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11月号 『 今年のお歳暮 豆知識 』 Ⅴol.46



    11月号 『 今年のお歳暮 豆知識 』 Ⅴol.46



 みなさん、こんにちは! 今月も徒然日記を投稿したいと思います。



 さて、いよいよお歳暮ギフトの大量包装も始まり年末だなと思わせる今日この頃ですが、みなさんのお店では、いかがでしょうか。今年の歳末は、選挙がらみもあり、どのように推移していくのか今いち不透明なところがありますね。



 全体的には、日本全国津々浦々まで『節約ムード』といったところですので、今年の歳末商戦は本当に厳しい状況を覚悟しなければなりません。ただ、選挙も商売も最終的には『草の根運動』といったところで一人一人のスタッフの現場での頑張りに懸けるしかありません。来年、また会議にてお会いするときに何かひとつでも成果として報告しあえるよう頑張ってまいりましょう。





 さて、お忙しいときに誠に恐縮ですが、今月号の冒頭でのお話しは、先日11月19日に軽井沢に出掛けました事を徒然なるままにお伝えしたいと思います。



  実は、過日長野県上田市の酒匠米匠 現金屋様のご長男さんの結婚披露宴にご招待をいただき、いつもの通り車にて片道約500Kmを飛ばして行ってまいりました。さすが軽井沢は遠かったです。ひと山越えれば、群馬県ですからね。



 ただ、道中の車窓からは、何ともいえない素晴らしい晩秋の風景が流れるように目に飛び込んできて、長時間の車の運転の疲れなど吹っ飛んでしまいました。

 



  東名小牧JCTから、中央高速道に入り、恵那トンネルを越すとすぐ右手に南アルプス(赤石山脈)が見えてまいります。そして、一時間もすれば、諏訪湖の手前の岡谷市から、長野自動車道に入り、すぐに松本市に入ります。すると左側には、北アルプス(飛騨山脈)が雲の切れ間から見え隠れして、これまた何ともいえない壮大さを感じさせていただきました。



     

 

 さらには、佐久・小諸JCTを右折し、上信越自動車道に入り、いよいよ軽井沢ICに近づくとあの活火山で有名な浅間山が、見えてまいります。前日の雪でうっすらと頂上は、雪化粧しており紅葉との色の織り成すコントラストが何とも言えませんでした。



 そして、翌日は現金屋様のご子息堀内俊哉君(25)の結婚式です。式場は、プレストンコート軽井沢という星野リゾート系列のホテルでした。さすが、軽井沢と申しますか、大変自然環境に恵まれたお洒落な式場でした。私もこの歳になって過去にたくさんの披露宴に出席させていただきましたが、あのような自然に囲まれた中での挙式は初めてで本当に素晴らしいものがありました。



 

 

 上記の写真にもあるように、お似合いのお二人で彼らを肴に美味しいワインやお食事をいただき楽しい時間を過ごさせていただきました。 堀内社長、奥様 本当に有難うございました。

 そして、これからの若いお二人は、ご両親を助けて現金屋さんのご繁盛に貢献していただきたいと思います。

      お二人の今後ますますのご発展とご多幸を祈念いたしております。 お幸せに!!



  

 

 さて話しは、仕事の方に戻りまして今回のテーマは、『 今年のお歳暮 豆知識 』 とさせていただきました。



 毎年、この時期になるとアサヒビールさんが、外部コンサル会社に依頼して『今年のお歳暮傾向値』としてネット上で発表されております。「ハピ研」(青山ハッピー研究所)というんですが、一度検索してみてください。



 今回は、そのページに掲載されている内容を掻い摘んでご案内したいと思います。

              

 まず、「この冬お歳暮を贈りますか?」という設問に対して、60.1%の方が贈答意向があることが確認されました。過去3年間の同時期に実施した調査では、2009年では63.1%、2010年が65.0%、震災のあった昨年は54.9%とやや意向が下がったものの、この冬は60%台までギフト需要が持ち直しつつあることが伺えるようです。



 このデータから感じ取れるのは、昨年から本部が提唱する『絆作りマーケティング』の一環としてギフト市場においても、最近では人との絆やコミュニケーションを大事にする傾向も高まっており、身近な家族や友人へのお歳暮ギフトなどを見直す人々も少なくないようです。

             

 次に世代別についてですが、『贈る予定がある』という声は、若い20代で25.8%と低調であったものの、既婚者の増える30代で39.3%と一気に上昇。さらに40代で44.7%、50代で55.0%と世代とともに徐々に増加し、60代で69.6%70代以上ではピークの69.8%を占めています。

 何と10世帯に7世帯の割合でお歳暮を贈られているわけです。



 このデータから何を検証するのか、そしてどう対策を講じるのかです。我々地域密着型の商いを展開する小規模店舗の実情として、どうしても高年齢層の顧客が中心となっております。これを逆説的に捉えてみると、上記のデータ結果から『お歳暮ギフト』は、私どもの店舗においては、顧客ターゲットとして最適の商材となる訳です。

              



 さて次は、一家庭あたりの平均贈答件数は、「3.62件」。ちなみに過去4年間の平均贈答件数を振り返ってみますと、2008年が4.04件、2009年が3.96件、2010年が4.18件、2011年が3.99件であったことから、今年の贈答件数はやや減少傾向にあることがうかがえます。最も多かったのが「2件」でした。



 やはり、虚礼廃止や節約志向のため、件数減少傾向にあるものの当チェーンにおいて着実に受注件数を増やしている店舗が数店あります。その店舗の活動内容を見てみますと、一家庭当たり一件しか受注できていない顧客に対して、若干のDM費用がかかっても必ず前回お買上リストを送付して受注件数を増やす努力をされておられます。



  ここでも、ギフト好成績店は、やはり新規客獲得活動と同時に、既存客を育てる手法を使っていると推察できます。





 そのほか、参考にしていただきたいグラフや表を下記にご紹介しておりますのでご覧いただければ幸甚でございます。



 それでは、最後になりますが、私が加盟店の皆さんに『年中365日ギフト強化』をお奨めする理由をいくつか列記いたしまして、今月の投稿を終わりたいと思います。

  

           今月もご覧いただきまして誠に有難うございました。



 





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