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9月号 『 安売りするな! 価値を売れ! 』 Ⅴol.44

9月号 『 安売りするな! 価値を売れ! 』 Ⅴol.44



 みなさん、こんにちは! 昔から、『 暑さ寒さも彼岸まで 』 とよく言ったもので、ここに来てやっとこさ朝晩涼しくなってきたように思えます。



 いよいよこれからは、『 味覚の秋・食欲の秋・そして年末商戦準備の秋 』 といったところでしょうかね。下記にあるように 『 焼さんまとキリンの秋味 』 のマリアージュ! この時期にしか口に出来ない組合せですので、大いにお試しあれ!

 ・・・秋味はメーカー終売になっていますが・・・(^_^;)

 

 さて、今月の徒然日記を寄稿したいと思います。今月のテーマは 『 安売りするな! 価値を売れ!』 とさせていただきました。 このフレーズは、ある書籍のタイトルなのですが、今月はこの本をご紹介しながらお話しを進めてまいりたいと思います。



 実は、この本、私は1400円支払って買い求めたものではありません。先日、好評のうちに終了いたしました2012年 秋季店長研修の加盟店発表 (
姫路店 田中店長 ・ 津田本店 津田店長 ) の準備打合せの中で、姫路店の田中店長からいただいたものです。



 彼は、毎月大阪で開催される月例エリア会議の帰りに大阪駅の本屋さんで必ずビジネス書を一冊買い求めて帰っているということです。今回の書籍は、その一冊でこの度の秋季研修のテーマと相通じるものがあるということで是非とも読んで見て下さいということでいただきました。

 
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 姫路の帰りの車の中で、パラパラッと走り読みをしてみましたら、案の定私たちの商売に当てはまることがたくさんあるなと思い、これはしっかりと読破しなければと思った次第です。また、同じく発表の準備打合せで同日帰りに三木市の津田本店さんに寄って津田店長と発表内容のチェックをいたしました。



 その後、津田店長に 「そらそうと、津田さんに読んでもらいたい本があるんやけど紹介するわ。」 といって先ほど田中店長にいただいた本を差し出すと、即座に津田さんから 「井上さん、ボクその本読みましたわ!」 ということで彼から本の内容について逆にお話しいただきました。

 
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 私は、皆さんもご存知のように年中全国の加盟店さんへご指導にお伺いいたしております。しかしながら、加盟店さんから逆にいろいろと教えられるということも多々あります。 今回もその通りで、しかも年中無休で頑張っている両店店長が、まったく同じ本を忙しい中でもちゃんと読んでおられることに感銘いたしました。



   『 類は、友を呼ぶ 』と申しますが、熱い人には熱い人が集まってくるんですね。





 さて、本題の 『 安売りするな! 価値を売れ!』 ですが、これはあくまでも本のタイトルでありますので、決して私は、安売りを否定するものではありません。要は、商品を販売するときに 『 安易に安売りするな!』 ということで自店の価値を訴求する前提の安売りは、大いにアピールするべきだと思います。



 家電業界最大手のヤマダ電機 山田会長は、「流通小売業で消費者が価値として捉える最大のものは、価格の安さである。」 とおっしゃっています。 ただし、『 安かろう、悪かろう 』 では、消費者は納得いたしません。



 また、販売業者としても、自店の売り物や強みが『安さだけ』では、将来のビジョンは見えてきません。やはり自店独自の付加価値をどう作り上げていくかが、この時代最大の課題となります。ちなみに、ヤマダ電機は住宅産業・不動産業に付加価値のひとつとして展開しようとしております。



 ちょっと話しが横道に逸れてしまいましたが、大事なことはいつも言う様に 安く売らなければならないものは、より安く、そしてしっかりと利益をいただくものは、その商品の価値を語れる知識等を持ってお客様に提案していかなければなりません。



 そのためにも、今回お奨めの 『 安売りするな! 価値を売れ!』 の本を購入されて是非とも『商品の価値』 というものを体系的に理解して頂きたいと思います。大変読みやすい本です。私の場合一日で完読出来ました。



 そこで、その本の内容全てをご紹介できませんので、最後に 『おわりに』のフレーズをご紹介したいと思います。





おわりに

 安売りせずに 「 価 値 」 で売る方法、伝わりましたでしょうか?

 世の中すみずみまでモノは行き渡りました。モノを売っていては、もう売れません。情報量も膨大になりました。他と同じことをしていたら、選んでもらえません。

 ボクたちを取り巻く環境は、めまぐるしく変わっています。
 だからこそ、これからの時代は、お客様との 「 関係性 」 が重要なのです。

 あなたにとって大切なお客様に出会い、そのお客様と素晴らしい関係性を築き、楽しくビジネスをすることが大事なのです。

 それが、これからの時代、成功するビジネスのキーワードになる。

 ひとつでも参考になることがあったら、すぐにやってみてください。
 やってみてダメだったら、変えればいいんですから。

 何もしなければ、何も変わりません。

 あなたのビジネスが圧倒的に輝いて、あなたとあなたの大切な人たちが
 しあわせになることを祈っています。

 最後まで読んでいただき有難うございます。



           今月もご覧いただきまして誠に有難うございました。