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3 月号 『 幸せの物差しって何だろう ?!』 Ⅴol.121

  3 月号 『 幸せの物差しって何だろう ?!』 Ⅴol.121



 みなさん、こんにちは! 今月の徒然日記を投稿いたしたいと思います。



 さて今年も桜前線が日本列島を北上しようとしております。毎年のことですが、ご参考に気象庁発表の2019年開花前線をご覧いただきたいと思います。 



 



 大阪地区では、3月26日に開花し、4月2日ごろが満開を迎えるとの予想が出ております。そんな具合で今年はどんなお花見スポットに出かけようかなと思案しております。



 昨年は、家内と一緒に京都南禅寺から銀閣寺までの 『 哲学の道 』 を散策してまいりましたが、あいにく桜の花が散った後の “葉ざくら”見物 となってしまいました。みなさんご存知だと思いますが、桜の木は特異でありまして、葉っぱと花は同時に混在せず、花が散ってから葉っぱが顔を出すといった具合であります。



 そのような性質を持つものですから、満開の桜は花のみでありますので、なおさら美しくダイナミックであるのだなと思います。そして、さらにはひまわりのように太陽に向かって花が咲くのではなく、地面に向かって花開くため、鑑賞には最適な優秀樹木なんですね。



 それともう一つ意外なのは、桜の木は実はバラ科であるというのをご存知でしたか? そして、そして私の大好きなイチゴも実はバラ科の植物なんですよ。草なのにね・・・。



 と言う訳で、今年はタイミングを合わせて満開時の4月2日ごろに出かけてみたいと思っております。行先は、久しぶりに遠出して、姫路城の桜と庭園巡り をしたいと思います。

 

 



 ちょっと贅沢ですが、日帰りで新幹線に乗って出かけてみようと思っています。実は、今月の16日に我が家から徒歩も含めてわずか30分で新大阪駅に到着できるJ R おおさか東線が全面開通 いたしまして、初乗車を兼ねて新大阪駅まで向かい、そして姫路まで・・・という行程であります。

 



 今までは、乗り換えしながら新大阪駅まで遠回りして1時間ほどかかっていたのが直通で30分、そして新幹線で姫路まで30分ということで、わずか一時間で我が家から姫路に着くのですから、本当に便利な世の中になったものだと感心しております。そして、お楽しみの昼食は、名物の 「あなご飯 御膳」 を食して春爛漫を満喫してまいりたいと思います。 



 とはいうものの、仕事の方に話しを移しますと、そんな 呑気なことを言ってられない厳しい現状 でありますが、若いスタッフ達も一生懸命頑張ってくれていますし、人間頑張っていれば、人生何とかなるように思います。 というよりもそう思うようにしています。 いや そうなってほしいなと思うんですけどね・・・。



 だんだんと弱気になってトーンダウンしていますが、間違いなく何とかなるんです。高望みをしなければ、人生捨てたものではなく、楽しく生きていけるもんなんですね。自分自身の気持ちの持ち方次第だと思いますよ。
『幸せは自分の心が決めるもの!』 再々登場してまいります相田みつを さんの魂のメッセージです。



 さて先日のNHKのニュースで、『世界幸福度ランキング』2019年版 が報道されておりました。



 以下、その報道内容を転載いたしましたので、ご覧ください。

 



  「幸福度」日本は58位に後退  「自由度」「寛大さ」評価低く



 世界の国や地域の「幸福度」をランキングにした国連の報告書がまとまり、日本は去年より4つ順位を下げて58位でした。 G7=主要7か国の中で最も低く、台湾や韓国を下回りました。



 国連は7年前から、1人当たりのGDP=国内総生産や健康に生きられる年数、社会の自由度などを数値化し、世界の国や地域の「幸福度」をランキング にしています。  



20日に発表されたbsd の報告書によりますと、フィンランドが2年連続で1位 になったほか、2位にデンマーク、3位にノルウェーが続き、福祉や教育が充実している北欧諸国が上位を占めました。  



このほかイギリスが15位、アメリカが19位でした。  



日本は去年より順位を4つ下げて58位でした。  



 長寿国だけあって「健康に生きられる年数」 は、2位 だったものの、「社会の自由度」や「他者への寛大さ」を 評価する数値が低く、主要7か国では最下位でした。  



アジアでは、25位の台湾、34位のシンガポール、54位の韓国などを下回りました。



このほか中国が93位となり、「幸福度」 は、1人当たりのGDP=国内総生産、健康に生きられる年数、社会の自由度、他者への寛大さ、社会的支援、⑥政府やビジネスにおける腐敗のなさ、などを数値化したもので、国連は、過去3年間のデータをもとに150以上の国や地域ごとにランキングしています。



 という事らしいです。今月のテーマにある 『 幸せの物差し 』 に当てはめてみると、上記の6つの要件で 『幸福度』を表現 するとこうなるようです。 このランキングから、自分なりに考察してみると、今の日本においては、確かに長寿大国 と言われております。



 しかしながら、本当に高齢者の方々が 『寿』 で幸せに生活を暮しておられるのかというと疑問符を付けざるを得ないと思います。 大切なことは、人はどれだけ生きれたかではなく、どのように生きたか という事が最も問われる事ではないでしょうか。



 これまでの日本の発展を支えてこられたお年寄りに対して本当に優しい国であるのか、さらにはこれからの日本を背負って立つ若い学生たちが奨学金返済苦で就職活動に追われる毎日、このような状況を鑑みると本当に今の日本に
『 幸せ感 』 は、存在するのだろうか? 

 



 確かに、『幸せは自分の心が決めるもの 』 には、間違いありませんが、一人一人が より幸せになれる根本的な環境づくり が今の世の中、求められているのではないでしょうか。



 政治家の先生方、自己保身に走るのではなく、本当に国民一人一人の幸せのために奔走していただきますようお願いいたしますよ。そのために我々高い税金を支払って毎日苦労しながら働いているんですからね。



 とはいうものの、私たち経営者も政治家と同じく、今現場で働く社員やパート・アルバイトさんのやりがいや満足感 に対して、どれだけ叶えてあげられているのか、そしてどれだけそのために努力しているのか、問われるところであります。



 自分自身にそう投げかけた時に、まだまだ努力不足は否めないところです。そのためにも、自らが先頭に立って明るく楽しい職場づくり、そして若いスタッフたちのスキル向上のため積極的にアドバイスをしながら、お互いに 『 幸せ感 』 を味わえる職場環境にまい進してまいりたいと思います。



 さて最後になりましたが、今回の幸福度ランキング第1位のフィンランドの国民よりも今のところ(?) 世界一幸せ者の男をご紹介いたしまして今月の投稿を終えたいと思います。

 



  今月もご覧いただき誠にありがとうございました。