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9月号 『 秋季一泊研修から学んだもの 』

9月号 『 秋季一泊研修から学んだもの 』

 みなさん、こんにちは! 『 暑さ寒さも、彼岸まで 』 とよく言ったもので、ここに来て朝晩ちょっとずつ冷んやりとしだしてきましたね。 

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さて、あの猛暑の続いた8月のビール系飲料の出荷数量データーが先日発表になりました。
 結果は、猛暑にもかかわらず 昨対比99.7% であったようです。 
 飲料水は、大幅に昨年実績をオーバーしたようですが、やはり先日の秋季研修での発表にもあったように酒類の消費全体が減少傾向にあるのは如実に出てきております。
 今後の大きな参考指標にしていきたいと思います。
 


 
 さて、今月も徒然日記を掲載いたしたいと思います。

 今月のテーマは、『 秋季一泊研修から学んだもの 』 という事で、先日9月14日~15日の二日間シェラトン都ホテル大阪で開催されましたドリームチェーン定期研修会の振り返りを徒然なるままに書いてみたいと思います。

 まずは当日参加者の方々には、遠路はるばる各地区から大阪の地にお出かけいただき本当にありがとうございました。 おかげさまで各地区・各店舗間の交流も深まり、参加者の方々から好評をいただきました。 

 改めて申し上げますと、今回のテーマは 『 お客様に自店の強みを表現しよう!』 でありました。そして、サブテーマとして「お客様に支持される他店との違いはありますか?」 という事で研修を進めてまいりました。

 今回のプログラムの特徴として、毎回『カンブリア宮殿』や『ルビコンの決断』などTV番組での情報DVDを研修用に視聴したりしておりましたが、今回は加盟店の成果発表や活動報告など『よりレアな事例』を主体にしてまいりました。

 結果として各参加者の評価はとても良く、研修後に自店ですぐに活用できる内容であったと聞いております。現に研修後一週間も経っていないのに、すでに数店舗では、『ギフトの常設コーナーの増設』など、年末に向けて具体的に行動されておられます。

 『 研修なき行動はムダが多く、行動なき研修は意味がない!』 という事で研修で勉強したからには、お客様のために、そしてご自店の生き残りのために、『 行 動 』 してくださいよ!

 今回の2日間の研修内容で、いろんなジャンルでの提案や発表がありました。また、ブレーンストーミングでの意見交換でも参考になるお話がたくさんいただけました。その内容を事細かくここで書き記す事は出来ませんが、その中でのいくつかのキーワードと申しますか、ポイントをここで拾い上げてみたいと思います。

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 ポイント①
   ・主たるお客様の世代を50代60代を中核として販売戦略を組み立てていく。

 ポイント②
   ・酒屋のカンバンを捨てて、非アルコール商材の拡販に軸足を向けていく。

 ポイント③
   ・非アルコール商材でもアイテムではなく、利益カテゴリーとしての柱を作る。
    ( 年中ギフトや飲料水など ⇒ 全体粗利額構成比 50%を目指す )

 ポイント④
   ・再度、戦闘商品及び戦略商品の見直しをして、粗利益ミックスを徹底する。

 ポイント⑤
   ・無駄な経費をかけずに、高粗利率商材をお客様に提案し、利益の効率化を図る。

 ポイント⑥
   ・自店の『強み』(競合店との違い)を再確認し、無ければ真似して取り敢えず作る。

 ポイント⑦
   ・自店の『強み』を情報トライアングルにて、お客様に定期的にアピールしていく。

 ポイント⑧
   ・情報トライアングルをさらに進化させて、決断効果トライアングルを付加させていく。

 ポイント⑨
   ・自店が儲かるための宅配ではなく、お客様が喜んでいただく外販システムを構築する。

 ポイント⑩
   ・ 『 試練のとき、何をすべきか、どこまでやれるか!』 の繰り返しを実践する。

 以上、掻い摘んで書いてみましたが、その他にもすぐにでも実施出来るお話もたくさんいただけました。取り敢えず、ポイント①から⑩までのうち、やり易いものから具体的に実施してみて下さい。必ずお客様は増えます、売り上げが増えます、利益増につながります。 間違いありません!


 最後に今回の研修時、特に印象に残ったことを書き記して、今月の徒然日記を終わりたいと思います。

 それは、和歌山の江川さんのお話の中からですが、ある飲料メーカーC社の営業さんの 『 ポテンシャルのお話 』 は、すごく納得しました。これは、当日お聞きになった方しかわからないと思います。当日欠席の方には、またの機会に私の方からお伝えしたいと思います。

 もうひとつ、江川さんのプレゼンの締めくくりにおっしゃった言葉で『原点回帰』の重要性です。江川さんは、毎回の研修に参加されて他店の情報や業界の流れ、更には消費者動向など、研修会の中でいろいろと吸収され学ばれています。しかし、それ以上に心に期しておられるのが、秋季研修の中で『商人の原点』を再確認することであるとお話されておられました。 ここに、江川さんの凄さを感じてしまうのは、決して私だけではないと思います。
                         
 それでは、また来月に・・・。

『商人の原点』 ⇒ 私の思うところ ⇒ 常にお客様のことを見続けること
    
そして、自店を自分自身をお客様視点で見続けること
      
“ 全ては、お客様のために・・・!”ではないかな?

   1009_egw.jpg(7990 byte) ⇒ 江川さん、合ってますか?


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