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2 月号    『  友 情  』    Ⅴol.144

 2 月号      『  友 情  』      Ⅴol.144



 みなさん、こんにちは! 今月の徒然日記を投稿いたしたいと思います。



さて、今年も早や2ヶ月が過ぎようとしております。そしてあちらこちらで梅の花が満開となり、いよいよ春到来といったところでしょうか。ただこの季節の変わり目は、気候が安定せず、秋季の
『 女心と秋の空 』 に対して春の場合はよく 『 三寒四温 』 という言葉が使われます。



日本においては、2月下旬から3月初旬にかけて寒い日が3日ほど続くと、そのあと4日 ほど温暖な日が続き、また寒くなるというように7日周期で寒暖が繰り返される 現象のことを指すようです。気象学的には、春先にシベリア・中国からの冷たい低気圧と南から太平洋高気圧が交互にやってきたときの気温の周期的な変化、という意味合いであります。

 

 



 さてそんな不安定な気候の中、相変わらずコロナ禍の脅威は収まる気配はありません。ここに来て各種ワクチンが海外より輸入され徐々に拡がりを見せ、それなりの効果が現れてくると思われますが、我々の商売に対しての影響は料飲店様中心に好転する様相はありません。



 そのような中で先日日経新聞を見ておりますと次のような記事がありました。

 



 ローソンは4日、米ウーバーテクノロジーの料理宅配サービス「ウーバーイーツ」で処方箋が不要な一般医薬品(大衆薬)の宅配を始めた。ウーバーが医薬品を取り扱うのは国内で初めて。ローソンは、すでに店内の食品などをウーバーイーツで届けるサービスを展開している。



 コロナ禍で在宅勤務や外出自粛が広がるなか、宅配の品ぞろえを拡充することで消費者の利便性を高める。  (中略) ローソンは2019年8月に国内のコンビニで初めてウーバーイーツを導入した。新型コロナの感染拡大に伴う巣ごもり需要で利用は急増し、対応店舗は28都道府県の約1500店まで拡がっている。

 





 とありました。これがコロナ禍という特殊な時期だからなのか、今後常態化していくのか、私自身判断しづらいところですが、同日の日経新聞の海外版でこれまた次のような記事がありました。

 



 [シリコンバレー発] 米ウーバーテクノロジーは北米でアルコール飲料の宅配サービスを手掛ける米ドリズリーを買収によって完全子会社化すると発表した。買収額は11億ドル(1150億円)。買収後は取引先の酒販店を料理宅配サービス「ウーバーイーツ」に取り込み、新型コロナウィルスの影響で市場拡大が続くワインやビールなど小口物流事業を強化する。





 とありました。この二つの記事を合わせますと、いずれ日本においてもローソン等各地に展開するコンビニが酒類やその他飲料・お米など重量物も含めて小口物流拠点となり、ウーバーイーツが配達するという社会システムが構築 されることになるであろうと予想されます。



 なかなか販売価格とコスト・在庫スペースとの兼ね合いでいくつかのハードルは越えていかなければなりませんが、今の流れからすると間違いなくシステム化されるのは時間の問題でしょう。



 さあ、どうしたものでしょうか。われわれの5年後の業態 ( 販売システム ) は、どのようなものに進化させていかなければならないのか、具体的に青写真を描いていかなければなりません。しかも早急に・・・。



 これからの先行きが不安というよりも、何か気合いが入りませんか! コロナという忌まわしい疫病のため、世界中が混乱している中、いずれ収束した世の中で社会システムがどのように変化し、またその推移の中で各分野での優勝劣敗がはっきりしていく様を想像すると、何かこれからの商売が面白くなってきます。



 今こそ我々チェーン各店の情報交換を活発化し英知を結集して一つずつ一つずつ進化してまいりましょう。必ず道は開かれてまいります。将来を見据えながら今できることをコツコツと積み重ねていく事が大事となります。5年後、粗利益率25.0%の業態作りを目指して共にがんばりましょう!





 さて今月のテーマは 『 友 情 』 とさせていただきました。先日、新大阪駅前の総合病院に定期検診のため出かけてまいりました。久しぶりの新大阪行きでしたので、検診前にむかし出張時新幹線の中で読むために購入していたいつもの本屋に入り、読んでみたい書籍を探してまいりました。



 その本は、今月よりNHKの大河ドラマが新しくスタートした 『 青天を衝け 』 というタイトルの番組内容を紹介した書籍類でした。そのドラマの内容は、新一万円札の顔としても注目される 渋沢栄一 (吉沢亮) を主人公とした幕末から明治へと、時代の大渦に翻弄され挫折を繰り返しながらも、青天を衝くかのように高い志を持って未来を切り開いた渋沢栄一の姿を描くものであります。早速、一冊買い求めました。

 



 ただ、せっかくの機会でしたので店内を30分ほどウロついておりましたら、先月1月に発刊されました小さな単行本を見つけました。8年前にノーベル生理学・医学賞を受賞されました
i PS細胞の山中伸弥教授と残念ながら4年前に若くして亡くなられた日本のラグビー界スーパースター平尾誠二氏の奥様恵子さんの共著 『 友 情 』 であります。



 三年前刊行された同名の改訂版なんですが、思わず手が出てもう一冊買ってしまいました。そして、さっそく病院の待合室で渋沢栄一氏よりも先に山中教授の本のページを開きました。長い人生の中でふとした中で、大切な人や書籍と巡り合うということは、このことだなと思わされた時間でありました。



 夢中になって読んでるうちに待合室にいることを忘れて涙がボロボロと出てまいりました。よく歳を取ると涙もろくなるといわれますが、まさしくその通りで恥ずかしい限りです。ただ私と平尾誠二さんのお付き合いの始まりは山中教授よりも古く、彼が伏見工業高校2年生の昭和55年1月3日花園ラグビー場から始まります。今から40年も前の話です。



 お付き合いと言っても彼とお話ししたことも直接お会いしたこともなくて、私が勝手にそう思っているだけなんですが、彼の高校・大学・社会人時代の試合は数多く見てまいりました。毎年1月15日に開催されていたラグビー日本一決定戦(国立競技場)には、神戸製鋼のラグビー観戦のため子供同伴で新幹線に乗って東京まで出かけたこともありました。前にもお話したことがありますが、その翌々日が阪神・淡路大震災でありました。



 話しは本の内容に移りますが、山中教授と平尾さんは同じ齢ということと山中教授が神戸大学医学部のラグビー部に所属していたという経緯もあり、彼らが48歳の時に 『 週刊現代 』 の雑誌対談企画 があり、初めて出会ったのが、 『 友 情 』 の始まりでありました。

 



 どちらかというと山中教授の方が平尾氏に対して、あこがれというか、よりリスペクトされてたようです。本の「まえがき」の一部をご紹介すると、



 ーーー 「世の中で人と人をつなぐ接着剤は友情しかない」 という言葉を聞いたことがあります。僕もまさにそうだと思う。利害なく人と人を結び付けられるのが友情です。僕は40歳を過ぎてから平尾さんと友情を育む事が出来て、人生にとって宝物のような時間を得る事が出来ました。

 平尾誠二は最後まで平尾誠二だったし、最後までカッコよかった。一人でも多くの人にそう伝えることが、僕の使命ではないかと思っています。ーーー



 山中教授が語っておられる平尾氏の凄さは単なるラグビーというスポーツから超越して、人としてどうあるべきか、指導者というものはどうあるべきなのかを現場を通じて泥臭く伝えられていることだと思います。



 51歳の9月12日未明に吐血され、翌日検査で末期がんと診断されて翌年10月20日亡くなられるまでの13ヶ月の闘病の中で、彼の生きざまそして奥様やお子様、そして山中教授たちの仲間としての支援等々、人が生きていく中で大切にしていかなければならない何かを体感できたような気がしました。



 生前、平尾氏が山中教授と対談され、お二人とも関西弁で楽しくかつ熱く語られている内容が掲載されておりますが、今コロナ禍で苦難に直面されている方々にも勇気を与えられるものとなっており、私自身も改めて周りの人たちに笑顔と活力を率先してお見せしていかなければならないと感じた次第であります。



 ここでお二人の親交の中で築かれた 『 友 情 』 とは、深い絆となって何事にも代えがたいものとなっております。私自身も振り返りますと、『友情 』 という言葉が当てはまるかどうかわかりませんが、ここまで生きてきて様々な方々に助けられ、元気を頂きました。老若男女問わず、加盟店様や本部・東大阪店の方々にも年上年下関係なく、『 友 情 』 と言える絆を結ぶことが出来たと喜んでおります。



 そういった意味でも、是非とも皆さまにこの本を読んでいただき、コロナで病んだこの閉塞感を “ なにくそ!” という気持ちで乗り越えていただきたいと思います。ラグビーのこともi PS細胞のこともあまり関心のない方々にもきっと励まされる一冊になると思います。



 最後になりますが、山中教授が 故 平尾氏の『感謝の集い』 の弔辞で読まれた中で、平尾氏が生前神戸製鋼ラグビー部監督をされていた時の 「 人を叱る時の4つの心得 」 をご紹介して今月の投稿を終えたいと思います。

 



          今月もまたご覧いただき誠にありがとうございました。



 [ P. S ]  いよいよ来月でもって最終回となります。本当に皆さま長い間ありがとうございました。

1 月号     『 2021年の展望と対策 』    Ⅴol.143

1 月号     『 2021年の展望と対策 』    Ⅴol.143



 みなさん、こんにちは! 今月の徒然日記を投稿いたしたいと思います。

 



 さて今年のお正月はコロナのせいで何か訳わからん間に終わり、そして1月8日には首都圏の4都県に 「新型コロナウィルス感染症無緊急事態宣言」 が発出され、さらに14日には、大阪府を含めて7府県に同じく発令されました。来月の7日までということらしいですが、果たしてそれまでに少しは収まるかどうか疑問の残るところですね。



 昨年の『徒然日記』 1月号の内容を読み返してみますと、東京オリンピツク開催の件が中心で、2020年は待ちに待った楽しみな年であると述べております。そして少しの記事で、コロナという厄介なウィルスが中国武漢で感染拡大しているようですと
対岸の火事 として載せておりました。



 ところがドッコイ、みなさんご存知の通り何と一年経過すると世界中に蔓延して大変なことになってしまいました。本当に2020年は公私ともに記念すべきメモリアルイヤーになるところでしたのに、オリンピック一年延期など残念な結果になってしまいました。さらには、そのコロナ収まること知らずということで今後先行き不透明であります。



 そんな中、毎年この一月号で昨年の東大阪店の数値報告をさせていただくんですが、昨年はコロナ禍でとんでもない状況下、先月号でもお話ししました通り、意外と業績は悪化しておりませんでした。具体的数値としては、年間売上昨対98.7%、粗利益額100.7% とまずまずなところで着地いたしました。





 ただ今年に入り、業務店中心に外販が苦戦しておりまして、この一週間お店内外共にそこら中で 「 閑古鳥が鳴く 」 という状態であります。毎年のことであると承知しつつも今いちパッといたしません。そこで 「チコちゃんに叱られる!」 じゃありませんが、なぜ商売不振のことを閑古鳥が鳴く というのか疑問に思いました。

 



 調べてみますと、実際に「閑古鳥」という鳥は実在 しているようです。実は、閑古鳥というのは、皆さんご存知の 「 カッコウ(郭公) 」 の別名らしいのです。あの有名な俳人、松尾芭蕉が詠んだ句に “ うき我を さびしがらせよ 閑古鳥 ” とあります。



 その由来は、カッコウの鳴き声がもの寂しい印象だったこと、また人里離れた静かな山間にその鳴き声が寂しげに響くさまをイメージし、「ひと気が無い」ことを表して言われるようになったそうです。日本には夏鳥として渡来 して、高原などでよくみられるようです。我々にとっては、夏でも冬でもお店に来て鳴いて欲しくない渡り鳥であります。



 さて今月のテーマは、『 2021年の展望と対策 』 とさせていただきました。年初の投稿でありますので少し大局的にこの業界の未来予想図を予見してまいりたいと思います。そして具体的にどのように対策を講じていくのか、一例二例をご提案してまいりたいと思います。



 まず昨年コロナ禍の中で、はっきりと見えてきたのが我々の業種は災害や不況など社会不安が生じた場合でも他業種に比べるとダメージが少ないということであります。どちらかというと水道・電気・ガスなどのライフラインに近いものがあり、人間食べたり飲んだりしないと生きていけない、そのような商品を取り扱っている訳であります。



 ただし、好況期であってもそんなに業績が200%になることはないんですね。お客様の胃袋や肝機能のキャパシティを考えると当然限界があります。好況期には地味な成果、不況期には安定した実績確保が可能であります。いわゆる振り幅が小さいということであります。



 じぁ今問題になっている業務用酒販店の場合、振り幅が小さいどころか50%ダウンなど大変な事態に遭遇しているのはどういうことなのか、ということであります。当然のことながら100年に一度の歴史的な災害にあっている訳ですから、例外的な事象も起きてまいります。いま世界中が戦時中 と言っても過言ではありません。



 第三次世界大戦といったところですかね。現にアメリカでは、コロナの死者数が1/19 現在40万人を超えて第二次世界大戦の死者数を越えてしまったということが報道されておりました。そのうちの何%かは、トランプ前大統領の影響があったともいわれております。



 さて話を日本の経済問題に戻しますと、私自身この一年で非常に疑問に思ったことなんですが、日本経済の好不況の物差しと言える日経平均株価が一年前に比べると下がるどころか、バブル期に相当するような3万円台に迫っているということなんです。



 一年前の1月は確か23000円台で推移しており当時コロナの影響で下落し、おそらく一万円台は時間の問題と言われていたのが、医薬品会社やリモート需要によるI
T 関係企業が日本経済を引っ張り、下がるどころか株価を押し上げております。当然ながら、日本銀行の下支えも無視できませんが、ここではっきりしてきたのはコロナ禍の中で大手企業間においての
景気の二分化 であります。



 半導体や自動車など製造業が急回復する一方、旅行や外食などサービス業は冷え込みから抜け出せない状況であります。先述の業務用酒販店は、その真っただ中にさらされている訳であります。そして、業務用と言えば、生ダルを中心に業務用市場では圧倒的な強さを堅持していたアサヒさんが今苦境 に立っております。





 先日の日経新聞の記事をご覧いただきたいと思います。異業種間格差だけでなく、同業種間においても取り組み内容でその格差が如実に出てきております。

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 いかがでしょうか。決してアサヒさんの販売戦略が間違っていたのかというとそうではありません。昨年の場合は、コロナ感染が影響して得意とする業務用市場の大幅な落ち込みが主たる原因であります。ただ問題はコロナ収束後、かつてのようなサラリーマンの飲み歩きがどこまで復活するか、不安な要素ではあると思います。



 今後、酒類メーカーだけでなく各食品メーカーにおきましても、家呑み・家食べ需要を反映して内食中心に需要が推移していくように思われます。なぜなら歴史上、大きな出来事が起きるたびに時代文化が変容していくのは明らかであります。そのような食文化の変化をいち早く察知 して我々小売り屋も対応していかなければならないのです。





 今年の業界展望として一言で申し上げれば、『 バランスチェンジ 』 が如実に見えてくると思われます。その動きを探り探り、頭をやわらかくして対策を講じていかなければなりません。



 かつての私の商売のあり方として、20代・30代は 『 宅配専門店 』 として、そして40代・50代は 『 店頭販売100% 』、そして60代は 『 店頭+外販 』 といったハイブリット戦略で生き残りを図ってまいりました。





 そして70代のいま、どうあるべきか・・・、そこで次なる問題として対処しなければならないのは、『 発想の転換 』 であります。いや宅配だ、店頭重視だという売り方を論議する前に、『 地域密着小型店 』 のあり方として、どのような商品を取り扱い、どのような売り方で、どのようなターゲットに、そしてどのような付加価値をつけて自店の商品をお買い上げいただくかを事細かく分析し、具体化 していかなければなりません。



 家庭用重視か業務用か、酒類中心か非酒類か、店頭売りか宅配か、売上至上主義か利益額か、トップダウンかボトムアップか、客数か客単価か、高粗利商品強化か低価格重視か などなど今までその選択に頭を痛めてまいりましたが、よくよく考えると列記した要件は全て大事なファクターであります。



 要は時代時代の中で大切なことは、その項目ごとのバランス感覚が重要なもの であると思われます。例えば、東大阪店において昨年の店頭・外販の割合は62:38 でありました。時流に対応して今年の目標は、各5%変化させ、57:43 であります。ただし、店頭売上の金額を落とさずして5%ダウンさせます。



 達成するかどうかは、どのように目標に向かって具体的に実践 していくかどうかであります。また利益率も昨年年間 16.8%であったのに対して、今年は17.5%を目指しております。じゃ、この0.7% をどのようにアップさせていくのか、が問題になってきます。



 具体的手法としては、高粗利率カテゴリーの販売強化 による構成比アップなど必須要件であります。ただそれだけでは全体売上の0.7%アップは容易ではありません。ここでひとつ提案でありますが、本年4月1日に商品価格における消費税の総額表示 がいよいよ義務化 されます。



 それに伴い店内の全てのプライスカードの差し替えを準備していかなければなりません。また外販用納品書の記載変更をしなければなりません。問題はその際の金額でありますが、東大阪店では一部商品を実質1~2%値上げ しようと考えております。



 そこで思い出したのが、何年か前のオーナー会議での江川さん(和歌山)のお話でした。どのようないきさつで出てきた言葉か忘れてしまいましたが、商品戦略を語るなかで、決して外してはならないのは 『 ロングテール 』 の重要性であると・・・。

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 ネット通販 アマゾンの販売状況をアメリカのある学者さんが分析したものらしいのですが、要は一見死に筋の尾っぽの部分の総額が意外と売れ筋の商品群と同じような売上があるという表であります。そこで考えたのが東大阪店における総額50%を超える
『 ロングテール 』 のアイテムを1~2%値上げすると自動的に全体売上に対して粗利益率は、約0.7%ほどアップ いたします。なんと今年の粗利益率目標達成です。



 例えば、岐阜の白川郷純米にごり酒720ml 1,200円(税抜き)を今回税込み価格1,320円のところ、30円プラスして1350円(税込)に価格改定しようと思います。その他、ワインや食品、冷蔵庫内にある単品ビール系など、この機会に数百アイテム価格改定する予定であります。当然ながら、何らかのリスクは伴うと思われますが、これも
『 発想の転換 』 であります。



 少子高齢化の中、 『 量から質への転換 』 が求められる中、それを達成した成果のご褒美として粗利益率アップが実現します。ただ、逆転の発想として先に粗利益率アップを頂くことといたします。みなさん賛否両論あると思いますが、試行錯誤しながら
『やってみなはれ精神』 でもって前向きに実施していきたいと思います。



 もし良ければこの考えに賛同されるメンバーさんがおられましたら、一緒に情報交換しながら 『 地域密着小型店 』 を標榜し、コロナ禍においても収益が向上する酒屋作りを目指していきましょう。最後に先月号でもお話ししましたが、 『 やり方 』 さえ間違わなければこんな厳しい環境下においても生き残っていけるのだと全国の仲間にお伝えして今月の投稿を終えたいと思います。



         今月もご覧いただき誠にありがとうございました。





 [追記] 

長い間皆さまにご愛読いただきました『徒然日記』を来たる3月号(Vol.145)にて閉稿いたすことと相成りました。

ここに謹んでご報告申し上げます。詳しくは次号にてお伝えいたします。

12月号  『 2020年を振り返って・・・ 』  Ⅴol.142

 12月号  『 2020年を振り返って・・・ 』  Ⅴol.142



 みなさん、こんにちは! いよいよ今年最後の徒然日記を投稿いたしたいと思います。

 



 さて今年も残すところ、あと数日といったところですね。各店では、本日から大晦日までの予定で年末特売チラシを配布されているところも多々あると思います。 いよいよ最後の追い込みといったところですかね。



 東大阪店でも本日より31日まで歳末大売り出しを開催いたします。昨年もお話ししましたが、なかなか昔と違って月末チラシを配布したからといって爆発的に売り上げが増えるという時代は終わった! という考えは、皆さま方と同じくするところであります。ただし情報の提供というものは商売の原点でありますので、何かと工夫しながらお店の事情に合わせた 『 お知らせ活動 』 は積極的に実施していきたいものです。



 そして今年はコロナウィルスの関係で、『 家呑み族 』 が急増と聞いておりますのでちょっと高めの地酒やワインが売れるような予感がいたします。プチ贅沢需要をうまく取り込みチャンスロスの無いようにしっかりと品揃えと在庫量を増やして年末商戦に臨みたいと思います。

 (ここをクリック拡大PDF)



 さて、現在のところドリーム東大阪店の売上数値としては、このコロナ禍の中で意外と健闘いたしておりまして、この歳末期 11/1~12/20 まで2ヶ月間の売上実績では、昨年対比108.1% 、粗利益ベースで110.2% となっております。昨年同時期、一昨年より数字を落としていた具合もありますが、世間の雰囲気とは違って有難い結果となっております。(お得意先の業務店様には申し訳ないですが・・・)



 要因としては、先述の通り 『 家呑み需要 』 が功を奏しているようでございます。また後述いたしますが、東大阪市プレミアム商品券(地域振興券)の効果も絶大であります。また毎年力を入れております
『 冬ギフト 』 も顕著な数字を見せており、コロナ禍で年初心配しておりました夏ギフト・冬ギフトの低迷は?という不安は解消されました。



 『案ずるよりも生むが易し』 その通りでありました。ただその背景には、ドリームチェーンが掲げるギフト戦略や東大阪店のスタッフたちの誠実なお客様対応、そして様々な努力あっての結果であるとちょっぴり喜んでおります。ギフト以外の取り扱い品種においても恵まれたものがあり、景気不景気や様々な災害・災難においても、生活必需品という特性もあり、大きく業績を悪化させることはないという確信を得る事が出来ました。



 結論として、われわれのようなお酒やお米・食品を取り扱う商売 どんな時代においても やり方さえ間違わなければ 何とかなるもんだということであります。

 





 さて毎年歳末になると話題にされるのが、『今年の十大ニュース』 であります。先日読売新聞のオンラインニュースで掲載されておりました2020年 国内十大ニュースの内容をここでご紹介いたしたいと思います。

 

 

 

  

  

  





 以上のように、2020年 10大ニュース として第一位に取り上げられた事としては、やはり 新型コロナウィルス感染拡大 となりました。昨年の今頃はコロナウィルスという言葉すら知らなかったことを考えると 『 一寸先は闇 』 という言葉がうなづけます。



 この一年の間に日本のみならず世界中の人々の運命をズタズタにしてきたこの疫病、今後どうなっていくんでしょうかね。そして私たちの身にもある日突然・・・ということも大いに有り得ることであります。今回の十大ニュースの中で、半分がコロナ禍関係というのもいかに2020年はコロナの猛威が日本中を席巻したかということでありましょう。



是非とも来る年はワクチン効果が最大限活かされ、そして治療薬が早く市場に出回ることが出来るよう切望いたします。皆さんそれまでは共に万全の態勢で仕事も私生活も予防に努めてまいりましょう。



 次に第二位として、スポーツ大好き人間として大変楽しみにしていた2020年東京オリンピック・パラリンピック の一年延期は、とても残念なことであります。こんな暗い世の中であるからこそ、スポーツ競技から来る感動や勇気、そして共に競技者に対しての熱い思いを込めた応援が自分自身への励ましでもある、そんなシーンが失せてしまったのも今年国内に蔓延する閉塞感の一因でもあると思います。



 さて皆さん覚えておられるでしょうか、昨年の流行語大賞? そう 『 ONE TEAM 』 でしたね。素敵な言葉です。昨年の十大ニュースにも登場しましたラグビーワールドカップでのチームジャパン。日本中が沸きに沸いた秋冬でした。当時は三密自粛やフェイスマスクもまったく不要で、“ リーチ・マイケル!!” てな具合で大声出して応援したものでした。



 一年経つとこうも違うのかと本当に驚いてしまいます。昨年のような明るい話題が乏しい2020年がまもなく終わろうとしています。来年も前半は厳しい環境で推移すると予想されますが、是非とも夏までにはドンチャン騒ぎの出来る世の中になってもらいたいと大いに期待するものであります。







それでは、ここで今年の ドリーム東大阪店 5 大 ニュース を取り上げてみたいと思います。

 

 

 

 

 



 といった具合で今年も日々の泣き笑いの中、またしても一年が過ぎ去ろうとしています。





  『 忘却とは忘れ去ることなり。忘れ得ずして忘却を誓う心の悲しさよ 』



テレビが普及する前の1950年代初め、毎回こんなナレーションで始まるラジオドラマが大ヒットいたしました





▼菊田一夫原作「君の名は」。戦火の中で巡り合った男女が愛し合いながら擦れ違いの運命に翻弄(ほんろう)される。それでも互いに相手のことがあきらめ切れない…。後年、映画やテレビドラマにもなった



▼忘れることができるなら、それこそどんなに楽なことか。悲恋に限らず、人はさまざまな苦難に直面する。とりわけ災害や犯罪で理不尽にも尊い肉親らを失った人々の境遇は過酷だ



▼忘れることは癒やしにつながる。時の流れがそれを後押しする。けれども社会全体としてみれば、惨事の記憶こそ忘却のかなたに追いやってはならない。そんなジレンマもある



▼地震への備え、虐待の防止、疫病への対策、教訓が叫ばれながら私たちは人ごとのように聞き流していたのか。テレビに加えインターネットが普及した情報社会にあって、人の記憶力や想像力はむしろ退化していないか。                     

                  = 西日本新聞朝刊一部掲載=



 いかがでしょか。今年一年コロナ災害で傷ついた方々そして命を落とされてしまった方々、そしてその家族の方々など、この忌まわしい惨事が無かったものと思いたい人々がたくさんおられます。ただ過去には戻れない現実があります。これこそがそれぞれの人々に課せられた運命なのです。



 だからこそこれから先の未来が大事になってまいります。私たちの商売も同様で過去から学ぶ大切さを受け止めながら未来に対して備えていかなければなりません。そして、過去・現在・未来と構成されている素は何かというと 『 今 』 なのです。 『 今をいかに強く生きるか 』 それを胸にしっかりと刻み込んで来年の仕事に臨んでまいりたいと思う次第です。共に頑張ってまいりましょう!!



  今年も徒然なるままに他愛無い内容で書き綴ったことと思います。それにもかかわらず、この一年ご覧いただきましたこと厚く御礼申し上げます。



 来る年も世相の流れとともに業界のお話しや消費者の動向、さらには私なりの座学について深掘りしながら語ってまいりたいと存じますので今後ともよろしくお願い申し上げます。



     それでは、みなさま良いお年を!!  そして、来年もよろしく!!

 

11月号   『 今がガマンの為所ですよ!』  Ⅴol.141

 11月号   『 今がガマンの為所ですよ!』  Ⅴol.141



 みなさん、こんにちは! 今月の徒然日記を投稿いたしたいと思います。



 いやー参りましたよね。今年一年は、コロナに始まりコロナで終わる・・というよりも更にコロナが続くという様相になってきました。特に大阪においては
加速度的に事態が悪化 しているという状況であります。

 



 そんなマイナス要件に嫌気を指してか、昨日ドリーム東大阪店の納品先業務店がまた一店廃業されました。ご夫婦で営業されていたカラオケスナックです。今回のように零細な飲食店様は、なかなか
『 Go To イート 』 の恩恵も享受できず 「 座して死を待つ 」 といったような、本当にお気の毒としか言いようがありません。



 ドリーム東大阪店自身も他人ごとではないと危機感を持っておりますが、今年毎月の投稿の中でも再々申し上げているように、従来から 「 お米・ギフト・地酒・宅配 etc 」 の強化 を推進していたおかげで何とか業績悪化とならず、今のところ安定した内容となっております。

 



 例えば、今月に入って早い仕掛けが功を奏してか、冬ギフトの受注も昨年以上の数字を稼ぎ出しております。また「家呑み・家食需要」を反映してか、お米の特需効果もあったりして今のところ
売上・利益とも昨年対比110% を超えております。



 これといった目立った販促活動を行っている訳ではないんですが、敢えて言うと 『 凡事徹底 』 といったところでしょうか。CS向上のため基本四原則の徹底など、当たり前のことを日々当たり前に実践することの大切さであります。さらにもう一点は、時代の流れと申しますか、近年様々な要件で地域密着型の小型店が消えていっているという背景があるのも一因であると思います。



 生存者メリットと申し上げて良いのか、とにかく小型店の得意とする泥臭さを今風にアレンジさせながら、地道にコツコツと地元消費者の要望される商品・サービスを探り探り、視える化 ( 情報誌や店頭POPなど ) を意識してお客様にアピールする、その努力の積み重ねがお客様に共感を与え好環境を作り出す事が出来ると信じております。



 とはいえ、現実の風圧は我慢の限界を超えているのも事実であります。先日、毎日新聞を読んでおりますと次のような記事がございました。



 





 担当者は「『参加したくない』と回答した人の9割近くが感染への不安を理由に挙げた。忘年会のスタイルに変化が出ている」と分析する。  飲食業界を巡る状況は厳しさを増している。  



 全国でビアホール「銀座ライオン」を展開するサッポロライオン(同)では例年、11月ごろから100人規模のホールの予約が埋まっていくが、今年はまだゼロ という。大企業の忘年会や学校の同窓会などが見送られ、少人数の飲み会が中心になっている。  



 同社は5月以降、大皿料理から個々に料理を提供するコースを導入。宴会時間も従来の2時間や2時間半よりも短い1時間半のコースを設けた。それでも、これまでに系列の10店が閉店 した。担当者は「秋になって回復の兆しが見えたが、感染の再拡大で下がり始めた。これからもコロナ対策を徹底するしかない」と話す。  



 帝国データバンク(同)によると、11/20 時点の新型コロナ関連倒産は723件。このうち飲食店は110件と最多で、2番目のホテル・旅館の約1.7倍となっている。同社は 緊急融資や国の支援などで、この半年間なんとか持ちこたえている状態。



 年末商戦が『第3波』で冷え込めば、気持ちが切れる経営者が出てもおかしくない。倒産が急増する可能性がある との見通しを示す。





 いかがでしょうか。飲食店においては、一年の中で一番の稼ぎ時である忘年会・新年会がコロナ禍の中でスルーされる可能性が今年はあるのです。振り返れば、今年の1月2月コロナの初期、飲食店様は当然大打撃を受けた訳でございますが、それ以前の年末年始の宴会実績は十分に確保されておりました。



 そのため年初は、資金的にもまだ余力があったと推測されます。しかしながら今年の場合、年末年始において従来の売上・利益が稼げなかったら、来年の1月2月の経営状態は火を見るよりも明らかであります。来年は、飲食店中心に本当に厳しい一年のスタートとなるでしょう。 



 今月号は世相を反映してか、本当に暗い話しか出来ませんが、さらに深刻な問題として先日或るニュース番組での話の中で次のような内容の報道がありました。

 



 厚生労働省が毎月発表している自殺者統計によると、10月一ヶ月の自殺者数は2153人となり、昨年10月の1539人からすると614人増え、前年同期比40%増となってしまいました。その増えた600人余りの方々の自殺原因を調べるとほとんどが新型コロナの影響によるものといわれております。



 特に女性の数字は昨年対比82.6%も増加 したとのことでした。20代中心の子育て世代の方々がコロナの自粛ムードの中で近隣の公園などでの『ママ友』デビューが出来ず、一人自宅で悩まれたり、40代中心のパート世代の方々は、解雇や雇い止めのため子供の学費や生活費に困窮し自らの命を断ってしまう道を選んでしまったようです。本当に悲しい何とも言えない悲愴な思いであります。



 ちなみに10月の新型コロナの病気で亡くなられた方は、全国で一ヶ月188人となっております。当然のことながら、どちらの命も大切なものでありますが、コロナによる直接死亡者よりも間接的にダメージを受け、自ら命を断つ方の人数が多いという痛ましい結果が出ております。



 いま報道番組で問題になっている 感染予防と社会経済の活性化 の相反する矛盾がこのような数字を見るにつけ、事態の難しさを物語っております。



 ただ私は 『 今がガマンの為所だ! 』 と大きな声で、途方に暮れている全国の方々に呼び掛けたいと思うのです。私自身、心理学者でも何でもないんで偉そうな事は申せませんが、とにかく苦しい時は必ず一人で悩まずに周りの誰かにその胸の思いを語ることがまず最初の第一歩であると思います。その意識を持っていただきたいと思います。

 



 何かきれいごとで抽象的なフレーズでありますが、まず毎日毎日『コロナなんかに負けてたまるか!』 と強い意識を持ち続けることです。その強い思いの積み重ねが必ず何らかの行動を起こさせるのです。その行動の中で必ず人は自分にとって大切な人と出会うことになるのです。それが仲間のできるキッカケであると断言できます。



 今般周りが何かと騒がしく、時には心が折れそうな時も多々あろうかと思います。そんな時こそ、『 前向きなガマン 』 を心得てこの苦難の時代を乗り越えていきましょう。必ず、陽は昇ります!





 さて話しはゴロっと変わりますが、先月号でもお話しさせていただきましたように、創業100周年を機に社名変更や代表者変更など様々な手続きに10月は忙殺されておりました。まずは顧問の司法書士さんとの打ち合わせから法務局での社名変更手続き及び印鑑証明書の発行、さらには東大阪税務署に出かけ、酒販免許の切り替えや銀行、取引業者様との新規取引契約書作成、そして新会社の株券発行などなど
事業承継計画書 』 に基づき諸作業を何とか完了させることができました。

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 今回初めての大掛かりな 事業承継の実践経験 は、自分にとって大変勉強になりました。今後、もし加盟店様の中でご子息や第三者の方々への事業承継の必要性が発生した際には手前味噌になりますが、何らかのお手伝いは可能であると思います。いつでもお電話いただければ喜んで飛んでいきますよ!



 ということで、その計画書の締めくくり として11月初めに新社長の松藤夫妻と新専務の勝間田夫妻を招待して大阪市内のホテルレストランで食事会を催しました。まだ今のようにコロナ禍がひどくなっていなかった時期でしたのでギリギリセーフでした。



 奥さんたちも子供たちを実家に預けて久しぶりの食事会であったとのことでした。当日は二人の門出を祝して、さらには株式会社アクトコーポレーションの益々の繁栄とスタッフの健康を祈念して全員で乾杯いたしました。



 ちなみに乾杯酒はシャンパンといきたいところでしたが、目をむくほど高価でしたのでスパークリングワインで行いました。どっちみち私も含めて味の解らんメンバーばかりでしたので、これも安さを売り物のドリームらしいなとあきらめてもらいました。



 今回の飲み会で感じたのが、奥さんを含めて今後強い絆で結ばれ、仲の良い仲間 『 ワンチーム 』 として何十年先も頑張ってもらえるなという安堵感でありました。同時に今後数年の間に彼らに対して 経営者としての『心技体』 を厳しく叩き込んでいかなければならないという責任も自覚した次第であります。 



 そしてまた皆様方におかれましては、今後とも二人に対しまして何とぞ従来にも増してのご指導ご鞭撻の程、厚かましいお願いではありますが、よろしくお願い申し上げます。



 この歳末時の忙しい時に、今月号は終始暗い内容になってしまいましたが、最後に東大阪店のスタッフの『 笑 顔 』 をお見せして今月号を終えたいと存じます。



  今月もご覧いただき、誠にありがとうございました。

 

10月号 『 オーナー会議から学んだこと 』 Ⅴol.140

10月号 『 オーナー会議から学んだこと 』 Ⅴol.140 



 みなさん、こんにちは! 今月の徒然日記を投稿いたしたいと思います。

 



今朝、TVの天気予報で今週末には大阪で今秋初めて最低気温が10℃を下回るという報道がありました。いよいよ秋深しと申しますか、晩秋の季節となってまいりました。そして、今年も余すところあと二ヵ月になってまいりました。



 この時期から、いよいよ我々の現場においては、『冬ギフト商戦 』 への準備で慌しくなってまいります。昨日ドリーム東大阪店では、昨年お歳暮購入者様へのDM封入が終わり、本日郵便局への発送依頼も完了致しました。

 



 振り返れば今年の5月ごろには、コロナ禍のなかで今年の夏ギフト商戦はどのように推移していくのか、自粛ムードの中でお客様がご来店いただけるのか戦々恐々としておりましたが、終わってしまえば意外と好結果で終わることが出来ました。「 案ずるより産むが易し 」 といったもので何とかクリアできました。



 数字的には、夏期 6~8月までの3ケ月で酒ギフトは307万円 ( 昨対107% ) 、食品ギフト302万円 ( 昨対99% ) 、総計ギフト609万円 ( 昨対103% ) といった具合でした。このコロナ禍で飲食業など他業種においては致命的なダメージを受けているお店もあるなかで安定した数値結果となりました。



 夏ギフト商戦を総括してみますと、まず既存のお客様の存在にあらためて感謝する次第です。このような世知辛い世の中でわざわざ当店でギフトをご注文していただける事に商人として幸せを感じます。



 和歌山の江川さんの発案で 「 こんな時だから絆深める夏ギフト 」 のキャッチフレーズのもとで夏ギフトを展開してきた訳ですが、ギフトを贈ることで依頼されたお客様と先様との絆を深めたのは当然のことですが、同時にお客様を信じてご来店を待つ我々スタッフとお客様との絆がさらに深まったのも事実であります。ありがたいことであります。



 このお客様との人間関係性を大事にしながら、いよいよ始まる冬ギフト商戦を積極的に取り組んでまいりたいと思います。ということで、その販促活動に関して重要な情報交換会議について今月はお話しさせていただきたいと思います。





 今月のテーマは、『 オーナー会議から学んだこと 』 とさせていただきました。前月号でもお話しさせていただきましたように10月1日をもって私はドリーム東大阪店の代表を退いた訳でごさいますが、同時に加盟店有志で組織しております「月例オーナー会議」も10月度の例会をもって卒業させていただきました。

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 思えば5年前に私がドリーム本部の業務から退いて東大阪店の立て直しという事で現場に入ったわけでございます。ただ長い間本部の仕事に専念しておりましたので本格的に現場に入るとなると20年ぶりのこととなり、レジの打ち方やその他諸業務について新入社員のレベルでありました。



 そこで生の現場のあり方を勉強させていただくという事もあり、関西の加盟店さんにお声をかけて「月例オーナー会議」が発足いたしました。主たる開催目的は、参加加盟店様との情報交換と販売ノウハウの共有でありました。



 さらには、ドリーム本部の西田社長はじめ主要メンバーも参加することにより、本部と加盟店様との融合も目的の一つでありました。7月と12月の繁忙期はパスしておりましたが、数えること約50回ほどの例会を重ねております。その間、様々な事案を協議しながら参加各店並びにドリーム・酒匠米匠チェーン全体への体質強化を会議そのものが物心共に貢献してきたのでは・・と思っております。



 私自身も期待した通り、参加メンバーのおかげで現場の勘を取り戻して今や若いスタッフ達に負けないぐらいのスキルを身につける事が出来ました。あと10年(?)現役続行する予定であります。(生きているかどうかわかりませんが・・・)



 そして5年間の総括として10月度の最終例会で卒業のあいさつ代わりに参加店舗様の大まかな数値の比較表を提出させていただきました。各店の売上高・粗利益率・粗利益額でありますが、個店情報守秘の観点から個店の数字はお見せ出来ませんが、参加6店舗の総計と平均数値をご覧いただきたいと思います。 

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 いかがでしようか。2014年から2019年にかけて世の中の様々な社会情勢の変化、例えば少子高齢化の更なる加速による人口減、若者の飲酒離れ、大手競合店の出現等々厳しい商環境にさらされ、ご覧の通り売上高は激減(84.3%) しております。



 しかしながら、粗利益額を見ますと逆に増加 (107.3%) しております。お気づきの通り、粗利益率の向上 がお店の収益性を高めております。この5年間のオーナー会議活動の集大成がこの数値にはっきりと示されております。



 それでは、何故5年間で 粗利益率が3.7%も向上 したかというと、当たり前のことですが各店のオーナー及び各店スタッフの方々が粗利益率アップのための努力をされた結果であります。流れのままでの自然体でこのような数字は達成できません。みなさん、絶えず知恵を働かせ不可能を可能にする努力をされてきました。 これが商売の難しさと面白さであると私は思います。 



 ただもうひとつ大事なポイントがあるんです。というのは個店・個人の能力と努力だけでは、このような数字はなかなか出てこないんです。結論から申しますと、それは「 良き仲間との巡り会い 」 と 「 考え方 」 なんですね。



 まず 「 良き仲間との巡り会い 」 ですが、このオーナー会議のメンバー様とのお付き合いというものは何物にも代えがたいものがあります。一人一人のメンバーに個性があり、ノウハウがあります。そして常に商売に対して前向きな姿勢がありますので、私のような年寄りは毎月の例会で刺激を頂き、さらに頑張ろうというエネルギーを頂戴できます。



 よく言う 「 1+1=2 」 ではなく 3にも4 にもなるという事であると思います。「1」 だけでは達成できないことが仲間の 「1」 を加えれば、面白い結果が見えてくるのです。例えば、会議以外でも仲間と一緒に飲み会をしているときに突拍子もない発想が出てきてそれが 「 ピンポ~ン 」 だったりしてね。

 さすれば、ひとりぽっち個人のみの達成値ってどのように推移していくのか考えてみました。



 いわゆる 「 1+0=1」 であるのが、0.9 ⇒ 0.8 ⇒ 0.7 へと逆に衰退 していくように思います。人生も仕事も 『 孤 独 ( ひとりぽっち ) 』 という魔物 に襲われると何もかもが 「 なげやりやあきらめの世界 」 に入ってしまうのです。そういう酒屋さんを何人も見てまいりました。一人一人努力して磨けば、能力の或る方々なのに、キッカケや刺激を貰える仲間がいないため残念な結果となってしまうのです。



 しかしながら私には、オーナー会議のメンバーも含めて周りに刺激を貰えるたくさんの仲間がいます。本当に有難いことだと思います。周りの方々に助けられているというよりも救われているという境地に最近思えるのです。どうかみなさんもそのような思いになれる仲間づくりをさらに求めていただきたいと思います。

 ここでその巡り会いに遭遇するためのヒントをひとつ提案したいと思います。



 それは、自ら生きてきた環境の中で敢えて 『 考え方 』 を変えてみるのも妙案であると思うのです。私の場合、オーナー会議において和歌山の江川さんから学んだことがあります。それは稲森和夫氏との出会いであります。実際にはご本人とはお会いしたことはないんですが、オーナー会議の中で江川さんから稲森和夫氏の話題があがり、いま稲森氏に間接的薫陶を受けているとのことで私自身も昔40代の頃に読んだ氏の書籍を引っ張り出して読み返してみました。



 その時の読書感想文をここで述べると長々となりますので、割愛いたしまして中核の部分をお話しさせていただきたいと思います。氏によりますと、人生も仕事も過程の中で努力すべき大切なものが三つあるとおっしゃっておられます。



 それは、「考え方」「熱意」「能力」であると。ただ「熱意」「能力」は努力すればどんどんスキルアップしていくのですが、「考え方」に関しては場合によってマイナスに働くという事をおっしゃっています。だから「考え方」なんだと。



 平たく言えば 、いくら「熱意」「能力」が向上しても「考え方」が間違っていれば、まったく逆の方向へ進み、結果として自分の望むところへ着地しないという事であります。

 



 例えば、メーカーや問屋さんから提案された商品を販促する時、売り方の勉強や売る気になる場面作りを段取りして、しっかりと儲けたいと思った時に、果たしてその商品はお客様に喜んでもらえる商品であるのか、納得してもらえる商品であるのかがまず最初に考えなければなりません。でなければ結局のところ継続的に思うような販売量に達しないという事であります。



 人生における人付き合いにおいてもベーシックなところで「考え方」を互いに認め合わなければ真の仲間とは成り得ないのです。生き方・やり方の方向性などどちらを向いていてもそれが本人の個性であるのだから、まったく問題はありません。ただコアとなる「心を高める」という事では合致していかなければならないのです。



 ちょっと漠然としたお話となりましたが、オーナー会議を通じて、そして江川さんを通じて改めて稲森氏の提議される意味を学べたような気がいたします。かつて書籍を読んだときは字面で分かったつもりでありましたが今回改めて思い知らされました。



 冒頭オーナー会議における数値発表の中で、各店3.7%の利益率が向上 したとお話いたしました。各店何が素晴らしかったと申しますと、確かに利益率を上げたいという熱い思いは評価されますが、まずお客様に喜んでいただける商材は何か、支持されるサービスは何か、他競合店にない唯一無二の付加価値商品・サービス を追い求めた結果、5年後たまたま3.7%利益率が上がっていたと解釈してみてはいかがでしょうか。



 目先の利益のみに走るのではなく、その先にある人の心・お客様の心を意識 してこれからも商売に精進してまいりたいと思うところであります。私も含めてこの先迷ったときや混沌とした時に何をすべきか、そして経営や人生に決断や行動を迫られた時にこそ、「動機善なりや」「私心なかりしか」 という稲森氏の戒めの言葉を念頭において進むべき道を選択したいと思うのです。



 長々と持論を申し述べてまいりましたが、最後にかつて徒然日記でもご紹介したこともあります資料をご提示して今月の投稿を終えたいと思います。



         今月もご覧いただきまして、誠にありがとうございました。



 

9月号    『 さようなら 有限会社イノウエ 』    Ⅴol.139

9月号    『 さようなら 有限会社イノウエ 』    Ⅴol.139



 みなさん、こんにちは! 今月の徒然日記を投稿いたしたいと思います。

 



 ♪♪ め~ぐる~巡る季節の中で・・・♪♪ 松山千春の歌詞じゃないですけど、今年も天高く馬肥ゆる秋が巡ってまいりました。先日まで残暑厳しい9月だなと言っていたのに最近は朝晩めっきり冷え込んできましたね。みなさん、昼夜の寒暖差がある時期ですので風邪などひかぬよう用心していただきたいと思います。



 こういう私も先日まで少し熱っぽかったのですが、気合いで何とか持ち直し、事なきを得ました。これからの季節は、コロナに加えインフルエンザの流行が予想されますので注意していただきたいと思います。私もすでに70歳を越えましたので、先日かかりつけの医院でインフルエンザワクチンの予約をしてまいりました。



 年が年ですので健康については自己管理しながら、来たるべき年末商戦に向かって準備していきたいと思っています。以前お話ししたと思いますが、聖路加病院の故日野原先生のおっしゃった言葉で、『 人生死ぬまで現役 』 というのが私のモットーですので、みんなに嫌がれながらも、しがみついてでも仕事は続けていきたいと思っております。



 過日、総務省が敬老の日に向けて発表したデータによると、65歳以上のお年寄り4人に1人が定年退職後も就業しているとのことでした。私も含めて全国総人口に占める65歳以上の人口は、過去最高で3617万人(昨年より30万人増)で全人口の3割近くに及んでいるとのことでした。



 いまの日本経済、各企業において人件費の削減が叫ばれ生産性向上のため A I の活用など合理化が推進されている訳ですが、片方では少子高齢化が加速している世の中でいかにシルバー人材の活用が重要であるか、経済界全体が真剣に取り組んでいただきたいと切望いたします。



 年金暮らしのお年寄りが就業することにより可処分所得が増え、個人消費が促進される訳ですから是非とも高齢者の働くシーンの創出を考えていただきたいと思います。そして、個人消費と言えば先日の日経新聞に次のような記事が掲載されておりました。

 



 いかがでしょうか。という事は、我々の取り扱う酒類というものは家庭用・業務用需要の違いはあるものの総需要として景気の悪化や社会的なマイナス事案があったとしてもさほど悪い影響はないとの判断がなされます。現に全国の加盟店様の売上状況を拝見させていただいても業務用に比重がかかっているお店以外は昨年並みの数字をクリアされているのがほとんどであります。



 それともうひとつ各店好調の要因は、『脱アルコール依存症』 であります。酒類オンリーに固執することなく我々の特性である地域密着性・顧客密着度を活用した店頭精米やギフトカテゴリー・飲料水強化を地道に実践されている結果ではないでしょうか。



 世の中デジタル化を推進する中、新しい働き方改革と銘打って本格的なテレワーク時代に変わっていくであろうと様々な分野で提議されております。 例えば、従事のあり方として出来るだけ三密を避けて首都一極集中型から地方への分散型移行が推し進められていく流れであります。
密を避ける 』 という事であります。我々のスタンスは感染予防をしながらも 『 密をさらに深める 』 ・ 『 ソーシャルディスタンスを縮める 』 という事で、まったく逆転の発想であります。



 そのギャップがこれからの ビジネスチャンス につながると思うのです。人は人との関わりを生理的に求めるものです。お客様から自然と近づいてもらえるお店作り、逆にこちらからお客様に近づいても受け入れていただける人間関係性をさらに深めていきたいものです。そのためには、信頼されるための
器づくりを研鑽 していかなければなりません。ともに磨いていきましょう!(特にお米・炊飯に関しての知識向上は不可欠です)



 さて前置きが長くなりましたが、今月のテーマは 『 さようなら 有限会社イノウエ 』 とさせていただきました。いよいよ数日後10月1日より、ドリーム東大阪店の母体有限会社イノウエが社名及び代表者変更されます。



 新社名は前回も報告させていただきましたように株式会社アクトコーポレーションであります。代表者は店長の松藤隆俊が就任いたします。

 



 思えば今からさかのぼること46年前、私が24歳の時に個人商店イノウエ酒販から有限会社イノウエへと法人成りを実施いたしました。その時のスタッフは、明治生まれ80歳の祖父井上辰蔵と私だけの二人でありました。年商規模も今のレートで換算するとおそらく2000万円ぐらいであったと記憶しています。



 父親は私が小学生のころに不動産業に転身し、酒屋業には関与しておりませんでした。そして長年酒屋を支えてきた母は私が18歳の時に他界いたしましたので、本当に風前の灯火のようなお店でありました。酒屋では生活が成り立たないので父親が毎月祖父に生活費を補填しているといった状況でありました。



 父親は社員5名ほど雇用し分譲住宅の販売を手掛けて大きな商いをしていましたので、十分なほどの生活力があったのですが、祖父はリタイヤすることを嫌がり、大正時代に創業した酒屋で死ぬまで働き続けるといった具合で明治気質の頑固な爺さんでありました。



 そんな生き方をする祖父を見て孫である自分が酒屋を継ぐことを決意した訳です。またそれは亡くなった母の遺志でもありました。一本義な祖父でしたので、毎日口喧嘩をしながらもちょっとずつ売上規模を大きくしていきました。



 そして24歳になって法人化し、形のうえでは若くして会社の代表者に就任いたしました。株式会社にしたかったのですが、当時の会社法では、資本金が1000万円以上という事だったので (現在は資本金1円から設立できます) 24歳の私には到底お金の段取りが出来ませんでした。



 父に頼めばすぐに貸しては貰えたのですが男の意地と申しますか、親父には負けたくない頼りたくないという思いがあり、そこで有限会社なら出資金150万円で設立できるということでしたので、何とか工面して司法書士の先生に依頼して1974年(昭和49年)にスタートいたしました。



 その後、売上規模の拡大と共に社員を増員しながら33歳の時には、年商1億円に到達し、40歳の時には2億円へと拡大していきました。スタッフも私を含めて4名で配達業務をこなしておりました。そうして訪れた1993年(平成5年)私が41歳の時に(ちなみに本厄でした)宅配売上を全て捨てて現在地に移転し、店売り100%の酒DSドリームを開業した訳でございます。



 その後、ドリーム東大阪店を何とか27年間営業し続け現在に至っております。思えば酒屋の三代目に生まれて今もなお酒屋を続けている訳でございます。職業履歴としては単純なものなのですが、そのプロセスは波乱万丈、本当に自分でも驚くほど破天荒なものでありました。



 2020年、有限会社イノウエを立ち上げて46年いよいよお別れであります。始まりがあれば、必ず終わりがあります。この46年間は酒販業界にとっても波乱万丈でありました。第一次オイルショックでは消費者の買い占め騒動などで店頭から全ての商品が無くなったこともあります。



 そして定価販売の撤廃や小売酒販免許の自由化などの影響で、当時全国で13万軒あった酒屋さんが今では4万軒ほどになってしまいました。自店が業態変更しながらも何とかここまで生き残れたのは、その46年間の中で出会った酒屋仲間、そして何よりもその時代時代の中でこんな我が儘な経営者である私を支えてもらえた社員やスタッフのおかげであると今強く思うところであります。



 その出会いの経緯やスタッフとのエピソードを語れば、延々と何日もお話ししていく事になります。まさしくこの46年が私の酒屋人生すべてであったと思え、そして今こうして懐かしく語れる自分が幸せ者であるなと喜んでおります。



 今後は松藤新社長のもとドリーム東大阪店の一スタッフとして裏方作業と経理事務を中心として冒頭にありましたように 『 人生死ぬまで現役 』 を貫き通したいと思います。そして何年か先には、今月のテーマのフレーズから、有限会社を削除したものになる時期まで、残された時間を精一杯生き抜いてまいりたいと思います。



 今後とも皆様方におかれましては、新生ドリーム東大阪店のスタッフに対しまして今まで同様ご指導ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げまして今月の投稿を終えたいと思います。



  今月もご覧いただきまして、誠にありがとうございました。





 (P.S) ドリーム・酒匠米匠チェーンにおきましては、加盟店様の悩みの相談室として

     自分自身の体験を活用した法務・財務のアドバイスを引き続きさせていただく

     所存であります。何かありましたら、いつでもご連絡ください。

8月号  『 混迷する秋冬商戦 』 Ⅴol.138

8月号  『 混迷する秋冬商戦 』 Ⅴol.138

 みなさん、こんにちは! 今月の徒然日記を投稿いたしたいと思います。

 



 いやー、毎日毎日暑い日が続きますね。7月は、長い梅雨が続き早くカラッとした夏が来ないかなと心待ちいたしておりましたら、来たら来たで限界を超えた暑さ到来ということで、いやはや自然現象というものは、これだけ進化した人間界においても、どうしようもないということを改めて思い知らされております。



 そんな中、先日うちの家内が買い物から帰宅して即、「お父さん、このキャベツ一玉いくらすると思う?」 と聞かれ、適当に「200円ぐらいか」と答えると、大きな声で「何言うてんのー、480円もしたんよー」と叫ぶではないですか。私にとってはどうでもいいことなんですが、家内にとっては大問題。

 

 



 その後、ホウレンソウやジャガイモ、白菜の値段がいくらいくらと立て続けに解説を聞かされ、私の方は右から左へと適当に流しておりました。ただ、その夜のTVニュースで全国的な野菜の高騰内容(通常の2~4倍)を報道されているのを見て、今年の長雨と猛暑がもたらす深刻さをしっかりと理解させていただきました。



 地球温暖化の影響で海水温が上昇し、不漁続きの漁業関係者の方々も深刻な被害となっているようです。みなさまご周知のとおり秋の味覚の一つでもあるサンマの初物がなんと東京のスーパーでは、1尾1875円で販売されているとのこと。また回転寿司店では、サンマの握りがマグロの大トロと同価格でレーンを回っているとのことでした。

 



われわれ取り扱いのビール等の商品は、どちらかというと屋内での工業生産ですので価格も品質も安定しており、日々の価格見直しは不要であります。そして、商品管理についてもそんなに手間がかからず、またお客様からのボヤキも聞かずに済んでおります。本当にありがたい業種であるなと喜んでおります。



 ただ、問題のコロナ関連においては、業務店を中心に苦戦 いたしております。しかしながら、後述のとおりこの3か月の業績に関してさほど大きなダメージには、なっておりません。『家呑み族』の一般家庭用需要が、業務用売上をカバーし、また夏ギフトや店頭精米などのカテゴリーが貢献して事なきを得ております。



 厳しいのは、業務用を最大のマーケットとしているビールメーカーであります。特に、アサヒさんにおいては首都圏の業務用市場の構成比が大きいため大変苦戦されているようです。先日の日経新聞報道によりますと、「アサヒ 純利益44%減 新型コロナウィルス下の外出自粛で業務用を中心にビール販売が苦戦 」とありました。



 また、アサヒビールの1~6月の日本国内でのビール類 販売金額は、17%減であった。今年から販売量の公表を取りやめており、日経推定で1~6月は第三のビール「本麒麟」など家庭向けが好調なキリンビールが11年ぶりにシェア首位に立った模様だ。 とありました。



 今回の新型コロナウィルスの影響で様々な産業分野において 『 泣き笑いの構図 』 が表面化しております。いつの世も様々な要件で経済・社会が揺れ動いているという一例であると思います。願わくは、常に 『 笑い 』 の部分にスタンスを取り続けていたいものですね。





 さて話しは変わりますが、みなさん今年の夏商戦はいかがでしたか。毎年8月下旬から9月上旬にかけて各店では、今年の夏の売り上げ状況などの振り返りをされているのではないでしょうか。ドリーム東大阪店では、6/1 ~ 8/15 までの夏ギフトの販売状況を総括する意味で、現在数値結果などを分析中であります。

 



 おおまかな数字でありますが、東大阪店では、全体売上が3 ケ月(6~8月) で 昨対98.9%、利益額ベースでは、昨対101.2%でありました。夏ギフト関係では、酒類ギフトが昨対108.2%食品ギフトが102.5% ということで、夏ギフトに関しては厳しいコロナ禍の中で何とか健闘した結果となりました。



 特にビール中心に送料込みギフトに関して産直ギフトも含めて昨対139.1%と大幅な伸びを見せました。やはり宅配料の負担を意識しての商品選びが法人顧客中心に支持されたようです。この流れは本年冬ギフトにおいても傾向として続くと思いますので、冬季のドリーム本部B3カラーチラシ作成に反映させていただきたいと思います。



 そして先日店舗におきましては、夏から秋模様への売り場変更を実施して『キリンの秋味や秋の酒 』 など秋の味覚フェアと銘打って展開し、残暑まだなお厳しい時期ですが、東大阪店の雰囲気は、秋一色となってまいりました。

 



 まだまだコロナ禍が世の中を席巻する毎日ですが、さてこれから年末に向けてどのような動きになってくるのでしょうか。





  そんなことで、今月のテーマは 『 混迷する秋冬商戦 』 とさせていただきました。



 9月に入りますと、いよいよ10月1日の 「 酒税改正 」 そして 「 たばこの値上げ 」 に向けて仮需を喚起するための販促企画等の準備をしていかなければなりません。そして東大阪店では、昨年より予定しておりました社名変更と代表者の交代など、思い切った組織改革を断行することとなります。

 



 たばこに関しましては、1カートン500円の値上げという事で、やはりボリュームが大きいので昨年同様大口顧客中心に早い目の予約受注を促進 していきたいと思っております。また新ジャンルの値上げにつきましては、すでに店前・店内各所に大型POPにてアピールをしておりますが、これまた大口顧客に対しては、タバコ同様個客別ダイレクトメール を発送し、少しでも早く仮需を前倒しして近隣競合店対策を実施していきたいと思っております。



 どちらかと言えば、毎回毎回ビール等の値上げ前販促については、従来通りに粛々と怠りなく実施していけば、さほど心配する必要はないと楽観視しております。問題は、10月以降なんといっても今年の秋冬に向けて一番の悩みの種となるコロナ対策であります。



 先日の日経新聞紙面で、「飲食店倒産 最多の398件」とありました。その記事の一部を紹介してみますと ⇒ 帝国データバンクの調査で、飲食店の倒産が過去最多ペースで推移していることが分かった。2020年上期(1~6月)の倒産件数は398件で、上期としては近年最多を更新。

 このままのペースで下期も推移した場合、年間の倒産件数も最多だった2019年を上回り、最多を更新する可能性がある。新型コロナウィルスの影響が直撃した飲食業のダメージがあらわになった。

 とありました。



 ここに紹介されている倒産件数は大手の飲食業中心でありますので、われわれがお取引する地域の零細店を含めると、すでに倒産件数は全国で数千店舗に及ぶのではないでしょうか。当然のことながら、われわれ納品業者もその影響を受け、苦境に立たされるのが現況であります。



 ただ先述のとおり、私ども小売店はギフトやお米で、そして家呑み需要で何とかカバーできますが、居酒屋さんはお店に来て頂いて一杯飲んでいただかないと売上は立ちません。そのような状況の中で納品業者として、業務店様へ何とか支援していきたいのはやまやまなんですが出来ることにも限界があります。

 年末の忘年会需要もおそらく壊滅状態 になるでしょうし、大変な事態となってまいります。各々お得意様が孤軍奮闘し、頑張っていただくしかありません。





 そしてまた暗い話になりますが、先日8月17日に内閣府が速報値として発表した4~6月のGDP ( 国内総生産) の内容について新聞記事をご紹介いたします。

 



  ●GDP実質27.8%減、4~6月年率 戦後最大の下げ

 内閣府が17日発表した2020年4~6月期の国内総生産(GDP)速報値は、物価変動の影響を除いた実質の季節調整値で1~3月期から7.8%、年率換算で27.8%減った。新型コロナウイルスの感染拡大で、リーマン・ショック後の2009年1~3月期の年率17.8%%減を超える戦後最大の落ち込みとなった。



4~6月期は感染拡個人の外出や店舗の営業が制限された。個人消費を中心に経済活動が広く滞り、GDPは統計を遡れる1955年以降でかつてない落ち込みとなった。   

とありました。



 おそらくこの流れは今後一年間は続くとみても間違いないでしょう。日本の国はどうなっていくんでしょうかね。そうでなくとも世界一の借金大国 ( 約 1,100兆円 の国債・公債) であるうえに、この経済内容が続くのであれば、現場サイドでは、当然消費者の更なる買い控えや給料の減額、そして企業倒産続出という最悪のシナリオがこの秋冬から始まっていくんではないでしょうか。





 さらに悪い材料として、長期政権を担ってきた安倍一強内閣のトップ安倍首相の突然の辞任となれば、政局が一気に混乱し、さらに日本の国内外の不安定要素が高まります。日本国民の特性として、このような時にストライキや暴動など起きることはないと思いますが、一人一人の国民の焦燥感や生活苦が増幅して大きなうねりとして私たちの小売業界にも押し寄せてくるのは必至であります。



 さあ、どう対処していけばいいのでしょうか。 『 着眼大局 着手小局 』 この意味する心構えを常にブラッシュアップして日々の商売に臨まれんことを祈念して今月の投稿を終えたいと思います。

           今月もご覧いただきまして、誠にありがとうございました。

 
 [ P.S ] 秋冬商戦の対処方法など、お悩みの方々はどしどし本部までお問い合わせいただければと思います。またエリア会議に参加して積極的に意見交換していただきたいと思います。

7月号  『 動乱の2020年下半期 』  Ⅴol.137

7月号    『 動乱の2020年下半期 』    Ⅴol.137



 みなさん、こんにちは! 今月の徒然日記を投稿いたしたいと思います。



 いゃー、やっとこさ梅雨が明ける気配となりました! 本当に今年の6月~7月は、よく雨が降りましたね。昨年も遅い梅雨明けでしたが、確か昨年の梅雨入りは 観測史上一番遅い梅雨入り ( 6/26 ) であったと思います。今年の場合、6/10 の梅雨入りから延々と2ヶ月近く 雨・雨・雨の連続でしたね。



 しかも昔の梅雨と言えば、しとしとジトジトとした柔らかい雨模様が平均的でしたが、近年の梅雨時の雨の降り方は地球温暖化が起因してか非常に激しいものがあり、線状降水帯なるものが今年もまた場所は違えども、最大級の豪雨災害を熊本県中心にもたらしてしまいました。

 



 そして被災された方々は、地域の公民館や学校の体育館などに避難されておられるのですが、今年の場合はさらにその避難所にリスクが伴っております。新型コロナウィルスに感染する可能性がある訳です。当然、3密にならぬよう自治体も予防はされてはいますが、お年寄り中心に複合被災する危険性 は否めないところであります。本当にお気の毒なことです。



 さて私たちの商売の方に目を向けてみますと、やはりコロナ禍の中で苦戦を強いられているのが現状であります。しかも今年は先述の通り、例年より 早い梅雨入り遅い梅雨明け にたたられて熱中症対策の飲料水需要が盛り上がっておりません。

 



 おそらく今後、遅ればせながら 猛暑が続く二ヶ月間 になると思われますが、お祭り自粛やグループでの飲み会自粛でレンタルサーバーの受注もイマイチ昨年通りとはいかないと思われます。本当に新型コロナウィルスの負の連鎖はどこまで続くんでしょうかね。



 先日も大阪での感染者数は、一日で155人が確認されたと報道されておりました。全国で累計の感染者数が約3万人超、死者が1000人超とさらに悪化しております。さらには世界に目を向けてみますと、全世界で感染者数が1500万人、死者数が60万人と近年における世界で起きたパンデミックや災害の中で最悪の事態となっております。しかもいまだに終息のメドがつかない状況であります。

 



 コロナを敵国と想定して戦争で例えるなら、第三次世界大戦の勃発 のようであります。新型コロナウィルスを打ち負かす新型兵器 ( ワクチン・治療薬 ) は、いつになれば承認され、効果を発揮してくれるのでしょうかね。これから何年も戦い続けていかなければならないのでしょうか。



 ちなみに1945年8月15日に終戦を迎えた第二次世界大戦 は、1939年から約6年間の歳月が経過したようです。そしてその年月の中で悲惨な殺戮が世界中で巻き起こされました。ちなみに当時の世界人口が約20数億人、そのうち2200万人の軍人、3800万人の民間人が犠牲となってしまいました。

 



 日本においては、1940年当時人口は7200万人、そのうち212万人の兵隊さん、75万人の民間人の方々が戦争の犠牲者となってしまいました。(日本の場合、ドイツ・フランス等に比べて民間人の死者が軍人より少なかったのは、本土決戦が回避できたからのようです。ただ、広島・長崎への原爆投下、沖縄の地上戦、東京・大阪空襲など痛ましい犠牲者の数は計り知れません。)



 今年ももうすぐ終戦記念日がやってまいりますが、この数字を見るだけでもいかに戦争というものが愚かで多大なる犠牲並びに悲しみと損失をもたらすものか、あらためて思い知ることが出来ます。私も含めて今の日本国民は 『 戦争を知らない子供たち 』 が大半であります。



 先人たちの苦難と忍耐、そして日本復興の並々ならぬ努力をあらためて思い知った時に、彼らが築き上げてきた平和の有難さに感謝するとともに今後二度とあの悲惨な歴史を繰り返さないよう私たち一人一人が日本の将来、社会の在り方について真剣に考えていかなければなりません。( 平和憲法9条改正なんてとんでもないことです。)



 いま新型コロナで国民は、旅行にも行けず、ドンチャン騒ぎもできず、忍耐と我慢の連続であります。しかしながら、先人たちが体験した太平洋戦争という最悪の環境下の中で忍耐強く、毎日生き延びることにのみ人生をかけてきたことを思うと今の我慢なんてどうってことないではないでしょうか。



 みんなで協力しながら、理解しあってお年寄りに迷惑をかけないようにしてこの新型コロナを打破していこうではありませんか。そのような中で 『Go to トラベル』 なんてこの時期何を考えているんだろうと驚愕でしかありません。



 いま一部の若者や自己中心の人たちの迷惑行為の中で、そしてひっ迫する医療現場をまったく理解できていない国の指導者たちのもとで未来ある日本の安全安心は期待できません。(
皆さんも同感だと思いますが、507億円も税金を使ったあのお粗末なアベノマスク、そのお金を全国の コロナ対策病院へ助成金 として回せなかったのか! 国民感情を無視した失策とその無能さに憤りを感じます。)



 草の根運動じゃありませんが、自己防衛のためにも真の思いやりや仲間同士の連帯感の中で、新型コロナ対策を身近なことから上手に実践して一歩ずつ一歩ずつこの難局を切り抜けていきましょう。必ず、陽 は昇ります。







 さて話が反戦問題にまで飛躍してしまいましたが、今月のテーマは 『 動乱の2020年下半期 』 とさせていただきました。



 先述の流れでついカッコつけて 『 動 乱』 と表現いたしました。平たくすると当たり前ですが、 乱れ動く と解釈できます。2020年これからの5ヶ月、非常に混乱する世の中になるのは必定であります。じぁ、どのように混乱していくのか・・・、であります。その答えは、具体的にはわかりません。ただ、その心構えと準備だけはしっかりしておかなければなりません。



 まずは、近々の問題として10月1日からの酒税改定があります。この件については、混乱とは申しませんが、今からどのような仮需対策を実施するかを考えておきましょう。ちなみに各カテゴリーの増減税資料を作成いたしましたので、参考にしていただきたいと思います。

 



 この表をご覧いただき、はっきりと理解できるのが、今回の増減税対策は、『新ジャンル』 対策 に絞り込めばよいという事だと思います。業務店対策もビール中心の生ダルなどは、値下がりとなる訳ですから、仮需など全く無縁のものとなります。さすれば、一般家庭で新ジャンル飲酒のお客様に対して、どうアプローチしていくのかに尽きます。



 新ジャンルは、増税額をご覧いただければお分かりのとおり、金額にして約10%の値上げとなります。特に価格に敏感 な新ジャンル飲酒のお客様が対象となりますので、そこそこの仮需は発生すると予測 されます。これから2ヶ月の準備段階の中で、本部からの情報を参考にされ、有効な販促活動を実施していただきたいと思います。





 さて問題は、バタバタとする9月後半終了後、10月に入ってからの対策であります。おそらく、日本経済全体が新型コロナの更なる悪影響を受けて本格的に不況の序章 が始まるのではと私は予想しています。いよいよ私たちが恐れる世界同時経済危機が今秋から如実化してまいります。



 先日、或る経済情報誌を見ておりましたら、次のような記事が掲載されておりました。



 



 2020年に休廃業や解散に追い込まれる企業は全国で5万件を超える可能性が高まってきた。経営者の高齢化や後継者難に加え、新型コロナウイルスの感染拡大による業績悪化が追い打ちとなっているため。

 十数万人の雇用が失われる恐れがあり、地域経済への打撃は甚大。自治体や金融機関も含めた対策が急務になりそうだ。

 東京商工リサーチによると、同社が現行の集計を始めた2013年以降で5万件を上回れば初めてとなる。2019年は4万3348件だったが、今年は大幅に増えるとみている。休廃業・解散とは別に倒産件数も2020年に7年ぶりに1万件に達するとの見方 がある。



 いかがでしょうか。上記のような記事を見るにつけ、これから日本経済・社会の明るい展望を期待することはできないのが実情であります。全国150万社の中小企業が今回の緊急融資などで一時的な危機は回避出来ました。 しかしながら、不況脱却の抜本的な解決策が見えてこない現在の日本経済、ただ投機的なやり取りで実体経済の伴わない株価の推移を見た時に、いずれ来る大暴落の日を想像するとゾッとします。ただその時にこそ私たちのお店のあり方・体質 が問われることになるでしょう。



 備えなければなりません。そして、こらえなければなりません。耐えがたきを耐え、忍び難きを忍ぶ、その思いを心構えとして腹をくくり、そして常に頭を柔らかくして、これから始まる
『 動 乱 』 に受け身ではなく、真正面から対峙されんことを強く念じて今月の投稿を終えたいと思います。



         今月もご覧いただきまして、誠にありがとうございました。

6月号 『 2020年 下半期をどう戦う?』 Ⅴol.136

6月号 『 2020年 下半期をどう戦う?』 Ⅴol.136



 みなさん、こんにちは! 今月の徒然日記を投稿いたしたいと思います。

 



 いよいよ今年も梅雨入りを皮切りに猛暑の夏がやってきましたね。私の場合、暑い夏と寒い冬とどちらが好きですか? と訊ねられたら、即座に 『 夏です!』 と答えてしまいます。何故なら、夏はやはり開放感があり、アウトドアという感がありますからね。



 ただ今年の場合は、コロナの関係で全て 『 自粛 』 という言葉が先行してなかなか体を動かすという事に積極的に臨むことが出来ません。これが冬季であれば、家の中で縮みこんでお餅でも焼いてTV視聴という事になるんですが、なんせアウトドア盛りの夏ですからねー、残念でたまりません。



 私の場合、仕事は業種として自粛対象になっていませんので、汗をかきかき何とか精力的に体を動かす事が出来て大変有難いことだなと喜んでおります。当然ではありますが、われわれ酒屋業は基本仕事柄、体動かしてなんぼの世界ですから、『テレワーク』 なんて夢のまた夢であります。極論を言えば、『 三 密 』 を避けるどころか強化する事 が我々の商売の生命線であると思うのです。( コロナ終息が前提となりますけどね・・・)





  話しは変わりますが、今年の夏ギフト、みなさん出足の方はいかがでしょうか。ドリーム東大阪店では、例年通りの動きを見せており、コロナ禍のもとどうなるものかと心配しておりましたが、何とかなっております。まだスタートしたばかりですので、実際のところシーズンが終了してみないと分かりませんが、何とかいい結果が残せるよう老体鞭打って頑張りたいと思います。

 



 さてこの時期、毎回同じことをお話ししておりますが、やはり前回お買い上げリストの効果 は絶大だなとつくづく思うところであります。先日も70代のおばあちゃんが、毎回近所の接骨院にお中元を一件だけ贈っていただいていたのですが、今回そのリストに約16件分の洗剤ギフト(上代 @5,000円 ) の追加 がありました。



 よくよくお聞きいたしますと、毎年親戚関係等に大阪市内の某デパートからお中元を発送されていたそうですが、コロナの関係で出かけるリスクを考慮して、今回ドリームのカタログで済ませていただけたとのことです。年末のお歳暮も引き続きドリームに発注していただけることとなりました。一件だけのお客様でも、次なる可能性 があるんだなと改めてギフトリストDM発送の重要性 を感じました。



 そしてもう一つ、嬉しいことがありました。先日、当店のスタッフである勝間田チーフが、熱中症対策と夏ギフトの新規取りのため、法人限定のポスティング をした結果、或る建設会社から新規注文がありました。内容は、伊藤園のミネラル麦茶 2 Lを週に100本、毎週の納品で10月までの期間限定配達依頼でありました。

 (クリックでPDFファイル)



 コロナ禍により業務店中心に売上低迷が続く中、今回のような小さな売上の積み重ねが次なる成長へとつながるのだと信じてコツコツ、コツコツと業務に励んでいきたいと思います。 『 着眼大局、着手小局 』 ていったところでしょうか。



 さて、そんな頑張っているスタッフ達と今年の夏も、ドリーム東大阪店恒例の 『 夏ギフト商戦決起集会 』 をお得意先の居酒屋で開催いたしました。時期が時期だけに3密を出来るだけ避けつつも、楽しい会話が弾み、あらためてドリーム東大阪店スタッフ間の
『 ワンチーム 』 を確認する事が出来ました。

 



 特にアルバイトで従事してくれている大学生の二人は、現状の授業内容についていろいろと悩んでいるようで、早く 『 オンライン授業 』 から 『 リアル授業 』 に切り替わることを切望しているとのことでした。このようなプライベートのこともいろいろ語り合えるのも、仕事を通じての 『 出会い 』 の大切さであると実感いたしました。





 相田 みつを (著) にんげんだもの 出版社: 文化出版局より



 さて今月のテーマは、『 2020年 下半期をどう戦う?』 とさせていただきました。戦うということで、何か物騒な表現でありますが、いわゆるどう対処していくのかという事であります。そして、その前に今年の夏過ぎから、世の中がコロナ禍の影響でどう変化していくのか、特に消費者の動向がどのような傾向を見せるのかを予想してみましょう。



 ここで先日日経MJ新聞に掲載された記事をご紹介したいと思います。

 



 とありました。この記事を見た時、率直な気持ちとして「やはり、きたか! 食品を扱う業者として、どうしても価格競争から脱却できないのかな・・・。」
という思いでした。人口減少の中でこのような 消耗戦を展開 していかなければならないのが、本当につらいものがあります。





 ちなみに総務省の2019年の人口統計表によりますと、昨年の出生者が全国で86万人、死亡者が137万人と差し引き約50万人、日本の人口が減少 しております。そのような状況下で自分の身を削って( 安売り路線 ) まで、売り上げを追いかけていかなければならない風潮を何とか変えていきたいと思うのは、私だけではないと思います。





 27年前に他者に先駆けて安売りの 『お酒のディスカウント』 を開業した私が言うのも何なんですが・・・。時代が変化したのだから、売り方も変化する。そうあるべきだと思い、この20数年間頑張ってきたんですが、やはり価格競争というものはなくならない、不変性のものがあります。 “ 安くて良いもの ” を求めるのは、消費者の最大のニーズなんですからね。避けようのない現実であります。





 さて、そこでその消費者の今後の消費動向についてこれまた日経MJ新聞に次のような記事がありましたので参考にご紹介したいと思います。

 

 



 また、三井住友DSアセットマネジメントの高橋泰洋シニアエコノミストは、「所得の先行きの悪化は避けられない。来年度からは、所得が減少する可能性 が高い。」 と指摘する。   とありました。



 とすれば、結果として減少する支出のあり方・選別が進むのは当然であります。次にご紹介するのは、今後、支出を抑えたいのは、どのようなジャンルですかとのアンケート結果であります。

 



 いかがでしょうか。支出を抑えるベスト10の中に私たちが取り扱うカテゴリーが3つも入っております。その他の事項は、贅沢品や不要不急のものが中心であります。酒類なんかは、贅沢品に入るんでしょうかね。そして、さすがと感じるのは、教育費がベスト10
に入っていないのが、意外でした。



 全国のお父さん、お母さん、子供のためなら、衣食を削ってでも塾の費用など何とか工面していこうというお考えなんでしょうね。スゴイです。ただ、それでも新聞・TVの報道では、全国の大学生諸君が経済的理由で学業継続か否かと苦しんでいることも紹介されております。



 という事は、どのような業種においても間違いなく消費が減少していくのは、間違いないでしょう。その典型的なものが、インバウンド需要が激減している観光・宿泊業であります。一昨日の報道で、今年5月の外国人観光入国者数 が発表されました。



 今年の場合、5月全国で僅か1700人という事で、昨年は何と220万人の人々が全世界から日本に観光目的で入国されていたという事でございます。たった一ヶ月間で、このような数字の格差があるなんて本当に信じられません。航空会社・J
R 各社、今後どないしていくのでしょうかね。他人事とは思えません。



 私たちの業界においてもこの秋からは、難題が山積しております。10月には、ビール系の増減税 があります。このような大きな動きがあるたびに業者間の優勝劣敗がはっきり してまいります。大きな仮需が発生するこの酒税変更の時期をうまく捉えたならば好転することも可能ですが、大手競合店から新ジャンル中心に 激安価格の猛威 に煽られたならば、年末に向けてかなりのダメージを受けてしまいます。



 消極的な販促は、もちろん論外でありますが、無謀な安売り競争への同調も危険であります。さて私たちどのようにして、このターニングポイントをクリア していきましょうか? みんなで 情報と知恵を共有 しながら、この難局を切り抜けていきましょう。70歳を過ぎた小生でもこの大きく変化する時代を前向きに捉えて、ワクワクとした気持ちになっています。



 どうぞ、加盟店様・本部共々この試練を真正面から受け止め、月並みではありますが、『 ピンチをチャンスに変える 』 という熱い思いと先見性をもって発想を豊かにし、創造力を強化しながら、2020年後半戦を共に戦っていく事をアピールして今月の投稿を終えたいと思います。



          今月もご覧いただきまして、誠にありがとうございました。

5月号  『 夏ギフトで コロナをふっ飛ばせ! 』 Ⅴol.135

 5月号  『 夏ギフトで コロナをふっ飛ばせ! 』 Ⅴol.135



 みなさん、こんにちは! 今月の徒然日記を投稿いたしたいと思います。



 さて、いよいよ今年も新型コロナ禍のもと、夏ギフト商戦に突入する時期となってまいりました。ドリーム東大阪店では例年通り、店内に 『 ひまわり 』 中心のPOPを張り巡らし、夏の雰囲気を醸し出しております。ちなみに色とりどりの素敵な花の中で私の一番大好きな花は、『 ひまわり 』 であります。

 





 花言葉は「憧れ」 「あなただけを見つめる」 という事らしいんですが、雰囲気的には「前に進む」 「向上心」 ぽい感じですかね。そうそう弁護士さんの職業バッジも確か 『 ひまわり 』 でありますので、「 正義 」 「情熱 」 なんかも合いそうですね。とにかく前向きな花の代表でもありますので、若い頃からそうありたい思い常に夏の開花を楽しみにしておりました。



 さて話しは変わりますが、今年のお中元ギフト、売れ行きはどうなっていくんでしょうかね。コロナの影響を受けて中元ギフトまで自粛ムード にならぬよう願いたいものです。ただ、あれこれ考えても仕方ないので、取り敢えず例年通り、準備万端のうえ、積極果敢に販促活動を進めていきたいと思っております。



 そしてギフトと言えば、デパートで・・というのが定番でしたが、気の毒なことに高島屋や大丸百貨店もお中元ギフトどころではなくなってしまいましたね。先日、緊急事態宣言の解除はありましたが、3密を警戒して夏ギフト特別催事コーナーも今年は取り止めのようで、どうしようもない状況であります。



 さて、百貨店と言えば先日アメリカの老舗百貨店(創業118年) J C ペニーが、総額 5,300億円という多大な負債を抱えて倒産いたしました。新型コロナの影響を受けてという事で衝撃的なニュースでありました。かつて35年ほど前、アメリカ流通業視察ツァーの際、私も一度訪店したことがあるんですが、なかなかその店内の雰囲気たるや日本のデパートの比ではなかったことを記憶しております。



 先日、日経 MJ を読んでおりますと 「アメリカで始まったアパレル&百貨店の倒産ドミノの激震」 という記事があり、アメリカでは今現在連鎖的に超高級百貨店やアパレルチェーンの経営破たんが続いているとのことです。噂では、あの 『 GAP (ギャップ) 』 8万人の従業員を一時解雇するなど業績悪化に直面し、『 GAP 』 も、もしかして・・・・との事のようです。 

 



 アメリカでの新型コロナによる経済的ダメージは、他国とは比べようもない深刻なもので、例えば先月の徒然日記を掲載した時期の失業保険の申請者数は、2200万件とお話しいたしましたが、1ヶ月経過した5月末現在で何と1150万人増え、3350万件 となっております。アメリカの失業率は、戦後最悪で15.0% を超えております。(ちなみに日本の場合は、いまのところ5月末で3.0%ぐらいであると思います。)



 さて当然ではありますが、日本においてもその経済的なコロナ被害は日に日に拡大しており、先日レナウン倒産の一報が下記のように掲載されておりました。



  アパレル大手 「 レナウン」 破綻で、次の “ 大型倒産企業 ” はどこか



 コロナ・ショックがついに東証一部上場企業に波及した。アパレル大手のレナウンが自力での経営再建を断念し、東京地裁から民事再生手続きの開始決定を受けた。中国企業の傘下となった後も経営難が続いていたが、新型コロナウイルス感染拡大による外出自粛で、百貨店での販売が激減したことがとどめとなった。コロナ不況業種はアパレル以外にも数多く、市場では次の大型倒産企業探しが始まっている。

 1902年創業の老舗で、「レナウン娘」のCM が人気となり、紳士服 「ダーバン」 などのブランドで知られるレナウンだが、3月の店頭売上高は前年同月比42.5%減。主力販路である百貨店の休業が本格化した4月には81.0%減に落ち込み、資金繰りが行き詰まっていた。

 負債総額は138億7900万円。東京証券取引所第1部から上場廃止となる。子会社が民事再生の申し立てを行う異例の形で、今後は管財人の下でスポンサーを探し、再建を目指す。

 



 とありました。レナウンの4月現在の社員数は、約900名 と聞いておりますので、彼らもまた失業者となってしまったのであります。さらには、昨日テレビ報道されていた中で、市場調査会社 帝国データバンクの調べ による日本企業の業況が発表されておりました。



 その内容は、今年1月から4月までの中小を含めた 企業倒産件数が2800件 にのぼるとありました。これまた戦後最大の件数らしいです。この勢いでいくと、年末までに約10000社の企業倒産 に見舞われると予想されております。単純に一社当たり200名の社員が在籍していたとすれば、約200万人の失業者が続出する事態となります。



 おそらく失業率も現在の2倍の6.0%近くまで伸びていくと予想されます。そして、このような事態が様々な負の連鎖 という社会現象をもたらせてくると思います。われわれ小売りの世界においても、日本国内で失業者が記録的に増えてくることにより、消費者の購買意欲も大きく減退してまいります。



 さらに購入の仕方もネット通販を利用する消費者が急増し、今後も大手百貨店やアパレルを中心とした大型小売店を中心に破綻が相次ぐことが予想されます。そして、チェーンストアの破綻でリストラによる大量閉店が断行され、結果スタッフの大量解雇となっていくのです。さらにこれに伴う失業者の増加に対して負の連鎖 がさらに大きくなっていくのは、避けられない状況であると思われます。

 



 ひと事ではありません。私ども地域の零細小売店もこれからは、消費者にとって唯一無二の特長が無ければ淘汰されてしまう運命となるでしょう。いまコロナをキッカケに百貨店や衣料品店など消費者のリアル店舗離れ がさらに加速していくことになるでしょう。逆にネットを活用した E C (電子商取引) は、このような時期をうまく活用し、着実に数字を伸ばしているというデータがあります。



 じぁ、これからの時代、リアル店舗の店売りは更に落ち込んでいくのでしょうか。いえいえ、そうではありません。先日、和歌山のドリームえがわ店様にお邪魔して久しぶりに互いの近況報告やコロナ対策について意見交換させていただきました。えがわ店さんでは、4月の店頭売上並びに粗利益額 が昨年を大きく超えておられます。



 当然のことではありますが、日夜いろいろと創意工夫されて販売努力をされての結果でありますが、その内容を因数分解すれば、自ずからなるべくしてなっているという方程式が見えてまいります。まずは、スタッフの接客力の素晴らしさであります。商売人の基本中の基本でありますので、商品知識力も含めたプロとしてのお客様満足を常に目指しておられます。



 そして何よりもSNSを活用した情報伝達力の質と量の多彩さであります。特にホームページを利用して定期的な販促内容の提示、お店の売り場を中心とした画像を見せることによる品ぞろえの豊富さ、そしてネットショッピングへの誘引など、様々なご案内を提示されております。(和歌山えがわ店さまHPはここをクリック)



 ただ私が特筆するのは、その通販サイトから実店舗への誘客を意識して強化されているという仕掛けであります。時代の流れとして、SNSを活用しながらも常に伝播を主流とする商売のあり方を追求されております。顧客密着を実践 されております。だから、デパート以上の強みがあり、店頭売り(リアル店舗)が更に伸長しているのだと分析しています。



 これこそが、本部がこの数年前より提唱しております 『 絆作りマーケティング戦略 』 なのです。その戦略の先頭を切ってえがわ店さんは推し進めておられます。

 

  (大きく表示ここをクリック) 



 今後の商業活動の中で覚悟しておかなければならないことは、新型コロナが消滅することなく、常にそばにいるという事ではないでしょうか。そのために、今後の生活様式や購買スタイルが変化し、その後の「ウィズコロナ」 「アフターコロナ」 という環境の中で上記にある 『 黄色スペース 』 の①~⑩ までの心構えというものを一つずつ一つずつ形にしていかなければならないと思います。



 最後になりましたが、一昨日その江川さんから我々加盟店オーナーに送られたメールをご紹介して今月の投稿を終えたいと存じます。



            今月もご覧いただき誠にありがとうございました。

 



 早速、東大阪店においても、このキャッチコピーを活用させていただいて今年の夏ギフトのスローガン として大型POPを作成して、お店のうち外に掲示して今年の夏ギフト商戦を盛り上げていきたいと思っております。8月末になって好結果でありましたら、江川さん・・イッパイ奢りまっせ!



        『 夏ギフトで コロナをふっ飛ばせ! 』

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