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4月号  『 リーダーに贈る17の言葉 』  Ⅴol.63 



    4月号  『 リーダーに贈る17の言葉 』  Ⅴol.63 



 みなさん、こんにちは! 今月も徒然日記を投稿したいと思います。



いよいよ今年もゴールデンウィーク、大型連休突入といったところですね。世間では海外旅行者数が昨年より20%増ということで、行楽ブームが消費税増税後と言えども活況を帯びているようです。日本全国、野山においては百花繚乱と申しますか、華やかな木々やな草花が咲き誇り、本当に短い春を通り越してまるで初夏の陽気に日本列島が包まれてております。





 そんな陽気の中で、相変わらず私の方は、あちこちと加盟店訪問やエリア会議への参加などで走り回っております。先日、4/16に岐阜・愛知のエリア会議の帰阪中、名神高速道路上で岐阜県から滋賀県へ入ったところにある湖東三山SAに、たまたま休憩のため駐車したところ、奇遇にも下記のようにピッタリと走行距離24万Kmで止まっておりました。

 



 過日、2012年6月号(←ここをクリック)にて、北陸の出張中に20万Km越えを投稿しておりましたが、あれから一年と十ケ月経過して地球一周分(約4万Km)を走行したことになります。本当にタフな車だと思います。ここまで来たら、あと三年頑張って、30万Kmの大台までホンダアコードの老体鞭打ちながら、チャレンジしてみようかなと思います。当然、車だけではなく、私自身の心身ともに、ということも伴いますけどね・・・。



 さて話は変わりますが、全国で肉体老化のなか強い精神力で、今もなお現場最前線で奮闘されているアスリートや経営者が数多くおられます。ご存知、80歳にしてエベレストに3度目の登頂を果たされた三浦雄一郎さんがそうです。



 経営者としても意気軒昂でまだまだ若い者には負けんぞ!という方も多数おられます。その中のお一人を今回ご紹介いたしたいと思います。私の場合、お会いしたこともありませんし、お店にて飲食したこともない方なんですが・・・。

 



 私が話題にするのも恐れ多いのですが、そうです! 江戸前 鮨処 「すきやばし次郎」 店主 小野二郎 さんなのです。





 三日前自宅にて、いつものように夜中にゴソゴソ起きだしてWOWWOWの深夜番組を見ようと思いましたら、たまたま小野二郎さんのドキュメンタリー映画
「二郎は鮨の夢を見る」 (デビッド・ゲルブ監督)が放映されておりました。約1時間20分の放映時間でした。内容としては、時間の経過が忘れるほど印象的なドキュメントでしたので、そこで映画解説の記事を添付しておきたいと思います。



 [ 解 説 ]

 

 アメリカ人監督のデビッド・ゲルブが、東京・銀座の名店「すきやばし次郎」の店主で寿司職人の小野二郎さんに密着したドキュメンタリー。大正14年(1925年)生まれで現在も現役の小野二郎さんが店主を務める「すきやばし次郎」は、「ミシュランガイド東京」で7年連続の三ツ星を獲得し、ヒュー・ジャックマン、ケイティー・ペリーら世界のセレブも訪れる名店として知られる。その寿司に感銘を受けたゲイブ監督が、3カ月にわたり二郎さんに密着。二郎さんの仕事に対する誠実な姿勢や、父を超えようと切磋琢磨する2人の息子との師弟関係などを描き出していく。

 



聞くところによると、ミシュランガイドで三ツ星を獲得されている世界中のお店の中で、最高齢の料理人が小野二郎さん(88歳)という事らしいです。このことは、ギネスブックにも登録されているとのことです。

 また、お時間がありましたらレンタルビデオ屋さんでDVDを借りられて視聴されてはいかがでしょうか。



 私の場合、夜中であるにもかかわらず、目がさえて思わず見入ってしまい、あっという間の80分でした。本当に小野二郎さんの仕事に対してのひた向きさとお人柄に感銘いたしました。業種は違えども同じ自営業者として見習うべき事柄が多々ございました。東京へ行った時に、是非とも立寄って暖簾をくぐってみたいものです。ただ、一貫2000円の鮨は、さすが手が出ませんね!



 そこで、小野二郎さんの握りを召し上がった感想を述べた記事がありましたので、ご紹介しておきたいと思います。週刊朝日編集長 長友佐波子氏のコメントですが、その中で 『 たかが鮨、されど鮨 』 その凄さを感じ取っていただきたいと思います。



 





 さて、鮨の話はこれぐらいにして今月のテーマであります 『 リーダーに贈る17の言葉 』 についてお話を進めてまいりたいと思います。

 



  (談) 佐々木常夫氏  (株) 東レ経営研究所 元 代表取締役社長

  

 

 この本との出会いは、ひょんなことからであります。実は、某薬メーカーに勤める長女が、この4月に東京に転勤することになりました。家内が引っ越し手伝いのため、娘と一緒に部屋の片づけをしていた時に娘の本棚から出てきたのが、この一冊の本でした。



 家内が、さりげなく読んでみようかなと思ってページをめくり始めたようです。専業主婦の家内が、読むにはピンとこないタイトルだったのですが、何か目に留まったようです。読み終えてから、私に是非とも読んでみては・・・ということで、差し出されました。娘から、借りた本ということで。



 読んでいくにつけ、内容もさることながら、佐々木氏の生きざまについて深く感銘したのでありました。そのプロフィールにある波乱万丈の人生の中で執筆された書籍ということで、本当にカジュアルでありながら、リアリティな深みのある内容でした。



 是非とも、皆様にも読んでいただきたい内容で、経営者の方々だけでなく日々現場で働く全国の仲間の方々にお奨めしたいと思います。内容についての感想やコメントについては来月5月号にて述べたいと思いますが、まずは皆さんにインターネットで『佐々木常夫氏』でクリックして、彼のプロフィールを知って頂きたいと思います。



 今月号は、前段が長すぎて最後は尻切れトンボになってしまいましたが、続きは次月号でしっかりとそのリーダーシップのあり方やそれとは別に紙面がありましたら、今月末TBS局で始まりました『ルーズヴェルト・ゲーム』でのリーダーシップを含む人間ドラマについてお話しさせていただきたいと申し上げて、今月の投稿を終えたいと思います。



       今月もご覧いただきまして誠にありがとうございました。