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6月号  『 利益率を押し上げる工夫を! 』  Ⅴol.65

6月号  『 利益率を押し上げる工夫を! 』  Ⅴol.65



 みなさん、こんにちは! 今月も徒然日記を投稿したいと思います。



 さてこの6月、日本国内外あちこちで盛上ったあのサッカーワールドカップも日本敗戦の中で終わってしまいました。と言っても、これからブラジルでは決勝リーグが始まるんですが、やはりイマイチ気合が入りませんよね!



 私としては、この忙しい時期に寝不足から解放されてお中元ギフト包装に専念できますので、それなりに良いんですけどね。でも、7/14の最終戦 リオネル メッシ VS ネイマールの決勝対決試合(?)は、しっかりと見たいものです。やはり、優勝はブラジルですかね。

 



それにしても終わってしまったことですからボヤキはしませんが、鳴り物入りの割には日本代表本当にふがいなかったですね! キリンビールさんもスポンサーとして、がっかりですね。世界の壁は厚かった。

 



 私のような年(64)になりますと、最近若い衆に 「人生というものは、勝ち負けの尺度で測るものではないよ。結果じゃなくて、プロセスだよ。」って、カッコつけて話しするものですが、ただスポーツの世界はそんなものは一切通用しない。『勝って何ぼの世界』 なんですよね。



 そしてスポーツ選手も、その時代、時代の中で世代交代して若いスタープレーヤーへと新陳代謝していくのですね。マラドーナから、メッシへ、そしてロナウジーニョからネイマールなど次なる人材と話題には事欠きません。これが伝統の力と申しますか、日本のホンダ!しっかりせーよ! 口達者だけやったら、アカンぜよ! ACミランの10番が泣いてるよ!







 さて話題は、ゴロッと変わりまして世代交代と言えば、みなさんすでにTVや新聞でご存知のように、サントリーの社長がローソンの新浪剛史氏(55)に今年10月交代するという事が発表されました。それも子会社じゃなくて総本山のサントリーホールディングの社長という事で・・・。

 



 新浪氏については、2013年10月号 『 2020年のあるべき姿 』 Ⅴol.57 [ココをクリック] で私なりにご紹介しておりますが、今回の詳細については、東洋経済オンラインネットの中で述べられていますのでご覧いただきたいと存じます。 http://toyokeizai.net/articles/-/40922 ( ココをクリック )





 それでは、話しを私たちの身の丈B5サイズに縮小しまして今回のテーマであります 『 利益率を押し上げる工夫を!』 についてお話させていただきたいと思います。

 

さて毎年この時期になりますと、ドリーム本部主催の秋季勉強会(本年9/9予定)の準備第一弾として研修会のテーマ及びサブテーマ決定のための会議を開いております。過日、本部スタッフ全員で喧々諤々と意見を述べ合う中で、以下のテーマに決定いたしました。

 



 上記、研修テーマのベースとして今年の行動スローガンであります

 

  

                     を具体的に絡めております。 





 今年はギフト元年と銘打って、2014年上半期のギフト販促について様々な経緯の中で 『近くて便利 まちギフト』パッケージ が誕生いたしました。これを機にこれまで各加盟店様におかれまして、年中ギフトの販促強化を推進された結果、順調に売り上げ・利益を増やされておられる店舗さまが多数ございます。

 

       

 特筆すべきは、粗利益率の向上が判を押したように各店成果として表れてきております。このように今まで特段意識的に力を入れて販売してこなかったカテゴリーをチェーンの仲間みんなでヤイヤイとギフト・ギフトと言っているうちに何か形になってくるんですよね。



 そしてみんなで同時進行しているものですから、他店の成功事例などをすぐに取り入れてより効果的な販促活動が実施できる。これが良いんですよね! ただ中には、立地環境や客層が違うなど取り巻く環境の違いなどで行動に移せておられないお店もございます。



 でもそれでも良いのではないかなと最近現場を回るなかで感じることがあります。やはり店舗の広さとか立地状況の厳しさなど物理的にどうしようもない現実もあります。ただ少しずつでもギフト強化は実施して頂きたい。売り上げ全体の粗利益率を上げるために! と思います。



 そして何よりもギフト以外でも粗利益率を高める工夫をどのように心掛けているのか! なかなか日常販売活動の中で意識されているお店は少ないと思われます。これからの時代は間違いなく低粗利率の店舗は、ふるいにかけられて淘汰されていくのです。



 皆さんの周りにあるドラッグストア・ホームセンター、ファミレスやコンビニ、アパレルや旅行観光業、様々な業種において今や『量より質』の転換を推進し、粗利益率の改善を達成しております。

 



 粗利益率を上げるといってもそう簡単に上がるものではないと皆さんお感じになっておられます。その通りです。汗水流しての努力だけでは達成できません。お客様に相対して様々な工夫がいるのです。そのためには、日々のルーティンワークをこなしながらしっかりと販売技術や商品知識取得など専門性を高めていかなければなりません。そして、その工夫された内容をどのようにお客様に情報提供していくのか、伝える力が不可欠となります。そして、その販促パターンをチェーン仲間全員で共有することです。



 また適正な在庫量のあり方や鮮度管理不良からくる見切りや廃棄ロスの問題、心のこもった接客、その他様々な要件で粗利益率というものは上下してまいります。

 



 今回の秋季勉強会では、そのような要件を一つずつ一つずつ洗い出して、そしてその問題を改善していく中で結果として売り上げは芳しくなくてもしっかりと粗利益額は確保できる、そのようなお店作りのあり方が明確になる研修内容にしてまいりたいと思っております。



 また、今年の夏ギフトについて好成績を出された加盟店様のプレゼンテーションも予定しております。今年もいよいよ折り返し地点に差し掛かりました。来年の一月に2014年後半は自店にとって何か弾みとなる半年であったと回顧できるイメージを持ってご商売に精進して頂きたいと思います。





 そのためにも是非とも9月9日の秋季勉強会にご参加賜りますようお願い申し上げまして、今月の投稿を終えたいと思います。



               月もご覧いただきまして誠に有難うございました。



 〔P.S〕 

 

                              

         まずは、ご報告まで・・・・。