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12月号  『 2020年を振り返って・・・ 』  Ⅴol.142

 12月号  『 2020年を振り返って・・・ 』  Ⅴol.142



 みなさん、こんにちは! いよいよ今年最後の徒然日記を投稿いたしたいと思います。

 



 さて今年も残すところ、あと数日といったところですね。各店では、本日から大晦日までの予定で年末特売チラシを配布されているところも多々あると思います。 いよいよ最後の追い込みといったところですかね。



 東大阪店でも本日より31日まで歳末大売り出しを開催いたします。昨年もお話ししましたが、なかなか昔と違って月末チラシを配布したからといって爆発的に売り上げが増えるという時代は終わった! という考えは、皆さま方と同じくするところであります。ただし情報の提供というものは商売の原点でありますので、何かと工夫しながらお店の事情に合わせた 『 お知らせ活動 』 は積極的に実施していきたいものです。



 そして今年はコロナウィルスの関係で、『 家呑み族 』 が急増と聞いておりますのでちょっと高めの地酒やワインが売れるような予感がいたします。プチ贅沢需要をうまく取り込みチャンスロスの無いようにしっかりと品揃えと在庫量を増やして年末商戦に臨みたいと思います。

 (ここをクリック拡大PDF)



 さて、現在のところドリーム東大阪店の売上数値としては、このコロナ禍の中で意外と健闘いたしておりまして、この歳末期 11/1~12/20 まで2ヶ月間の売上実績では、昨年対比108.1% 、粗利益ベースで110.2% となっております。昨年同時期、一昨年より数字を落としていた具合もありますが、世間の雰囲気とは違って有難い結果となっております。(お得意先の業務店様には申し訳ないですが・・・)



 要因としては、先述の通り 『 家呑み需要 』 が功を奏しているようでございます。また後述いたしますが、東大阪市プレミアム商品券(地域振興券)の効果も絶大であります。また毎年力を入れております
『 冬ギフト 』 も顕著な数字を見せており、コロナ禍で年初心配しておりました夏ギフト・冬ギフトの低迷は?という不安は解消されました。



 『案ずるよりも生むが易し』 その通りでありました。ただその背景には、ドリームチェーンが掲げるギフト戦略や東大阪店のスタッフたちの誠実なお客様対応、そして様々な努力あっての結果であるとちょっぴり喜んでおります。ギフト以外の取り扱い品種においても恵まれたものがあり、景気不景気や様々な災害・災難においても、生活必需品という特性もあり、大きく業績を悪化させることはないという確信を得る事が出来ました。



 結論として、われわれのようなお酒やお米・食品を取り扱う商売 どんな時代においても やり方さえ間違わなければ 何とかなるもんだということであります。

 





 さて毎年歳末になると話題にされるのが、『今年の十大ニュース』 であります。先日読売新聞のオンラインニュースで掲載されておりました2020年 国内十大ニュースの内容をここでご紹介いたしたいと思います。

 

 

 

  

  

  





 以上のように、2020年 10大ニュース として第一位に取り上げられた事としては、やはり 新型コロナウィルス感染拡大 となりました。昨年の今頃はコロナウィルスという言葉すら知らなかったことを考えると 『 一寸先は闇 』 という言葉がうなづけます。



 この一年の間に日本のみならず世界中の人々の運命をズタズタにしてきたこの疫病、今後どうなっていくんでしょうかね。そして私たちの身にもある日突然・・・ということも大いに有り得ることであります。今回の十大ニュースの中で、半分がコロナ禍関係というのもいかに2020年はコロナの猛威が日本中を席巻したかということでありましょう。



是非とも来る年はワクチン効果が最大限活かされ、そして治療薬が早く市場に出回ることが出来るよう切望いたします。皆さんそれまでは共に万全の態勢で仕事も私生活も予防に努めてまいりましょう。



 次に第二位として、スポーツ大好き人間として大変楽しみにしていた2020年東京オリンピック・パラリンピック の一年延期は、とても残念なことであります。こんな暗い世の中であるからこそ、スポーツ競技から来る感動や勇気、そして共に競技者に対しての熱い思いを込めた応援が自分自身への励ましでもある、そんなシーンが失せてしまったのも今年国内に蔓延する閉塞感の一因でもあると思います。



 さて皆さん覚えておられるでしょうか、昨年の流行語大賞? そう 『 ONE TEAM 』 でしたね。素敵な言葉です。昨年の十大ニュースにも登場しましたラグビーワールドカップでのチームジャパン。日本中が沸きに沸いた秋冬でした。当時は三密自粛やフェイスマスクもまったく不要で、“ リーチ・マイケル!!” てな具合で大声出して応援したものでした。



 一年経つとこうも違うのかと本当に驚いてしまいます。昨年のような明るい話題が乏しい2020年がまもなく終わろうとしています。来年も前半は厳しい環境で推移すると予想されますが、是非とも夏までにはドンチャン騒ぎの出来る世の中になってもらいたいと大いに期待するものであります。







それでは、ここで今年の ドリーム東大阪店 5 大 ニュース を取り上げてみたいと思います。

 

 

 

 

 



 といった具合で今年も日々の泣き笑いの中、またしても一年が過ぎ去ろうとしています。





  『 忘却とは忘れ去ることなり。忘れ得ずして忘却を誓う心の悲しさよ 』



テレビが普及する前の1950年代初め、毎回こんなナレーションで始まるラジオドラマが大ヒットいたしました





▼菊田一夫原作「君の名は」。戦火の中で巡り合った男女が愛し合いながら擦れ違いの運命に翻弄(ほんろう)される。それでも互いに相手のことがあきらめ切れない…。後年、映画やテレビドラマにもなった



▼忘れることができるなら、それこそどんなに楽なことか。悲恋に限らず、人はさまざまな苦難に直面する。とりわけ災害や犯罪で理不尽にも尊い肉親らを失った人々の境遇は過酷だ



▼忘れることは癒やしにつながる。時の流れがそれを後押しする。けれども社会全体としてみれば、惨事の記憶こそ忘却のかなたに追いやってはならない。そんなジレンマもある



▼地震への備え、虐待の防止、疫病への対策、教訓が叫ばれながら私たちは人ごとのように聞き流していたのか。テレビに加えインターネットが普及した情報社会にあって、人の記憶力や想像力はむしろ退化していないか。                     

                  = 西日本新聞朝刊一部掲載=



 いかがでしょか。今年一年コロナ災害で傷ついた方々そして命を落とされてしまった方々、そしてその家族の方々など、この忌まわしい惨事が無かったものと思いたい人々がたくさんおられます。ただ過去には戻れない現実があります。これこそがそれぞれの人々に課せられた運命なのです。



 だからこそこれから先の未来が大事になってまいります。私たちの商売も同様で過去から学ぶ大切さを受け止めながら未来に対して備えていかなければなりません。そして、過去・現在・未来と構成されている素は何かというと 『 今 』 なのです。 『 今をいかに強く生きるか 』 それを胸にしっかりと刻み込んで来年の仕事に臨んでまいりたいと思う次第です。共に頑張ってまいりましょう!!



  今年も徒然なるままに他愛無い内容で書き綴ったことと思います。それにもかかわらず、この一年ご覧いただきましたこと厚く御礼申し上げます。



 来る年も世相の流れとともに業界のお話しや消費者の動向、さらには私なりの座学について深掘りしながら語ってまいりたいと存じますので今後ともよろしくお願い申し上げます。



     それでは、みなさま良いお年を!!  そして、来年もよろしく!!