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3月号   『 感謝・感謝・感謝・・・・・ 』       Ⅴol.74

3月号   『 感謝・感謝・感謝・・・・・ 』       Ⅴol.74



 みなさん、こんにちは! 3月末・春爛漫、今月の徒然日記を投稿いたしたいと思います。



 さてみなさん、いよいよ待ちに待った春がやってきましたね!我が家の近くに長瀬川という川がありまして、毎年の事ですが、その川沿いに約1kmの桜並木の花が咲き乱れ春の訪れを感じさせてもらっております。そして、毎年4月の初め頃になると仕事を終え帰宅後、カミさんと散歩がてら手軽な夜桜見物をしております。

 



 そして、ドリーム東大阪店の方では長い3ヶ月の冬眠から覚めて積極的に前に打って出る時期になりました。(この3ヶ月寒い中、それなりに一生懸命に頑張ってきたんですけどね・・・) ⇒ そらそうと啓蟄ってご存知ですか?

 



 3月末、この3日間の特売期間の営業成績もこの1月2月の月末と違って春めいて、何か活気を帯びてきた感じがいたします。月末晴天が続きましたからね。この勢いで、春から夏へ強気の商いへと繋げていきたいと思います。





 話は変わりますが、毎年年度末の3月末になりますと日本全国津々浦々で何かが終わり、そして4月に何かが新しく始まるそんな時期であります。その中の一つとして、NHKの朝ドラ 『マッサン』 が本日最終回を迎えました。今回の朝ドラは、ウィスキー絡みということでこの半年間欠かさず視聴しておりました。

 



 今朝、カミさんとテレビの前に陣取って正座こそしませんが、神妙な面持ちで 8:00 からの最終放映を視聴いたしました。最後、マッサンに連れ添ってきた奥さんのエリーさんが他界するのですが、私もカミさんも見終わった後、顔はクシャクシャになっており、「エリーさん、よう日本でがんばったなー」 とか 「マッサン、エリーちゃんがいなくなったら寂しいやろな」 とかお互い老夫婦を自分たちに重ねながら涙しておりました。

 

エリーさんが、若い頃スコットランドのお父さんから授かった人生訓です。まさしく幸せな冒険旅行を終えたのです。

 



 私もこの年になって自分の人生をふと振り返り、ある時はなつかしく、ある時は悔しがり、ある時は自省し、そして人生を支えていただいていた周りの人たちの有難さに感謝する想いにふれるときが多々あります。40代、50代の時には、そんなに意識はしなかったことも今回のドラマのように自分自身に重ねることが多くなりました。





 半年前のことになりますが、これもNHKのBS放送で 『小椋 佳さん』 の特番を視聴いたしました。9/12~9/15までの4日間コンサートを前半後半として二夜続けての後日放映でしたが、40数年前のわが青春の歌ということで楽しみに見ました。

 



 そのコンサート名は風変りで上記の通り、『生前葬コンサート』 ということでした。ご覧になった方々も多いかもしれませんが、その一部をご披露させていただく前に、小椋佳さんのプロフィールをご紹介いたします。

 



 いかがでしょうか?上記の異色な履歴の持ち主ですが、今の若い方々はなかなかご存じないかなと思います。小田和正は知ってるけど、小椋佳は?ってな具合ですかね。「さらば青春」「少しは私に愛を下さい」「めまい」などなど素晴らしい名曲が多いんです。そして、なんといっても小椋佳さんの楽曲の素晴らしいのは、その歌詞です。

 



 



 花鳥風月や哲学的なフレーズが織りなす美しい日本語が絶賛です。人生の機微などもその歌詞からうかがい知ることができます。その感性は、どこから来ているのかと思いましたら、やはり彼もまた山あり谷ありの人生であったようです。



 57歳のとき、胃がんの手術を受けて胃の4分の3を切除されたこともあり、またご子息が若年性脳梗塞を発症し、寝たきりの長い闘病生活を看病されたりと様々な苦難を乗り越えられたと聞いております。



 そんな小椋さんが、4日間コンサートの最終日最後の100曲目に歌われた曲が、この日の為に作詞作曲された新曲 『 顧みれば 』 でした。笑みを浮かべてさらりと歌われたのですが、でも私には彼の人生のすべてを凝縮された熱い言霊が伝わってまいりました。まさしく生前葬コンサートにふさわしいものでした。

 

 恥ずかしいことに涙しながら、その言葉の意味するものを噛みしめ聞かせていただきました。皆様にもその歌詞をご覧いただきたいと思います。特に、60歳以上の方には是非とも・・・・。

 



 まことに僭越ではありますが、この小椋佳さんの歌詞を拝借して私自身も



   『 私の人生に関わったすべての方々に ありがとう!』



                 と皆さまに申し上げたいと思います。





 今回の投稿は、仕事関係抜きになりました。今朝の 『 マッサン 』 を見て、つい感傷的になり、小椋佳さんまでの話になってしまいました。予定していた今月のテーマは 『 ビジネスは、価格に生きて、価格で死ぬ!』 という内容にしていたのですが・・・・。



 次月号で、春の勉強会のおさらいと商品価格値付けの大切さについてお話させていただくことをお伝えして今月の投稿を終えたいと思います。



今月もご覧いただきまして誠にありがとうございます。



                 それでは、ごきげんよう さようなら