました。イマイチ反応が無いので経費的にもったいないから・・・」 と。

 



 反応が無いから、やめる? じゃ、何故反応が無いのかって気づかないのか と私は考えます。毎年同じように本部から提供していただいたチラシやカタログをルーティーンワークで何の工夫もなく袋詰めを実施して漠然とポスティングをする。そして、反応が無ければ配布部数を半分にする。



 本当に新規客を獲得しようという強い意志が感じられないのが残念であります。何かを工夫して付加価値をつけて新規客にご案内すれば、何か次なる突破口が見えてくる、と私は思います。



 例えば今年の場合、クレジットカードを使うとキャッシュレスで国から 5%の還元 があります。大口になればなる程そのお得感が増すわけですから、そこんとこをアピールした案内状を一枚DMセットの中に入れて今回は試してみる、そのような前向きな姿勢が望ましいと思います。



 今回のラグビー、チームジャパンの 『 不可能を可能にする 』 偉業は、まさしく日頃からの猛練習とさらには試合の中での 工夫 ( シンキングプレイ ) とが融合したものであります。



 私どもの仕事も同じであります。常日頃から額に汗して一生懸命努力して働き、そして常にお客様の買い物動向を洞察し、その 『 気づき 』 の中で知恵を出して付加価値を創造する。その繰り返しの中でお客様からの信頼を勝ち得て地域密着型のお店となりうるのです。



 東大阪店のスタッフ両名もその意味をしっかり勉強して、失敗を恐れず前に向かってチャレンジしていってもらいたいと思います。さらには、私自身も含めて読者の方々も人生ある限り、目標をもって果敢に挑戦していただきたいと願います。



 最後になりましたが、前出しの川渕三郎氏(83) が思考できる後任スタッフを育成するにあたって記者会見場で述べられた内容をご紹介して今月の投稿を終えたいと思います。



       今月もご覧いただきまして、誠にありがとうございました。



 

 

9月号  『 One For All, All For One 』  Ⅴol.127

9月号   『 One For All, All For One 』  Ⅴol.127



 みなさん、こんにちは! 今月の徒然日記を投稿いたしたいと思います。

 



 さて冒頭から今月も先月同様自然災害のニュースについてお話を進めていかなければならないのが残念でなりません。なかなか明るい話題が見つけられなかった9月でしたので、申し訳ありませんが先日千葉県を中心とした台風15号の爪痕について語りたいと思います。



 新聞記事から引用しますと、経済産業省は13日、台風15号による「停電被害対策本部」を設置し、千葉県を中心に 電柱2千本が倒壊や損傷したとの推計を示した。昨年、大規模な停電を近畿地方で引き起こした台風21号と比べても、深刻な被害が発生していると分析した。

 対策本部では、本部長である菅原一秀経産相が各局長に対し、「東京電力や自治体と連携した停電復旧や燃料供給を行う」ことなどを指示した。

 台風15号については、昨年の21号よりも最大瞬間風速が強く、地域は狭いが被害は深刻だと説明。その上で、大規模な電柱の倒壊などの影響により、今後の停電復旧には一定の期間が必要になるとの認識を示している。



 とありました。われわれの仲間である 『 ベアーズ木更津店 』 では、かなり大きな被害にあわれ、今もなお営業できずに困っておられるとのことです。店頭の電動シャッターは大きくまくり上げられ、夜も戸締りが出来ない状態が続いているそうです。(9/20
現在)



 修理のため、業者に電話しても常に話し中状態で、すでに一週間以上経過しているにもかかわらず、倉庫側のシャッターも同様に大破したままの状態であるようです。今のところ、深夜の盗難にはあってないようですが、セキュリティの問題においても頭を抱えているとのことです。





 自然災害について先日ある書籍を読んでいますと次のような内容が書かれておりました。





 中小企業庁がまとめた「平成28年度版中小企業白書」によると、自然災害の被害額を集計 し、世界全体を100%とすると、日本の被害総額は世界全体の約17%にのぼるそうです。日本の国土面積は、世界のわずか0.25%しかないのにもかかわらず、極端に多くの災害被害を受けています。日本が「自然災害の多い国」といわれる所以はここにあるのです。       とありました。



 本当に毎年毎期矢継ぎ早にやってくる自然災害。私たちもいつ受難するかもわかりません。常にその準備、及び心構えをしておかなければなりません。今回の千葉災害については、ライフラインとしての
『 水 』 だけではなく、『 電気 』 の確保がいかに大事かが問われることとなりました。



 千葉地区の方々には電気の回復と共に、一刻も早い復旧・復興が待たれるところであります。木更津店の林オーナーはじめスタッフの皆さん、そして千葉県内を中心にこの度被災されました皆さまには心よりお見舞い申し上げます。



 



 さて話しは変わりまして、いよいよ10月1日より消費税率が10 %に引き上げられます。現場では、プライスカードの張り替えやPOSレジのソフト組み換えなど具体的な作業が待ったなしで実施されております。



我々自身の利益率が2%向上するのであればモチベーションも上がりますが、まったく恩恵もなく手間や諸費用ばかりを被って 『 百害あって一利なし 』 とは、まさしく今回の増税ではないかと不満がたまる毎日であります。



 さらには、かぶさるように、経済産業省は「キャッシュレス・消費者還元事業」を10月1日からスタートいたします。皆さまご存知の通り、消費者がお買い物の際キャッシュレス決済(クレジットカードやデビットカード、各種電子マネー、QRコード決済など)を行うと、5%あるいは2%の還元 が受けられるというものであります。



 最近では、政府が景気冷え込み対策の広報活動として、盛んにTVコマーシャルでアピールいたしております。またスマホ決済各社を中心に様々なキャンペーンを展開し、消費者のキャッシュレス活用を喚起いたしております。

 



 例えば、『ペイペイ』では政府の5%ポイント還元とは別に、自社企画として10/1~11/30 まで、さらに5%のポイント還元を実施いたします。政府企画と合わせて10%の還元 となる訳ですから、これは消費者にとって大きな魅力になる訳です。



 ジワジワとそのお得感が来年の6月まで約9ケ月間の中で浸透し、政府の狙い通り一気にキャッシュレス化が促進するのではないでしょうか。



 そこで問題は、キャッシュレス対応や軽減税率対応などが出来ない零細小売店は、どうなっていくんだろうという心配です。真面目にコツコツと地元のお客様と信頼関係を構築し、地道にご商売をされている方々が費用の面や操作性の煩わしさを懸念して対応されないことにより、徐々に消費者から見放されることになり、間違いなく苦境に追い込れることになるでしょう。



 年々増え続けるお年寄りや地域に根差した弱小小売店への 『 弱者切り捨て』 、こんなことで今の日本の国良いんでしょうかね?!今月のテーマといたしました『 One For All, All For One 』 の精神を日本国の国策に反映されるような世の中になってもらいたいと強く願うものであります。





 さて、今月のテーマを上記に選んだのは、みなさんご存知の通り 『 ラグビーワールドカップ日本2019 』 が9/21に始まったのを題材に何か皆さんにお伝えしたいなと思い、『 一人はみんなのために、みんなは一人のために 』 という合言葉にいたしました。

 



 みなさんご存知の方もおられますが、この言葉は本来ラグビー用語ではなく、いまから170年前に執筆されたフランスのアレクサンドル・デュマの人気小説
「三銃士」 の中で使われていたフレーズなんですね。その言葉があまりにもセンセーショナルであったため、ラグビーの世界でも使われるようになったようです。

 



 また、言葉の意味も若干解釈が違い、「一人はみんなのために、みんなは一つの目的 のために」 とラグビーの場合は意味するものらしいです。「一つの目的・・・」とは、という事ですがそれはまさしく 『 トライ 』 であり 『 勝利 』 という事であると思います。



 この合言葉にまつわるエピソードは、今まで世界各国多種多様なところで人々の感動の場面として生まれ、そしてこれからも一つの歴史に残る出来事として様々生まれてくると思います。私も若いころ仲間と共に試合に臨む中で体感した仲間意識、そして相手チームとの
『 ノーサイド 』 後の飲み会でお互いに熱く語り合った時間を今も懐かしく思えます。その内容をご紹介すれば、長々となりますので、またの機会にして今回は、『One Team Japan 』 のキャプテン、リーチマイケルさん(31) についてお話ししたいと思います。

 



 最近、TV報道でも度々ご紹介されているので、詳しくお伝えすることは不要だと思いますが、簡単に彼のプロフィールを述べますと、ニュージーランド出身の彼は、15歳の時にラグビーの交換留学生として来日し、札幌山の手高校に入学いたしました。



 その後、東海大学に進み、卒業後社会人ラグビーの東芝ブレイブルーパスに加入し、その後日本国籍を取得し、あの2015年にイングランドで開催された前回ラグビーワールドカップにキャプテンとして出場いたしました。当時、南アフリカ共和国戦での奇跡的な大逆転勝利は、あまりにも有名であります。



 私も4年前、テレビの前で夜中であるにもかかわらず、大きな声で叫び涙したものでした。あの感動から早や4年。そして引き続き、キャプテンシーを発揮しているリーチマイケルさんが、国際試合の前に必ず行われる国歌吹奏時に大きな声を出して
『君が代』を斉唱 している姿を見て、外人さんであるにもかかわらず、なぜそんなに一生懸命声を張り上げ歌うのか、何か違和感を感じておりました。



 そして、今回リーチマイケルさんのTV特集でその謎が解けました。



 答えは、宮崎県日向市の或る神社にある 『 さざれ石 』 にあるのでした。

 



 そこで、その関係性を解く産経新聞社の記事をご紹介したいと思います。



    『 ラグビー日本代表が 「さざれ石」 の前で君が代 』



 ラグビー日本代表は17日、宮崎市での強化合宿を打ち上げた後、宮崎県日向市の大御神社を訪れ、日本最大級の『さざれ石』を見学した。



 「さざれ石」が歌われている君が代への理解を深め、海外出身選手も多いチームの結束強化を図る目的で、リーチ・マイケル主将(東芝)が発案した。



 大御神社の新名光明宮司がワールドカップ(W杯、9月開幕)を控える選手らを前に、「一人一人の選手が大きな巌となれば、必勝の道が開かれると信じている」と君が代の歌詞になぞらえて激励。



 選手らは「さざれ石」の前で君が代を歌い、リーチ主将が玉串を奉納後、祈祷(きとう)を受けた。日本代表は歴史的3勝を挙げた2015年W杯前にも同神社を訪れている。

とありました。



 いかがでしょうか。生粋の日本人である私自身が国歌の意味も理解せず、ただ何か卒業式やその他行事の時に国歌斉唱していたのが恥ずかしい限りであります。 『 君が代 』 といえば、時代によってさまざまな解釈がされるもので、戦前・戦中・戦後を通じて何か天皇を崇拝する歌のような感覚 があり、まったく本来の意味を知ろうとしていなかったのは事実です。



 でも、リーチマイケルさんが教えてくれたように、『 君 が 代 』 = 『 One For All, All For One 』 と、考え方はラグビーとまったく同じであると気づかされました。そして、同じ考え方といえば、われわれドリーム・酒匠米匠チェーンにおきましても、『 さざれ石 』 (本部・加盟店)と 『 巌 』 (生き残り) として比喩するならば、何かすべてが同じスピリットに帰結するように思います。



 これからもドリーム・酒匠米匠チェーンとして、同じ目的をもって、皆さんと共に強い集合体となり、一枚岩となってこれからの厳しい商環境の中で 『 ナイス トライ!』 を重ねていけるよう共に頑張っていきましょう。



 最後になりましたが、先述の 『 君が代 』 の現代語訳 としてふさわしい解説をご紹介して今月の投稿を終えたいと思います。



     今月もご覧いただきまして、誠にありがとうございました。



 



【 P.S 】 ちなみに『君が代』の歌詞は、さかのぼること平安時代の古今和歌集に収録されていた和歌(五七五七七)が元となっているそうです。。そしてこの歌は西暦905年の時点で「詠み人知らず」となっています。

また日本の法律で正式に国歌と決定されたのは、意外にも20年前の1999年(平成11年)であります。

でもルーツは平安時代でありますので、意味がイマイチ理解できなかったのは仕方ないですね。

そう考えると、リーチマイケルさんスゴイ勉強家で、なおかつ真の日本人ですね。感服しました。

8月号   『 劇的に自分を変えるには・・・ 』  Ⅴol.126

 8月号   『 劇的に自分を変えるには・・・ 』  Ⅴol.126



 

 みなさん、こんにちは! 今月の徒然日記を投稿いたしたいと思います。



 さて、今夏シーズンを振り返りますと、7月は長雨にたたられ、8月はいきなり猛暑の連続があり、お盆の時期には台風10号が日本列島を直撃し、昨年のような大きな被害はなかったものの帰省シーズンという事もあり、全国津々浦々で大きな混乱とマヒが発生いたしました。



 幸いにして、私たち現場の者はお盆時期仕事という方が多く、後日代休を取りゆっくりと休養日を過ごせたのではないでしょうか。結果、今回のような状況に巻き込まれることはなかったように思います。ただし、世の中でいう
9連休などとんでもない話ではありますが・・・。

 





 話しは変わりますが、みなさん今年の夏商戦はいかがでしたか。毎年8月下旬から9月上旬にかけて各店では、今年の夏の売り上げ状況などの振り返りをされているのではないでしょうか。ドリーム東大阪店では、6/1 ~ 8/20 までの夏ギフトの販売状況を総括する意味で、現在数値結果などを分析中であります。



 おおまかな数字でありますが、東大阪店では、全体売上が3ヶ月[6~8月] で 昨対95.5%、利益額ベースでは、昨対97.1%でありました。夏ギフト関係では、酒類ギフトが昨対106.2% で、食品ギフトが101.3% ということで、夏ギフトに関しては何とか健闘した結果となりました。



 ただし案の定、近隣大型競合店や天候の問題が大きな要因となり、アルコール全体では昨対90.8%、さらにはビール系飲料については、昨対88.5% と散々な結果となってしまいました。しかしながら、有難いことに高粗利益率のお米カテゴリーに関しては、昨対110.2% という事で、ギフト・お米などの粗利益ミックス効果で昨対粗利益額が97.1%で着地 した形となっております。





 もし、東大阪店においてお米やギフトを近年強化していなかったら、今頃どのような状況に追い込まれていたんだろうかと思うと ゾッとする ところであります。常に変化に対応して果敢にチャレンジすることの大切さをあらためて思い知ることが出来ました。



 とはいうものの、今もなお 酒屋魂は萎えてはいませんので、酒類強化のため店舗においては夏から秋へという事で、例年の定番となっております 『キリンの秋味や日本酒ひやおろし』 など秋の味覚フェアとしてお店全体の模様替えを実施いたしました。残暑まだなお厳しい時期ですが、東大阪店の雰囲気は、秋一色となってまいりました。

 





 さて今月のテーマは、 『 劇的に自分を変えるには・・・ 』 とさせていただきました。



 いよいよ10月1日の消費税増税のX デ ーが近づいてまいりました。来月9月は、その準備と対応でかなりの混乱が予想され、そのため日々の仕事に加え、準備のため振り回される毎日となるのではないでしょうか。



 通常の増税でも、ややこしいのに今回はそれに付け加え、軽減税率の導入そして消費税増税後のキャッシュレス5%還元といったさらに難儀な問題 に取り組まなければなりません。本当に、トホホホ・・・であります。政府は本当にわれわれ末端の弱小小売店の実態を理解できているのか、首をかしげるばかりであります。

 



 ただ、このようなことが現実に断行されていくわけですから、嘆いてばかりではいけません。その変化に対応できず乗り遅れることになれば、消費者からレッドカード を突き付けられることになりますので、何とかみんなで知恵を出し合いながら、この難局を乗り越えていかなければなりません。



 いまなお個人商店として頑張っておられる地域の酒屋さん、詳しい情報も入手できず、また簡易レジのシステム変更に伴う費用の発生で果たしてどこまで投資してついていけるのか、見当もつきません。資力も規模も脆弱なお店は、潰れても構わないと水面下では公認する国の施策です。これが今の世の中の実態です。



 これから日本の国は、どうなっていくんでしょうかね。世界的に見ても米中の貿易摩擦の影響で世界各国が業績不振に苦しみ、日本ではさらに円高が助長され、輸出産業企業中心に大打撃を被り、日本経済全体を圧迫してまいります。

 



 さらには、人口減少による人手確保のため人件費はさらに高騰し、各会社・商店の経営を圧迫し、中小企業中心に倒産・廃業が続出してくるという構図が見えてまいります。そのため、国民の可処分所得は減少し、さらに消費は冷え込んでまいります。



 そのような地球規模の大きな激変の流れの中で、皆さんのご商売を、さらには未来ある個々の人生をどう切り開いていけるんですかね。本当にこれからは大変な時代に突入していくと思いますよ。何か他人ごとのようですが、私の場合は戦後の昭和、平成と本当に平和で、それなりのはんなりとした時代のスピードの中で自分の人生を堪能させていただきました。悔いはありません。今振り返ればいい時代に生まれて幸せでありました。



 しかしながら、これからの若者たちの将来はどうなるのでしょうか。そして、目の前の問題として私どもチェーンにご参加いただいております加盟店様をどのように支えつつ、導いていて差し上げ、10年後笑顔で酒を酌み交わすことが出来るのか、そこが我々本部に課せられた大きな課題 となってまいります。

 



 20年ほど前、英国で発生した金融ビッグバン、その後全世界に広がり、その時代日本に現存した都市銀行、三和銀行・東京銀行・神戸銀行などが 『護送船団方式』 の崩壊 と共に消滅し吸収合併されていきました。アメリカでも歴史ある大手銀行もいくつか倒産いたしました。そして、大手同士が統廃合し、次への時代に大きく変身していったのです。



 今の時代は、金融界にとどまらず全業種においてビッグバンが巻き起こっております。そのような時代の中で、ちっぽけなお店でありますが、われわれもビッグバンを起こさなければなりません。加盟店同士で統廃合するという事ではなく、小さい店なりに何か新しい視点で商売 を続けていかなければならないのです。



 そして、その為にも将来に向けた視点を見定める一例として、10月8日開催の本部主催 『 秋の勉強会 』 にご参加いただき、視野を広げ頼もしい仲間と共にスキルアップしていただきたいと強く思います。時代は、待ったなしです。皆さんのご健闘をお祈りいたします。





 最後になりましたが、相対性理論で有名なドイツの物理学者アインシュタイン氏の言葉についてコメントされていた或るコンサルタント氏の言葉を引用させていただき、今月の投稿を終えたいと思います。



          今月もご覧いただきまして、誠にありがとうございました。

  







7月号『 商品を売るな 自分を売れ!? 』Ⅴol.125

7月号   『 商品を売るな 自分を売れ!? 』  Ⅴol.125



 みなさん、こんにちは! 今月の徒然日記を投稿いたしたいと思います。



 いゃー、やっとこさ梅雨が明けました! 本当に今年の7月は、よく雨が降りましたね。先月号でもお話ししましたが、今年の梅雨入りは 観測史上一番遅い梅雨入り ( 6/26 ) となり、水不足で米作農家さんにとって深刻な事態になるのでは・・・と予測されましたが、どうしてどうして自然現象というものは不確実性そのものであり、何と遅い梅雨時期に入ってからは、皮肉にも毎日雨雨雨雨の連続でした。

 



 ちなみに昨年の近畿地方の梅雨明けは、7/9 でしたから今年の場合は遅れに遅れて24日となりました。米作農家さんにとっては、たっぷりの水とは裏腹に日照時間不足のため、光合成不良で登熟不良・着色米増加など品質低下が心配となってまいります。



 カラ梅雨となれば、水不足と高温障害でダメージとなり、長雨となれば日照不足で発育不良となり、本当に自然を相手にした仕事 というのは、大変だなとつくづく思えてまいります。そんな悪状況の中でも日本全国の農家の皆さんには何とか頑張ってもらいたいという思いでエールを送りたいと思います。



 といいながら、他人ごとではありません。農家さんとまではいきませんが、我々の商売もこの雨雨の連続で少なからず、厳しい状況 におかれております。先述の通り、昨年の今頃は梅雨も早く明けて、毎日毎日が猛暑の連続で日々の新聞やTVでも、熱中症患者の緊急搬送などが報道されておりました。今年は、そんなニュースはほとんど見聞きしておりません。ゆえに飲料水中心に売上不振となっております。



 地球温暖化の影響で、今年の夏も猛暑続きとなり、ビールや飲料水の需要が非常に高まると予想していたのですが、豈図らんやこのような状況であります。東大阪店でも、品不足を予想して大量のスポーツドリンクを買い込んでおったのですが、予想外となりました。( まだ、8月9月がありますけどね・・・)



 ただ我々の商売の有難いところは、飲料水やビール系が不調であれば、この時期夏ギフトをキッチリ対応すれば売上・利益に貢献することが出来ますし、、お米においても昨年30年度産の玄米を精米してお客様に供給することが出来るわけですから、商売のやり方を変えれば致命的な状況には至らないという有難い商業環境 にあります。



 いわゆるリスクヘッジできる商品・カテゴリーが存在するわけです。野菜作りやお米作りだけの農家さんにとってはリスクをまともにかぶってしまい、まるまる一年棒に振るということになります。本当にお気の毒なことであります。スポーツでいうなら、敗者復活戦のない競技のようなものですね。



 人の人生と同じで、仕事においても業種こそ違いがありますが、常に悩みや苦しみはつきものでそれを克服する中で進歩があり、達成した喜びと充実感があるのだと思います。まあ、お互い大変ですけど何やかやと毎日ボヤキながら前に進んでいきましょう!

 





 さて、今月のテーマは 『 商品を売るな 自分を売れ!? 』 という内容にさせていただきました。私が30代の頃によく流行った言葉ですが、その時代中小企業の経営セミナーに参加するとコンサルタントの先生がよく使われたフレーズであります。



 ここでイノウエ酒販時代、その言葉の内容を根性論で着実に実践 していたエピソードを一つお話ししたいと思います。



 当時、私が35歳、番頭さんの川口氏が28歳の時代です。イノウエ酒販では、当時年間販促の一つとしてワインの頒布会 ( 2本×6ヶ月 小売3000円/月) を実施しておりました。

 



 マンズワイン50口を目標に棒グラフの表を事務所に掲示して『達成するまでガンバロー!』 というスローガンポスターも壁に貼って意識高揚を図っておりました。そして、いよいよ販促期間最終日、閉店夜9時になって48口、あと2口となりました。



 川口氏が何とか50口へと、ということで夜遅く車を走らせて、いつも自分を可愛がってもらってる上得意様へ訪問して2口獲得して帰ってきたのが10時を過ぎておりました。そのお客様は、それまですでに2口ご注文をいただいているのにもかかわらず、さらに追加の2口でした。そして目標の50口達成! 店のシャッターを下ろした後、ふたりで祝杯を挙げたものでした。



 飲みながら、川口氏から受注の状況を聞くと、夜9:30ごろピンポンを押し玄関先でパジャマ姿のお客様に「何とかあと2口を!」 とお願いをするとお客様の方から「夜遅くまで大変やねー、注文してあげるから早よ帰って風呂にでも入り、ゆっくりしーや」 と言ってもらったとのことです。



 有難いお客様です。もうその段階では、商品が何かではなく、川口氏の日頃からのお付き合いのあり方が功を奏しての話であります。『 商品を売るな 自分を売れ 』 と言う訳です。



 そんな時代でありました。しかしながら今の時代、果たしてそんな売り方が通用するでしょうか? そこまで寛大に受け止めていただけるお客様が存在するのか、そして何よりもお客様の夜の私的な時間を無視 してまでの訪問販売が本当に正しい商人のあり方なのだろうか?



 売る側の立場で一生懸命 自分の働く姿 をお客様に見てもらえれば必ずお客様が共感し評価してもらえると誤解して接客していたのではないだろうか。お客様を信じるその思いは、今も間違いなく変わりません。しかしながら、いま思えば何か勘違いをしているのでは・・・と思う時があります。



 たまに川口氏と飲む機会があれば、当時の仕事を懐かしく語り合う時があります。古き良き時代の話であります。根性論で仕事を人生を駆け抜けた時代でありました。でも今は残念ですがそれは通用しません。商売のあり方が
『 売り手目線 』 から 『 買い手目線 』 に大きくバランスチェンジしたのであります。



 確かに売る側の接客技術は高めていかなければなりません。そしてたまには 『 根性論 』 が必要な時もあります。しかしながら、自分の価値を高めるだけで物が売れる、お客様が支持してくれる時代ではありません。原点に返ってやはり商品そのものの価値を高めること、さらには商品に付随する価値 が重要な時代となりました。いわゆる付加価値であります。



 例えば、EC (イーコマース・電子商取引) でのお買い物 の場合、スマホでアマゾンに入り、発注し商品購入が出来る時代です。しかも決済は銀行引き落とし。そこには、人がその商取引にまったく関与していません。『自分を売れ』 といっても人が介在しないのですから、どうしようもありません。人による接客が不要となる商取引、それが普通になってまいりました。

 



 さらには、購入した商品についてのトレーサビリティや使い方・レシピなど遥かに人が介するよりも正確 で幅広い情報サービスが享受できるわけですから、これから更にネット通販は伸びてまいります。地域の商店街での名物おやじの商売人は、あちこちで時代と共に消えてなくなりつつあります。



 さあ、そこでみなさんこれから私たちどうするの、そしてどうなるの ってことですが、心配無用ご安心ください。何とかなるんです。やせ我慢で言ってるのではありませんよ。ただし、一つ必須事項があります。それは、 『 努力して学習し、お客様目線で行動に移す』 ことです。 どこに向かって努力するのか、そして具体的にどのように努力するのか、それが問題なのであります。



 仕事でもスポーツでも勉学においても、大谷翔平さんのように能力のある人って生まれながらにして備わっているものでもないと思います。敢えて言うなら、能力のある人は
『 努力する能力 』 を持っている人なんだなと思います。



 どうも抽象的な言い回しになっていますが、具体的なヒントの一つとして今年10月に開催される本部主催 秋の勉強会に積極参加 されるのも次なる努力目標のキッカケとなるのではないでしょうか。日々、目の前の大事な仕事をこなしつつ、常に情報収集のアンテナを張り巡らせ、ある時は時間を作り、自ら赴いて体感することが非常に大事な行動となってまいります。是非とも万障繰り合わせてご参加賜りますようお待ちいたしております。



 最後になりますが、先ほど 「何とかなるんです。」 と述べておりました、その根拠は以前にもお話いたしました英国の生物学者チャールズ・ダーウィンの進化論を今もなお私は信奉し、実践しているからなのです。不変性のものは頑なに踏襲し、さらには時代と共に変えるべきは、常に変化することを心がけています。



  それでは、その有名な言葉を再度ご提示して今月の投稿を終えたいと思います。



     今月もご覧いただきまして、誠にありがとうございました。

 

6月号 『 人も組織も、いずれ幕を閉じる』 Ⅴol.12

6月号 『 人も組織も、いずれ幕を閉じる』 Ⅴol.124



 みなさん、こんにちは!今月の徒然日記を投稿いたしたいと思います。



 さて毎年この時期になりますと今年のお中元ギフトの動向はどうなるのだろうとか、梅雨入りはいつから始まり、梅雨明けはいつ頃だろうとか、カラ梅雨になればビールや飲料水などの需要が増え、我々にとっては好都合なのですが、米作農家の皆さんは水不足や高温障害などで打撃を受けられるという困った状況になられるという微妙でデリケートな時期であります。

 



 最近のお天気情報によりますと、大阪地区においては近年観測史上一番遅い梅雨入りになるとの予報が出ております。という事は、梅雨の期間も短いことも予想され、今年も猛暑となり熱中症対策用のスポーツ飲料などがよく売れるという構図となってまいります。そこで、さっそく東大阪店では先日アクエリアス500mlを大量に仕入れておきましたよ。( 真夏時の品切れを予測いたしまして・・・)



 昨年の今頃は、大阪北部地震や豪雨で大変なダメージを受けた大阪地区ですが、いつの時代も常に大自然の現象に振り回される人間界であります。さて今年の夏は、『 吉 』 とでるか、『 凶 』 とでるか、どうか大災害だけは無いように願いたいものです。





 そしてこの時期、今年もう一つ昨年と違うことは、『 G20 大阪サミット 』 であります。6/28 ・6/29の2日間、インテックス大阪をメイン会場にして、日本として初の開催となるようです。

 



 G7 と違って、G20 でありますから参加国はどのような国々であるのか興味がありましたので調べてみました。当然G7の国々(日、仏、米、英、独、伊、加、EU)
がメインとなる訳ですが、そのほか 中国、インドネシア、インド、ブラジル、メキシコ、南アフリカ、韓国、豪州、トルコ、アルゼンチン、サウジアラビア、ロシア
の12ヶ国となり、また招待国として、その他6~8カ国、7~8機関合計35ヶ国・機関 となるようです。



 G20 の開催期間中は、各国首脳らと共になんと関係者ら 約 3万人もの外国人が来阪 されるといわれております。その中には、多くの海外メディアも含まれている訳ですから、これは彼らから大阪の魅力を世界に発信していただける絶好のチャンスであると思われます。大阪名物のたこ焼きなんかもね・・・。



 またG20開催について、物流等の影響やセキュリティなどの問題が取りざたされておりますが、そもそもG20で何を協議されるのか という事がいまいち不明でしたので、大阪府の広報を見ますと次のようなことが明記されておりました。





■ G20大阪・関西での開催意義等



 2025年大阪万博開催に向け、人類共通の課題解決を通じて世界への貢献をめざす、ここ?阪・関?で、各国 首脳が一堂に会し、経済分野をはじめ、エネルギー問題やテロ対策など、国際社会の共通課題について幅
広く議論されるG20を開催することは、大きな意義を持つ。





 とありました。難しい事はよう分かりませんけど、個別で米中首脳会談などもあり、トランプさんと習さんとで何とか貿易問題について進展があるよう願いたいところですね。まだ開催もされていないのに、私が言うのも何なんですが、どちらかと言うと
7やG20は、定期的なお祭り のようなもので毎回閉幕時の共同声明を見ても各国の思惑が絡み、内容が漠然としていて具体的な決定事項などまったく見当たらない有形無実のものとなっております。“大山鳴動して鼠一匹”そんな言葉がありましたね。



 とにもかくにも、大きな事件が起きることなく無事にこの2日間終わってほしいですね。そして、サミットが終わればいよいよ本格的なお中元ギフトのピーク を迎えてまいります。8月末までの夏ギフト商戦に体調万全にして臨みたいところです。



 そこで、弾みをつける意味で先日ドリーム東大阪店恒例の 『 夏ギフト商戦決起集会 』 をお得意先の焼き肉店で開催いたしました。3万人とまでいかず、たった7人の規模でありますが、集会後の共同宣言で 『今年の夏もガンバロー!』 ということで散会いたしました。

 



 最近、高齢者の老後年金生活について色々とマスコミ報道されておりますが、ありがたいことに私の場合、この歳になっても元気に働かせていただき、そして若いスタッフ達に囲まれ酒をのみながら、仕事やプライベートのことで熱く語り合えるという事は本当に幸せ者だなと実感いたしております。



 自営業の特権かなとも思います。自分の引退は自分で決めることが出来る、確かに現場での労働はこの歳になっては過酷な時も感じますが、スポーツジムでトレーニングしていると思えば、楽しいもので精神衛生上大変良好なものになっております。



 また現場に立ち続けることにより、全国の加盟店様との共通認識 を持つことができ、幅広く 『 悩みの相談室 』 を維持継続することもでき、本当に有意義なものになっております。かつて、この徒然日記でもご紹介いたしました東京の聖路加国際病院の故日野原名誉院長のように
『 生涯現役 』 を貫かれたその想いを私自身目標にしてこれからも精進してまいりたいと思っております。ただし、日野原先生のように105歳までは無理ですけどね・・・。

 





 さて話しは変わりますが、今月のタイトルは 『 人も組織も、いずれ幕を閉じる 』 とさせていただきました。



 先日、業界紙の記者さんからメールをいただき、私が三十代の時に加盟していた全国組織の酒販店グループSチェーンさん ( 当時全国500店加盟 ) がこの6月で組織を解散することになったという事でありました。そのメールを見た時に同じ酒販店組織を主宰する立場の人間として、やはりいつの時代も、どの国においても、人も会社もそして組織も、時代と共に生まれ、そして消えていく運命なんだなと感慨深く考えさせられました。



 そのSチェーンさんは、私の酒屋運命を変えたというよりも命を吹き込んでいただいたグループでありました。今こうして小さいながらもチェーンを運営しているドリームチェーンも全てそのSチェーン在籍の時に学んだことをベースに組織づくり、そして組織運営をさせていただいているといっても過言ではありません。



 そして、そのグループを主宰されておられましたN氏・S氏については、私のあこがれの存在でありましたし、師でもありました。お二人からは、男はどうあるべきか、経営者はどうあるべきか等々、酒屋以外についても人生観を常に考えさせていただいた存在でありました。



 そのグループが解散されるという事は、本当に寂しい限りでありますが、これを機会にお二人には改めて後日お会いさせていただいて、今日までの御礼と久しぶりになつかしい昔話などさせていただきたいなと思っております。



 

 



 私の生き方として大事にしている随筆のさびの一文であります。ドリームチェーンもドリーム東大阪店も他人事ではありません。いずれ、その時が必ず訪れるのです。そのためにも、人も組織も命ある時にその限りを知り、逆にその時までに悔いることなく、精いっぱい努力し、出来るだけ長くその存在感を光り輝くもの にしていく事の大切さをお伝えして今月の投稿を終えたいと思います。



   今月もご覧いただきまして、誠にありがとうございました。

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