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12月号  『 2016年を振り返って・・・ 』  Ⅴol.94

  12月号  『 2016年を振り返って・・・ 』  Ⅴol.94



 みなさん、こんにちは! いよいよ今年最後の徒然日記を投稿したいと思います。

 

さて今年も残すところ、あと数日といったところですね。各店では、本日から大晦日までの予定で年末特売チラシを配布されているところも多々あると思います。 いよいよ最後の追い込みといったところですかね。





 東大阪店でも12/22 ~12/25 までの4日間歳末大売り出しを開催いたしました。なかなか昔と違って月末チラシを配布したからといって爆発的に売り上げが増えるという時代は終わった! という考えは、皆様と意を同じくするところであります。

 

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 ただ多くは期待していなかったのですが、今回新規のお客様もチラホラご来店いただいたりして、さすが歳末期だなという感覚であります。また、その新規のお客様の購買内容を見ていますとギフトや地酒関係が多いのに驚かされました。



 近隣にお菓子や飲料水・ビール系飲料地域最安値のドラッグストアが出現したのも起因していると思いますが、お客様のドリームに求める商品内容が変化してきたかなというのが最近の感触です。そこら辺を今後の販促ポイントとして来年は強化していかなければいけないと分析いたしております。



 さて、話は変わりまして私事でございますが、先日毎年恒例の年末お墓参りを行ってまいりました。年寄りじみたことを言うようですが(年寄りですけど・・・)、お墓の前に立つと何か身がしまる思いがいたしまして、ご先祖様への一年間の感謝と同じく来る年も家族の無病息災・家内安全そしてお店の商売繁盛をお願いして線香をあげてまいりました。



 私の場合、お墓参りは年に6回は必ずお参りしております。春秋のお彼岸、両親の命日、そしてお盆と今回の年末という内訳であります。このルーティンは、何十年間変わらず続けております。ただ墓地の周りは年々様変わりし、横には阪神高速道路が出現し、2年前には何と日本一高い(300m)商業ビル『あべのハルカス』 が誕生いたしました。 ご先祖さんもビックリ! といったところでしょうか。

 



 この墓地は俗に『阿倍野斎場』 と言いまして、正式名は『大阪市営 南霊園』 であります。明治7年完成したと文献ではありますが、井上家の場合大正時代に大阪市から墓地権を取得したと聞いております。当時大阪市中央区の松屋町通りにて酒屋を営業していた関係で権利を得たということらしいです。



 最近、お墓参りをされている方々の様子を見ていますと、5~10人ほどの家族三世代で来られている方がほとんどありません。核家族化が進行していることが原因なのでしょう。またお墓参りという風習が希薄化しているのも事実だと思います。何か日本文化の大切なものが一つ一つ無くなりつつあるのが寂しい限りです。



 私の幼少のころは、お墓参りに行くよ! となると、学校の遠足のように前の晩からワクワクしていたのを覚えています。何故なら、お墓の横には、天王寺動物園があり、お墓参りの後に必ず行っていたのです。はっきり言ってご先祖さんに手を合わす意味なんか、まったくどうでも良かったのです。(いや、少しはありましたけどね・・・)



 さらには、向かいの近鉄百貨店の10階大食堂でのお子様ランチ(なぜか日の丸の国旗が立ててありました)とホットケーキを食べるのが子供にとって何とも言えない至福の時間でありました。この一連の行事を今後とも子供たちから孫へと引き継いでもらいたいと願っております。時代が、ホットケーキからミックスピザに変わってもね。

 





 ちなみに私は生まれてこの方66年間、現住所である東大阪市横沼町から一度も住民票を移したことがありません。おそらくこれからもないと思います。ということは、私の人生最初で最後の引っ越し先は、この阿倍野のお墓ということになります。早ければあと数年後には、お世話にならないといけませんので、(意外としぶとく100歳まで届いたりしてね・・・)今後のお墓参りに関しては新たな気持ちでお墓の清掃を心がけたいと思います。



 さて、今年も12月初旬に月刊情報誌 「日経トレンディ」が、 『 2016年 ヒット商品ベスト10 』 を発表いたしました。毎年恒例のこの発表内容は、日本全国で2016年に発売された商品やサービスを 「売れ行き」 「新規性」 「影響力」 の3つの項目で総合的に判断し、それぞれのヒットの度合いを評価し、ランキング集計したものであるらしいです。私たちの業界には、それほど関係するものは見当たらないようでしたが、この1年を思い起こしながら振り返り、何かの参考にしていただければと思います。

 

 



 そして、国内で発生した2016年 10大ニュースとして取り上げられた事としては、今年4月に熊本で発生した大地震(4月号でも取り上げました)、それと現在も引き続き話題となり、また来年の都議会選を睨んだ新党結成なども話題豊富な小池新都知事、そして何よりも今夏日本中を感動の渦となしたリオ五輪日本選手団、さらに上記にあるように功罪両面を兼ね合わせたポケモンGO旋風etc 今年も喜怒哀楽さまざまな出来事や事件がありました。読売新聞社提供資料から画像だけですが、下記に列記しましたので振り返っていただきたいと思います。

   

    

     

    

       

        

    

      

      

       



 さて、ドリーム東大阪店2016年5大ニュースといえば、まず第一位になるのが今年9月の段上前店長の退職であります。バイト時代を含めると約12年間ドリームに従事してもらっていたのですが、本人の将来に向けての人生設計を真剣に考えたうえでの退職申し出でありました。



 約半年間の引継ぎなどを踏まえてお互い何のわだかまりもなく、彼の第二の人生へと送り出しました。一昨日の日曜日も久しぶりに子供二人を連れてお店に遊びに来てくれました。年明けにゆっくりとお互いの近況報告を兼ねて、飲み会をしようということで別れました。

 



 さて、第二位となるのが、松藤店長の成長であります。特にこの3ヶ月は段上君の空白を見事にリカバリーしてくれて、恐れていた上得意様の顧客離れもなく、スムーズに移行することが出来ました。逆境を克服して自らのスキルを向上させてくれたと喜んでおります。



 第三位は同じくスタッフ関係になりますが、“待ち人来たる!” と申しますか、段上君の後任に10月より入社いたしました勝間田チーフの登場です。以前、学生時代に当店でのバイト経験があり、即戦力としてこの3ヶ月間頑張ってきてくれました。まだまだ「若気の至り」ということで考えの甘いところも多々ありますが、今後の教育次第でパートの堀井さん共々、松藤店長を支える頼もしいスタッフになると確信いたしております。



 第四位は、23年ぶりのサインポールパネルの張り替えであります。以前にもこのコラムにてご紹介いたしましたが、広島の中尾さんのおかげで小規模事業者持続化補助金制度活用に応募し、合格通知を頂き、費用をかけて思い切って下記の通りパネル交換いたしました。

 



 後述いたしますが、このパネルの差し替えは単なる新品に交換したというものだけではなく、今後のドリーム東大阪店の目指すべき方向性を広くお客様にアピールするものであります。そういう意味では第一位に挙げられる内容でもあります。



 さて第五位でありますが、ちょっと暗い話になりまして申し訳ありませんがこのコラムでも再々お話ししていますように店舗前面道路の交通規制問題であります。この規制は、場合によって致命傷になりかねない大きな出来事であります。しかしながら長年商売をしておりますと予期せぬ困難がある日突然ということが多々ございます。

 



 先述の熊本大地震もそうです。この窮地をいかに克服するか、熊本の皆さんもドリーム東大阪店も今後とも前に向かってやるべき事をしっかりと見定めて、次なるステージを求めてまず行動していかなければなりません。



 以上、ドリーム東大阪店における今年の大きな出来事でした。特に第四位に挙げましたパネル変更内容は2017年の営業活動において大きな指標となり、2017年3月までに作成する
『 Remake 2020 』 の中核テーマとなります。

    



 そこでさらにその内容を具現化していく、いわゆるトヨタのカイゼン 『 視える化 』 を推進していく所存であります。例えば、数値目標として2020年までに東大阪店では、売上粗利益率を20%台に引き上げていく高い目標を掲げていきます。



 そして、それが達成した暁には共に数値達成を成し遂げた若いスタッフ達に、経営権も含めた権限の委譲を実施したいと思っております。そして、その2020年までの活動プロセスを私だけでなく、東大阪店だけでもなく、本部や全国の加盟店様と共に、共有・協働して目指すべき目標を達成したいと願っております。



 そのためにも、今後とも皆様方には現場に基づいた忌憚のない御意見・御提案を、来る年も頂戴できますようお願い申し上げまして、本年の『徒然日記の締め』 とさせていただきたいと存じます。



 今年も徒然なるままに他愛無い内容で書き綴ったことと思います。それにもかかわらず、この一年ご覧いただきましたこと厚く御礼申し上げます。



 来る年も世相の流れとともに業界のお話しや消費者の動向、さらには私なりの座学について深掘りしながら語ってまいりたいと存じますので今後ともよろしくお願い申し上げます。



     それでは、みなさま良いお年を!!  そして、来年もよろしく!!